透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

新春の北海道開拓の村へ

2024-01-18 19:58:56 | 日記

晴れ時々雪。最低気温-12.6℃、最高気温0.6℃。

差動式分布型感知器

新しい年を迎えてから、初めての開拓の村行きでした。

担当は旧青山家漁家住宅です。

埼玉、イギリス、アメリカ、カナダ、韓国などからや地元の方々が訪ねて下さいました。

地元の方とは囲炉裏を囲んでお話しているうちにけっこうな時間が経っていたようです。

ご夫妻で見えていて、静岡県から数年前にこちらへ来られたとのことでした。

北海道の冬は暖房が行き届いていて暖かく、静岡ではしもやけになっていたが、こちらへ来てからはなっていないとか。

静岡では明治維新の前後で、そう変わらない状況だった気がするが、北海道の場合は激変したのではないか等々です。

北海道は開拓者精神に満ちていると感じているとも話されていました。

明治を機に冬は厳寒に見舞われる北海道へ、背水の陣のような覚悟で渡ってきた先人たちの気概がこの地には今も引き継がれ、空気中に紛れ込んでいるのかもしません。

北海道で育ったワタクシには北海道と他府県の違いがあまり分からず、こうして開拓の村にお越しくださった方々とのおしゃべりの中で気づかされることも多く、大切な学びとなっています。

この時期としてはプラスの気温になった本日。開拓の村に掲げられている旗がどれも下を向いたままの風のない穏やかな日となりました。

開拓の村の青山家漁家住宅の生業が鰊漁だったこともあり、本日の掲句の「鰊漬」に真っ先に目が留まりました。

解説にあるように「しゃつこくて前歯に 染みる」という表現がとてもしっくりくるなと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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