Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

朝日ホールで開催された「障害者スポーツシンポジウム」に参加

2019年09月19日 | お出掛け

 9月17日(火)

 朝日新聞の朝刊に、「障害者スポーツシンポジウム」の観覧者募集の記事が載っていた。それにはマラソン解説者の増田明美さんやタレントの伊集院光さん等の出席も書かれていた。

 障害者スポーツに興味があると言うより、タレントの伊集院光さんを見たいという思いで応募したら当選し、今日開催会場の有楽町マリオン「朝日ホール」を訪れた。

 有楽町マリオン11階の朝日ホール会場

 会場入口に展示された競技用車椅子

 シンポジウムは1~3部に分かれ、最初の1部では日本パラ陸上競技連盟副理事長の花岡伸和氏が講演した。元パラ陸上競技選手でもある花岡氏は、筋肉質の身体の上に日焼けした丸顔が乗っかった陽気なお兄さんといった雰囲気の人で、関西弁のトークが面白くパラ陸上競技の現状や展望を話してくれ興味深く聞く事ができた。

 第2部では、増田明美さんや伊集院光さんも登場して、車椅子ラグビーの池崎大輔選手や視覚障害者サッカーの加藤健人選手が舞台上でプレーを披露してくれた。二人ともそれぞれの日本チームを牽引するトップ選手だが、話し方に好感がもてて、人間性も素晴らしいスポーツマン青年であった。

 第3部では、自身も障害者でありながら大学教授にして日本障害者スポーツ協会理事を務める田中暢子氏(美人です。)も参加して、障害者スポーツに関するディスカッションが行われた。

 細かすぎるマラソン解説者として有名な増田明美さんが司会進行役を務めたが、彼女の会話は面白くてコメンテーターとしての力量は断トツに上手い。私が昔熊谷マラソンを走った時、ゴールで彼女にハイタッチしてもらった記憶があるが気さくな人柄も感じが良い。

 初めて生で見た伊集院光さんは、テレビやラジオで観たり聞いたりしたそのまんまのイメージだった。彼は今ブラインド(視覚障害者)サッカーに凝っているそうで、面白おかしくトークするけれど、自分の言葉に責任をもっているという感じがして誠実な人柄が窺われた。

 話題の中心は、やはり来年の東京パラリンピックを如何に盛上げるかであった。選手・運営者・観客の三様がそれぞれ一緒に盛上げる事が、大会の成功に尽きるというのが結論のようであった。

 こう見えても私は障害者スポーツに全く無縁でも無い。過去に皇居外苑で開催された視覚障害者10キロレースの伴走として参加し、優勝した輝かしい実績もある。(大会と言う名のつくレースで優勝した経験はこの1回だけ、もっともこれは主役である女性ランナーのWさんが速かったから優勝できたんだけど。)

 どうせ来年8月の東京五輪のチケットは入手困難だし、新国立競技場の見物も兼て東京パラ陸上は、ぜひ観に行こうと思っている。大勢の観客が居てこそ大会は盛上ります。皆さんも軽い気持ちで東京パラリンピックを観に行けば、新たな発見があるかも知れません。

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