透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

氷柱(つらら)

2014-01-24 21:01:38 | 日記

晴れのち曇り時々雪。最低気温-18.1℃、最高気温1.8℃。

軒先に長く伸びた氷柱が美しかった。でも、午後から気温がプラスに転じると、屋根に積もった雪ごと轟音を立てて落下して砕けた。写真に撮った10分後だった。氷柱の命はその時点で消えたが、ふと思い立って撮った写真が、手元に残った。 久しく、しっかり見たことがなかったが、一滴一滴が凍り続けて形作られる氷柱は自然の根気強さがなせるすご技だと思う。俳句では冬の季語としての肩書きを持つ。立派な冬の風物詩だ。                

 「軒つらら心のひまの夕明り」「夕焼けてなほそだつなる氷柱かな」 汀女

                                        

                                             《15:41》

                         

                                               《15:42》

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