「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

アパート洪水

2012年12月24日 20時39分03秒 | Weblog
 
 今日、 アパートの廊下で 洗濯機を回していたら、

 お隣さん (左隣) が 家のドアを叩きました。

 ドアを開けて 廊下を見ると、 水があふれています。

 何と 洗濯機の排水のホースが 外れていたのです。 (;°〇°)

 反対側のお隣りさん (右隣) の ドアの前まで浸水しています。 (>_<)

 慌てて 毛布やタオルケットを取り出して、

 水の上に被せ、 水を吸い取ろうとしました。

 水深1センチ以上あり、 右隣の人は 外に出ることもできない状態です。

 ドアをノックして 急いで謝り、

 水を吸い取るので 外に出ないようにとお願いしました。

 いつも無愛想で 恐いような人ですが、 怒ることもなく返事をしてくれました。

 玄関の土間を見ると、 濡れた靴跡が。

 1度外に出ようとし、 出られないので 中に戻ったのだろうと思われます。

 にも拘らず、 文句も言わないとは……。 m(_ _;)m

 水の処理をしながら 左のお隣さんにも謝っていると、

 にこにこしながら 全然構わないと言ってくれます。

 それどころか、 年末でいい機会だから 掃除すればいいと言って、

 廊下から階段まで 水掃除をしてくれたのです。

 普段から 挨拶する程度の仲なのに (ゴーヤのおすそ分けはしましたが)、

 「隣同士だから」 と労っててくれます。

 何とも 申し訳なくありがたいことで、 何度もお詫びとお礼を 繰り返した次第です。

 最近の日常生活で、 こんなにも温かい人情に 触れたことはありませんでした。

 外から帰ってきた 住人の人たちも、 全然怒ることなく、 見過ごしてくれます。

 水の処理が終わって、 右隣の人に挨拶したときも、

 何事もなかったように接してくれました。 (無愛想に。  (^^;))

 寒いなか 厄介な手間がかかり、

 毛布やタオルケットの洗濯も 増えてしまいましたが、 気持ちは温かく安らぎました。
 
コメント
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