「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

現場からのアドバイス (2)

2012年05月30日 20時03分02秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
(前の記事からの続き)

・ 全力を尽くして お子さんを守らなければなりません。

  パートナーをコントロールすることは できませんが、

  自分をコントロールすることは できるはずです。

  皆さんが お子さんをどれほど愛しているか、 毎日 彼らに示してあげてください。

・ 友人や近所の人には 普段通りに接してください。

  皆さんが  「悪い親」 と思われることは 慎んでください。

・ 自ら犠牲者に甘んじることは しないでください。

  なんとしても生き延びましょう。

・ パートナーの面目を つぶさないでください

  批判的に言うより、 婉曲的なほうが いいのではないでしょうか。

・ お子さんの生活の中に 常にいるようにしてください。

  お子さんを 争いの渦中に駆り出すのは 禁物です。

  子供を通して取り決めをしたり、

  パートナーへの伝言を お子さんにさせてはいけません。

・ 中傷されるのは 覚悟しておいてください。

  おろおろせず、 感情をコントロールすることが 必要です。

  裁判官は、 感情的に不安定な人間に 子供を任せないということを、

  承知しておいてください。

・ 気持ちを強く持ち、 決意を固めるよう、

  自分に対して繰り返し 前向きな言葉を伝えてください。

・ 時間は皆さんの味方です。

  健康増進に努め、 サポートネットワークを築き、

  ノン・ボーダーラインとして 必要な技術を培うにつれ、

  訴訟の過程を うまく乗り切って行ける 見込みも高まるでしょう。

〔「愛した人がBPDだった場合のアドバイス」 星和書店(ランディ・クリーガー)より〕
 
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