朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

白鳳 ー花開く仏教美術ー 、奈良国立博物館

2015-09-16 | 国内各地の風物
「白鳳時代」とは。645年(大化元年)の大化の改新から、「710年に平城京に遷都するまでの間の文化や時代を指す言葉として、美術史学を中心に用いられてきました」(引用:奈良博物館web)

藤原京(現在の奈良県橿原市にある遺跡)は、想像以上に規模の大きな都でした。当時の先進文化国家中国(唐)の首都を真似て、国力が大きくなってきた当時の大和朝廷が新しい都を建設したのです。



普段は、お寺の薄暗い仏壇にあって遠くからしか拝観できない素晴らしい仏像を間近にみることができるように展示されていました。



開催期間は、今月23日(連休最終日)で終了するので、慌てて見学にいきました。

平日にもかかわらず、かなり多くの人々が入場していたので、人気のある仏像などでは肩越しにしか見ることができませんでした。



平城京という大きな時代の前の時期でしたが、当時の中国の物品や資料が多く輸入されてきたこと、渡来人(主に朝鮮半島から移住や訪問してきた人々)が仏像の技術を持ち込んできたことから、仏教美術は大きく発展しました。



薬師寺の聖観世音菩薩立像。スラっとした美男子タイプ。



月光菩薩立像。奈良・薬師寺、高さが3mを超えるおおきな仏像で、少し腰をひねったスタイルをしています。その華麗な大きなと造形に圧倒されました。

なんと、背面の細かな細工まで拝見することができます。

仏像画像の出典:
 http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2015toku/hakuhou/hakuhou_index.html


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