日本芸能史(第7回、2008-12-08)の備忘録です。
講師は、茂山忠三郎さんと茂山良暢さん。
狂言師とは、正式にはいわない。能楽師(大蔵流)狂言方。つまり、狂言は「能」の一部であります。能と狂言は交互に演じられます。
この授業ではお二人が壇上にしつらえた机に座って、狂言の基本知識を説明したあと、舞台の上で要所の実演がありました。
たとえば、数歩づつ三角形に歩くと遠くまで来たことになります。田舎を出発して、京に到着とか。
狂言は、能のように「面」をつけない演目が多いのですが、今回は特別に、狂言に使う面を見せてもらいました。
きつねなど、いろんな面がありました。大変貴重なものです。
忠三郎さんは昭和3年生まれ、良暢さんは昭和57年生まれで実際の親子です。相当に年の差があったので、孫かとも思いました。
~~~
(追記メモ)
能とは兄弟。登場人物は悪人、大名、小名、道行
複数の演者が同時に発声することあり
擬音もよく使われる(蔵の戸、普通の戸)
扇子で各種の小物の代わりを示す、例えば、酒を飲むとき酒の容器にも杯にもなる
面:動物、蚊(蚊ずもう、蚊と相撲をとる話し)
「うそふき」(口笛を吹いている表情)
「ほとけさん」(仏師)
「ぶあく」(おに)。面を上に傾けると「てる」、下に「くもる」:観客から見ると表情が変わる。(穏やか、怖い)
かみなり。おにずきん。
うつぼざる。猿に始まって狐でおわる。
流派は、大蔵流と和泉流の2つが「協会」に。
「福の神」
「曲」の順、ワキ狂言、大名もの、小名、太郎冠者、鬼のでてくるもの、山伏、出家、女
つけ祝言、必ず最後にやる:「たわらを重ねて 面々に たのしうなるこそめだたけれ」
講師は、茂山忠三郎さんと茂山良暢さん。
狂言師とは、正式にはいわない。能楽師(大蔵流)狂言方。つまり、狂言は「能」の一部であります。能と狂言は交互に演じられます。
この授業ではお二人が壇上にしつらえた机に座って、狂言の基本知識を説明したあと、舞台の上で要所の実演がありました。
たとえば、数歩づつ三角形に歩くと遠くまで来たことになります。田舎を出発して、京に到着とか。
狂言は、能のように「面」をつけない演目が多いのですが、今回は特別に、狂言に使う面を見せてもらいました。
きつねなど、いろんな面がありました。大変貴重なものです。
忠三郎さんは昭和3年生まれ、良暢さんは昭和57年生まれで実際の親子です。相当に年の差があったので、孫かとも思いました。
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(追記メモ)
能とは兄弟。登場人物は悪人、大名、小名、道行
複数の演者が同時に発声することあり
擬音もよく使われる(蔵の戸、普通の戸)
扇子で各種の小物の代わりを示す、例えば、酒を飲むとき酒の容器にも杯にもなる
面:動物、蚊(蚊ずもう、蚊と相撲をとる話し)
「うそふき」(口笛を吹いている表情)
「ほとけさん」(仏師)
「ぶあく」(おに)。面を上に傾けると「てる」、下に「くもる」:観客から見ると表情が変わる。(穏やか、怖い)
かみなり。おにずきん。
うつぼざる。猿に始まって狐でおわる。
流派は、大蔵流と和泉流の2つが「協会」に。
「福の神」
「曲」の順、ワキ狂言、大名もの、小名、太郎冠者、鬼のでてくるもの、山伏、出家、女
つけ祝言、必ず最後にやる:「たわらを重ねて 面々に たのしうなるこそめだたけれ」