北海道チセヌプリ登山の時、履いていた登山靴が壊れたと先日のブログで書いた。この登山靴は、去年近所の大型リサイクルショップ店で見つけたものです。見た目はほぼ新品同様で、製品名もシリオという一応名の通ったイタリアンブランド、サイズもピッタリ合っていた。
新品で買えば2万円以上するものが、8000円の価格、これは掘出し物だと一目惚れして迷う事無く購入した。それから奥武蔵のハイキングや越後の守門岳登山で2度ほど試し履きしたが、何の問題点や違和感も無かった。
それまで履いていたモンベル製の登山靴は、底が少々擦り減っていたもののまだ十分に使用可能だったが、シリオ製の登山靴が手に入ったので処分した。そしてチセヌプリで使ってみたらこの有様、掘出し物どころかとんだバッタ物と判明した。
底が剥がれたシリオ製の登山靴
新しく買ったモンベル製の登山靴
新しい靴に買い替えたモンベル南富良野店のイケメン店員さんに壊れた靴を見せると、「見た目新しくても、古い靴は底の接着剤が劣化して剝がれやすくなってしまうんですよね。」と話してくれた。
妻が「安物買いの銭失いなんだから」と言ったけれど、たった3度履いて壊れるようなボロ靴を買って、俺の目は節穴だったと反省しきりです。しかし過去を悔やんでも仕方がない、これも人生勉強です。もうリサイクルショップの物は絶対買わないぞと心に誓った。