「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

月命日と 父の日

2007年06月17日 09時42分45秒 | Weblog
 
 今日は 心子の月命日、いつものように 墓前の心子に会ってきます。 (^^)

 また、父の日でもあり、黄色いバラを 祭壇に供えます。

 親父は 心子が旅立ったのと同じ年に、がんで亡くなりました。

 自宅療養していた ある日、親父は急に 寝床から起きてきて、

 指輪を買いに行くから 一緒に来てくれと 僕に言いました。

 僕と兄貴たちに、形見を残したい というのです。

 デパートへ 指輪を買いに行き、

 現在も 僕は外出するときは 必ず指にはめています。

 他にも、親父の衣服を いくつかもらい、日頃身に付けています。

 一方 僕のお袋は、脳出血で突然倒れ、

 後遺症のため 要全介助状態で入院生活の末、肺炎を起こして 不帰の客となったため、

 自ら 遺品を残すことは できませんでした。

 お袋は生前、趣味で油絵を描いたり、ちぎり絵を作ったりしていたので、

 親戚も集めて 形見分けをしました。

 いま 僕の部屋の壁には、お袋の絵が 何枚も飾られ、

 僕の心を 癒してくれています。
 
コメント
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