朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

クレナイ ヤマアジサイ

2010-06-08 | 京都の文化(夏)
普通のアジサイには、少し早い季節ですが、植物園には、もうアジサイのルーキーが咲き始めていました。

 この「くれない(紅) やま(山) あじさい(紫陽花)」です。長野県伊那谷で発見、と標札に書いてありました。



”「クレナイヤマアジサイ」。これとの出会いは衝撃的でした。京都周辺に分布するヤマアジサイのガク片の色は青色が普通です。信じられない色、が正直な感想でした。純白のガク片が、2~3週間で、これはまさしく深紅になります。長野県の原産ですが、たかがアジサイ、されどアジサイ。同じヤマアジサイというひとくくりでは済まされない世界、植物分類学とは別の世界が広がりました。
ヤマアジサイにはこんなにすごい、すばらしい変異があるのだと実感し、衝撃的事実を味わいました。 あじさい園、どうぞご覧ください。”[引用:(京都府立植物園よもやま話(2007)]




 八重甘茶(ヤエアマチャ)。なんでアジサイが、甘茶でしょうね。



 オオアマチャという白いヤマアジサイもありました。

 次は、名前を忘れました。でもパステルカラーが美しい。いずれも日陰に咲いていました。



 次は、シチダンカ。薄青色の星型の花弁です。



 この植物園を盛り上げてきた、アイディアいっぱいの名物園長さんは、この3月末で定年退職だそうです。

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