(前の記事からの続き)
僕は俳句の心得など 全然ないものの、
TBSの 「プレバト」、 特に俳句のコーナーは 楽しんでよく見ています。
それを参考に試みてみました。
『 』内が、僕がつづった部分です。
「団栗の 共に掃かるる落ち葉かな」
『集めて作る首飾り』
「いくたびも 雪の深さをたずねけり」
『我もほしいな とてちてけんじゃ』
宮沢賢治 「永訣の朝」 の 「あめゆじゅ とてちてけんじゃ」 をもじりました。
「仏壇の 菓子うつくしき冬至かな」
『父母の好物 なつかしむ午後』
「うまそうな雪がふうわりふわりかな」
『口に溶ければ 綿菓子のよう』
「冬川やほとけの花の流れ去る」
『海まで届く弔う心』
「赤とんぼ 葉末にすがり前のめり」
『水面(みなも)の目玉 のぞきこんでる』
「啄木鳥(きつつき)や 落葉をいそぐ牧の木々」
これは 句の意味が分かりにくかったので、 ネットで調べてみました。
水原秋桜子の句で、 キツツキの音に 急かされるように落葉する 木々を見て、
秋の終わりを感じ入る、 という意味でした。
次の句を続けました。
『名残りの響き すみわたる空』
「海に出て 木枯らし帰るところなし」
『どこまで吹いて 消え果てるやら』
「春の海 ひねもすのたりのたりかな」
『うららに浮かぶ ウィンドサーフィン』
「旅に病んで 夢は枯野をかけ廻る」
これは 芭蕉が最後に詠んだ 句だそうですが、 次のような意味です。
旅先で病床に伏しながらも、 見る夢は 枯野をかけめぐることだ。
『果てなく続く わが行く方よ』
いかがなものでしょうか? (^^;)
初めての経験でしたが、 俳句も面白いと 感じられたような気がします。
皆さんなら どんな言葉を続けるでしょう?