朝方は小雨模様でしたが、昼ごろには青空も見えてきたので散歩にでかけました。(11月15日)
座敷からこの「額縁」で鑑賞する紅葉の庭(十牛之庭)で有名なお寺です。
日曜日だったので沢山の観光客で賑わっていたのですが、一瞬だけ人のいないタイミングがありました。
水琴窟。この水盤の地下に瓶が埋め込んであり、上から滴り落ちる水滴が共鳴してピーン、ピーンと音が響きます。周りが騒がしいかったので、左にある青竹の筒に耳を当てると聞くことができました。
数年前に撮影した動画・音声は、ここに。
庭を半周して、裏山に登ります。
竹林もよく手入れされています。
境内と、洛北が一望できました。愛宕さんも遠望できます。(実は今住んでいるマンションも)
それなりには有名ですが、東福寺、嵐山、永観堂や清水寺ほど紅葉知名度はないのでゆっくりと鑑賞することができました。
まだ青もみじもある一方で、苔の上にはカエデの落ち葉も散り敷いています。
昨年は、テレビ中継が入ったと記憶します。
宝物殿には、円山応挙「雨竹風竹図」屏風一双があります。
木活字で現存する日本最古だとのことで重文です(1599年)。仏教や儒教などの書籍を木版印刷するために作られました。徳川家康の指示で僧俗の教育のための学校があったようです。