境内の広い南禅寺に到着しました。
ここは大きな山門で有名です。
雪が溶けてきて屋根から水が水滴となって流れ落ちていました。
もう一つの名物は、境内を横切る水路閣。明治の土木建築です。
いまでも、上の水路には疎水がながれています。
この流れの先はトンネルになっていて、哲学の道の水路につながっています。
日本の近代化の始まりです。明治時代、欧州から技術と機械を輸入して、琵琶湖からトンネルを掘って水を引き、その高低差を利用して水力発電をする。
その水路は、水運に利用して荷物を船で運ぶ。高低差はインクラインと称して、鉄の線路に船を乗せる台車を作り水力発電の電力でモーターを動かして引き上げる。
水力発電の電気を使って、電灯をつけ、市街電車を走らせる。
さらには、水路の高低差を利用して東本願寺境内まで地下パイプを引いて水圧で噴射できる消防用水としました。
こうした土木、機械工事を担当したのは帝大を卒業したばかりの若い技師田辺朔郎(21歳)だったそうです。
ここは大きな山門で有名です。
雪が溶けてきて屋根から水が水滴となって流れ落ちていました。
もう一つの名物は、境内を横切る水路閣。明治の土木建築です。
いまでも、上の水路には疎水がながれています。
この流れの先はトンネルになっていて、哲学の道の水路につながっています。
日本の近代化の始まりです。明治時代、欧州から技術と機械を輸入して、琵琶湖からトンネルを掘って水を引き、その高低差を利用して水力発電をする。
その水路は、水運に利用して荷物を船で運ぶ。高低差はインクラインと称して、鉄の線路に船を乗せる台車を作り水力発電の電力でモーターを動かして引き上げる。
水力発電の電気を使って、電灯をつけ、市街電車を走らせる。
さらには、水路の高低差を利用して東本願寺境内まで地下パイプを引いて水圧で噴射できる消防用水としました。
こうした土木、機械工事を担当したのは帝大を卒業したばかりの若い技師田辺朔郎(21歳)だったそうです。