「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

スキゾタイパル・パーソナリティ障害の 原因と対応

2007年06月07日 11時54分52秒 | 「パーソナリティ障害がわかる本」 より
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/48084176.html からの続き)

 遺伝的要素は シゾイドと類似していて、

 幼い時に 温かなアタッチメントが 与えられなかったのではないか

 とも考えられています。

 シゾイドとの要因の相違は まだ良く分かっていません。

 
 スキゾタイパルの人と 接する時には、

 本人の特殊な世界を ある程度理解することが必要です。

 社会通念を押しつけると、相手は動揺し 攻撃的になったりしてしまいます。

 卓越した想像力や感性を 評価されれば、

 秘められたクリエイティブな力が 花開いていきます。
 

 スキゾタイパルの人は、自分のスタイルが尊重される環境で 生きることが重要です。

 ただし 社会的に成功するには、協調性や社交性も 身に付ける必要があります。

 自分の世界を求めていくことと、それを人に伝える努力の 両方が大切です。

 インスピレーション豊かな スキゾタイパルの人は、

 研究者,作家,宗教家,セラピストなどが 適しているでしょう。

〔 岡田尊司 「パーソナリティ障害がわかる本」 (法研) より 〕
 

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