透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

新北のうた暦の「寒の水」

2024-01-14 19:01:41 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-9.9℃、最高気温-1.1℃。

大雪に見舞われた朝を迎えました。

除雪作業が日常になるこれからですが、春へ向かっていくための通過儀礼かと。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

解説にあるように、「寒の水」はその冷たさ極まった様子から、神秘的な力があると信じられているそうです。

また、この時期は水の中の不純物や雑菌が減少するからなのか、水質が良いとされ、その水で餅を搗いたり、酒を造ったり、布を晒したりする風習が今も残っているとのことです。

飲むと身体に良いとされ、ことに寒中九日目の水「寒九の水」は効能があるといわれているようです。

昔から伝わるこうした言い伝えには先人たちの経験と知恵が根底にあると察せられます。

その「寒の水」に力を得て心を決する強い思いが印象に残る句だと思いました。

 

今日は寒の入りから九日目。

「寒九の水」を頂き、明日が皆様にとっても良い一日となることを願います・・・・。

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