12月29日(火)~30日(水)
スキーの初滑りに行って来ました。29日朝8時半ごろ白馬岩岳スキー場の駐車場に車を乗り入れた。直後隣に停まったプリウスを見ると岳友F夫妻と三男のY君が乗っていた。F家の人達とは毎年恒例で年末スキーを共にしている。去年は都合が合わず会えなかったので、2年ぶりの再会だ。
Fさんと私は古い山仲間で、雪山登山や沢登りでお互い命を託しあい多くの山行を共にした。私より10歳若いFさんだが実に沈着冷静な人柄で、慌てたり怒ったりしたのを見た事が無い。そんな彼の性格が慌て者で粗忽な私を随分助けてくれたのものだ。
左からY君、F夫妻、妻
岩岳スキー場は薄ら雪を被っていたけれど明らかな雪不足で、ゴンドラで上がった上部のゲレンデしか滑れなかった。人出は多くないもののゲレンデが限られてるのでリフトは10分待ちの大渋滞、若い頃なら欲求不満で頭にきただろうが年寄りの今はあまり滑れない方が逆に疲れなくてありがたい。
リフト待ちの列
少ないながらも雪質は良いので初滑りスキーはそれなりに楽しめた。食堂が一部しか営業しておらず大混雑、帰りのゴンドラもお客が集中して40分待ちだったけれど、雪が充分積もって全面オープンになれば、これらも解決するだろう。八方や栂池に比べて規模が小さいけれど、我々老骨万年中級スキーヤーにとって白馬岩岳スキー場はちょうどよいスペースで好みのスキー場だ。
宿泊した栂池のペンション、ヴィヴァルディは私と同年輩のご夫婦が経営するこじんまりしたペンションでオーナー夫婦がとてもフレンドリー、家族的な雰囲気で料理も美味、居心地良い宿なのでお勧めです。ちょっと遠いけれどリピーターになりそうだ。
栂池のペンション、ヴィヴァルディ
Fさんの奥さんN子さんも同じ山仲間だったから話題は尽きず楽しい夕餉になった。三男のY君は気持ちの優しい好青年で我々老夫婦を上手に煽ててくれる。気配り上手聞き上手は両親の良いDNAを受け継いだのだろう。
30日の午後、もう一泊するというF家の人達と別れ、我々夫婦はスキー場を後にした。次に会えるのは1年後になるだろうか、お互い元気に変わらず再会したものだ。
帰りに振り返り仰いだ銀嶺の北アルプス唐松岳方面