(前の記事からの続き)
次は、 観察者 (Observer) になってください。
状況に対して距離を置き、 どう反応すべきか観察します。
パートナーだけでなく、 皆さん自身のことも よく観察してください。
皆さんの存在が 状況に影響を与えているのです。
自分や相手の反応を 批評するのではなく、
何が起こっているのかを ただ見定めてください。
自分が何を考え、 何を感じていたのか、 しっかりと認識します。
そして 起こった事柄と関連づけて 考えるのです。
「パートナーが ~~ すると、 私は ~~ と感じる」 というようにです。
気付いた点などをメモして 関連を考え、 適切な反応を探していきます。
最後は 作戦 (Strategize) です。
防衛的に構えることなく、 DEARやPUVASを活用してください。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/62561487.html
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/62566628.html
どのように反応するか、 前もって計画を立て、 練習しておきましょう。
冷静でいることが大切です。
相手の怒りや批判は、
あなたに向けられた個人的なものではない ということを忘れないでください。
パートナーの感情を その本来の持ち主である 彼らに返し、
彼らの批判をかわすことで、 皆さんの身を守ると共に、
彼らが自分の感情や行動に 責任を取れるよう手を貸すのです。
彼らは非常に言葉巧みに、 説得力あることを言うかもしれません。
「でも ~~ のことはどうなんだ」
「あのとき、 あなたは ~~」
このような言い回しが出てきたら、 主題をはっきりさせて 本題に戻してください。
〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕