Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

登山用カメラとして、オリンパスTG5を購入

2019年09月03日 | 日記

 9月3日(火)

 これも7月に北海道を旅した時の(嫌な)出来事だが、知床観光をしてる時にウッカリ愛用のカメラを落としてしまった。それはオリンパスTG620というコンデジカメラで頑丈さと防水性が売りだったが、慌てて拾い上げシャッターを押してみてもウンとスンとも動かず、結局オシャカになってしまった。

 カメラは別にキャノンの一眼レフを持っているのだが、登山や旅行にはポケットに入るような軽くて小さく丈夫なカメラの方が使い易い。旅から戻ると登山用で何か良いカメラは無いものかと、ネットを検索などして調べてみた。

 コストや性能などを検討した結果、オリンパス製のTG5が良さそうに思えた。このカメラは壊れたカメラと同型式のTG系列で、最新型のTG6よりワンランク旧型になる分価格も安い。

 ネット通販各社の価格を比べてみると、何処も概ね4万円台半ばの金額だったが、少しでも安く買いたかったのでネット検索と並行してアチコチのカメラ販売店巡りもしてみた。

 そしてカメラのキタムラ店を訪れた時、ショーケースの中にオリンパスTG5カメラが展示してあり、値札を見ると4万円の大台を切っていたので、今が買い時だと即断で購入した。

 購入後さっそく、裏銀座コース縦走の時に携行したが、前のと同じTG型なので操作方法にそれ程の違いは無く、使い易く軽くて丈夫なので今のところ気に入ってます。

 このカメラには、以前のTG型には無かった顕微鏡ノードや星空を撮れるライブコンポジット機能なども備わっているそうなので、使い慣れた頃に挑戦してみようかと思っています。

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知床の森と自然再生運動に募金

2019年09月01日 | 日記

 9月1日(日)

 全国各地に点在する公営のビジターセンターは、概ね見学無料で地域の貴重な情報が得られるので積極的に訪れている。7月に北海道を旅行した時も、知床半島のウトロに在る「知床自然センター」を見学した。

 此処は館内に登山用品店や軽食喫茶室を併設する大変立派な施設で、多くのビジターが訪れていた。我々が見学している時に「今から知床の自然に関する説明会が開催されます。」とマイク放送が有り、我々夫婦も参加してみた。

 その時我々と一緒に参加したのは、殆どが観光ツアーで訪れた中高年の団体さん十数名程だった。解説してくれたのはセンターの若い女性スタッフで、パワーポイントを駆使しながら知床の成立ちや現状を判り易く語ってくれた。

 レクチャーの中で意外だったのは、今は自然豊かな知床半島のウトロ地区も、終戦後の一時期は開拓地となって開墾され、牧場や畑が広がっていたそうだ。しかし酷寒の自然環境に開拓は頓挫して入植の人々は全て去り、ウトロ周辺の自然は荒廃したまま放置されてしまった。

 そこで危機感を持った地元行政が中心となって寄付やボランティアを募り、少しづつ自然を復元し世界遺産となった現在の知床の自然を蘇えらせたそうだ。しかし知床の自然は、今だに充分再生されていないのだという。

 説明会の最後で女性スタッフが、「もしよろしければ知床の森と自然を再生する運動に賛同して頂き、寄付をお願いできれば幸いです。」と締めくくったが、「寄付」という言葉を聞いた瞬間、同席していた団体ツアーのジジババ共は、潮が引くようにサーッと居なくなってしまった。

 キスカ島で完全無血の撤退作戦を成功させた、旧日本軍を思わせる鮮やかな撤収ぶりだ。「お見事」・・・じゃ無いだろ。「何てセコイ奴らだ」、結局席に残ったのは気の弱い我々夫婦だけであった。

 「自然保護」や「動物愛護」何て言葉に殊更弱い妻が、「一口寄付を協力しようよ。」と囁く。「ウ~、5千円あったら黄金色のウニ丼が3杯も食えるのになあ。」何て思いつつ、一生懸命説明してくれた女性スタッフの人にも申し訳なくて、結局「自然再生運動」に我々も一口寄付をする事にした。

 そして後日我が家へ送られて来たのが、下記の「募金証書」です。これで我々も知床に無縁では無くなった。アクセス悪い遠隔地なので、そうそう訪ねる訳にはいかないが、これからも暖かく知床の自然を見守っていかねばと思う。

 アッそうそう、国への税金は極力払いたくないので、この寄付金は来年の確定申告でしっかり控除申告させてもらいますから、税務署並びに役所財務課の方々、ソコントコ宜しく。

 Love 知床 募金証書

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