9月17日(火)
来年の東京五輪マラソン代表を決定するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)が先日都内で開催された。マラソンが大好きな私は、ワクワクしながらテレビ中継を観た。
レースは、代表一発決定の緊張感がスタート前から漲っていた。結局男子は終盤の凄まじいつばぜり合いから抜け出して、ダークホースの中村匠吾選手が優勝し、女子では若手のホープ、前田穂南選手が中盤から圧巻の独走で優勝を果たした。
埼玉県民の私としては、37キロ地点まで独走を続けた寄居町出身の設楽悠太選手にぜひ勝利して欲しかったが、残り5キロの距離が及ばなかった。マラソンは長距離を走り続けるだけの単調な競技だが、これ程「死力を尽くす」という言葉が似合う過酷なスポーツも無い。だからこそ観る人に深い感動を与え人気があるのだろう。
来年の東京五輪本番では、高温多湿のマラソンが予想されそうだ。これはスピードに劣る日本選手にとってこれはは有利な条件です。代表選手の皆さんにはベストを尽くしてもらい、新国立競技場のメーンポールに日の丸が揚がれば感動の一日となるでしょう。
37キロ地点まで独走した設楽悠太選手
女子優勝の前田穂南選手