(前の記事からの続き)
・ カルト的な子育て
ボーダーの人の中には、
世界を 「善と悪」 に二分するような組織に 引き寄せられる人が大勢います。
このような組織は、 彼らの分裂した世界観を強化し、
仲間を与え、 虚しさをを紛らわせてくれます。
儀式と信仰への 絶対的な忠誠によって、 彼らは子供の支配権を握ります。
子供は、 “よそ者” や 自分の教え以外のものには 不信感を抱きがちです。
または とても騙されやすいかもしれません。
家族全体が 子供たちを、
“よそ者” の考え方をしたと言って 罰することもしばしばです。
・ 剥奪的な子育て
支配的な愛情は 剥奪的な子育ての 証だと言います。
そのような親は、 わが子が 自分の望み通りである限り、 彼らを感情的に支えます。
しかし失望させられると、 途端に愛情を撤回します。
即刻、 そして 完全にです。
愛情を注いだり、 撤回することで わが子をコントロールしようとします。
子供は、 心の底で、 自分は愛されていない, 愛されるに値しないと感じています。
友人や恋人ができても、 誰かに愛されると 信じきることができません。
拒絶されると感じると、 敏感に反応します。
社会的技能の発達が遅く、 うつ状態や自己不審が認められます
(次の記事に続く)
〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕