愛する人を 置いて去るというのは、 地獄のように辛いことです。
相手に障害があるとなると、 彼らを救いたくなるのが普通です。
でも 自ら治療を求めない限り、 彼らは変わることはありません。
フーバーリングを繰り返すことなく、
この段階を切り抜けるのに 役立つことを紹介します。
・ パートナーの コントロールを逸脱した あらゆる行動の記録を、
詳細に書き留めてください。
・ 支えてくれる仲間を 見つけてください。
・ 周りの人に、 皆さんを援助する機会を 与えてください。
・ アドレスを変更するか、 支えてくれる人に メールを転送するようにしましょう。
・ 関係を思い出すようなことは、
皆さんの気持ちが 充分に落ち着き、 対処できるようになるまで 控えてください。
・ 週末は町から出てはどうでしょう。
・ ボーダーの人が 電話をかけてきても、 そのまま受話器を置いてください。
何を言おうと、 相手の行動に 拍車をかけてしまうだけです。
電話は その後も続くでしょう。
・ どんな感情も 皆さんは乗り越えることができます。
・ 理性的に考え、 賢明でなくてはなりません。
相手に電話をかけたい欲求に 抵抗してください。
・ 私を愛してくれるのはこの人だけだ、 という思いに囚われてはいけません。
皆さんが心を開いていれば、 この先もきっと 別の愛は見つかります。
・ さらにまた 同じような関係に 足を踏み入れることのないようにしてください。
(次の記事に続く)
〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕