9月8日(日)
10月から消費税が10%に増税されるが、それに対する反対の声があまり聞かれない。少子高齢化の世の中でやむを得ないと思われているのか、それとも諦めの境地なんだろうか。
しかし政府が国民に嫌われまいと変に妥協したせいで、この法案は妙にややこしい事になっている。具体的には吉野家の牛丼を例にすると、「店内で食べると消費税10%だが、同じ物をテイクアウトにしたら8%で2%分安くなる。」
誰だって少しでも安い方がいいから、増税後は当然テイクアウトの売れ行きが伸びるだろう。つまりテイクアウトを奨励するような法律とも言える。しかしテイクアウトが増えれば、当然牛丼を入れるプラスチックのパックや袋の消費も増えてくる。その結果、プラスチックのゴミが増大するという流れになるだろう。
現在世界の海でプラスチックゴミの問題が深刻化しているという現状を、日本国政府は感知していないのであろうか。如何にゴミを減らすか世界の人が頭を悩ませているのに、地球環境の悪化を招く法律何て愚策と言うか悪法もいいところだ。むしろ環境に優しい店内食を減税し、テイクアウトを増税すべきじゃないかと私は強く言いたい。
浜辺に堆積するプラスチックゴミ