Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

できぬ事をなげくより、今できる事に感謝しよう。

2015年12月04日 | 日記

 12月4日(金)

 アラセブンの年寄りが書くブログなのだから、世の為、人の為になるような人生訓の一つや二つ載せたいのだけども、漫然と凡庸な人生を歩んできたものだから気の利いた文句が浮かんでこない。

 こんな時は新聞にネタを探してみる。我が家は朝日新聞を購読しているが、特に読者投稿欄「ひととき」は共感を持てる記事が多く毎回楽しみに見ている。

 先日もこんな記事が載っていた。投稿者は私の同年輩の女性、彼女は農家の主婦で夫と二人農作業に励んでいるが、体力の衰えであと何年できるか判らない。子供達も引き継いでくれないので、「私達が耕作を止めたらあっという間に田畑は荒廃してしまうだろう。」と嘆いていた。

 そんな時何気なく読んだ本に「出来なくなった事を数えるのではなく、できる事を数える足し算の考えを」と書かれており、それを読んだ彼女は「そうか先の事を考えてくよくよするより、今できている事を考えよう。」そう思ったら気持ちが楽になったという。

 この気持ち何となく判る。私も「今日もブログを書かなかったし、整体運動しなかった。ジョギングもしなかった。天気が良いのに山歩きしなかった。」とできぬ事を悔やむ日々が多く、(くだらん事ばかりで悔やんでるなあ。)欲求不満を募らせている。

 しかしこの年齢になっても「山歩きできるじゃないか。テニスできるじゃないか。食後の食器洗いだってやってるじゃないか。ブログも書いてるじゃないか。」と考えれば、気持ちも前向きになって感謝の思いすら湧いてくる。

 皆さんもう一度言います。「できぬ事を嘆くより、今できてる事に感謝しよう。」・・・・いい言葉だなあ。

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病院の検査を終えて、渋谷から池袋までウォーキング

2015年12月02日 | 日記

 12月1日(水)

 昨日都内の病院でCTとエコーの検査を受検した。13年前胃癌の手術を受けて以降、経過観察という名目で毎年欠かさず受けているものだ。検査をしたからと言って病気を防げる訳では無いけれど、まあ早期に発見できれば助かる確率も上がるだろう。「あの世への旅立ちは遠く無い。」何て時折言ってはいるけれど、実のところ健常者でいるうちはまだ死にたくない。

 検査が午前中に終わったので、世田谷区の病院から渋谷を経由して池袋駅までウォーキングで行く事にした。前回はJR山手線の東側だったので、今回は西側を歩いてみた。

 多くの外国人で賑わう渋谷の繁華街を抜けると明治神宮がある代々木の森、ちょうど紅葉が盛りだった。新宿駅の南口は次々と新たな高層ビルが建ち行く度に変貌する。渋谷に劣らず人出の多い新宿西口を抜け、大久保駅辺りから住宅街に変った。すれ違う子供連れの若い奥さん方がいずれもタレント顔負けの美人揃いに見え流石に都内と思うのは、田舎者の劣等感からなのだろうか。

 尿意を覚えて年寄りゆえ我慢の限界に達したが、都会の住宅街に放出すべき場所は無い。これが山中ならばそこらの草叢で幾らでも可能なのだが・・・・新宿百人町の公園にトイレを見つけやっと危機を脱した。

 高田馬場界隈も新宿・渋谷に次ぐ賑わいで、下校時間だからであろうか大学生風の姿が多い。西武新宿線の踏切を渡り、目白駅周辺は住宅街で落ち着いた風情だが、池袋が近づくにつれ徐々に賑わいが増し、そして見慣れた池袋西口の繁華街へ突入した。

 渋谷から池袋まで時間にすると約2時間、直線距離にすると8キロ程だろうが、アチコチ曲って歩いたからトータルだと10キロ以上はあるだろう。見知らぬ界隈も多かったのでけっこう楽しかったが、革靴で舗装道路を歩くのは意外に疲れる。じゃ何で歩いたかというと、一杯飲み屋でグビーッと美味い生ビールを飲みたかったら、「一億総活躍」を宣言された安倍総理の御心に逆らい、平日の昼間から美味しくいただきました。

渋谷駅池袋駅

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