朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

六道まいり

2010-08-11 | 京都の文化(夏)
祇園から、南に数百メートル下がったあたりに「六道珍皇寺」があります。

 昔、超能力を持った小野篁(おののたかむら)が「六道の辻」にあった井戸を通り抜けて、この世と地獄の間を往復したと伝えられています。

 六道とは、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の6つ冥界のこと。



 その伝説から、あの世にいる「お精霊さん」(おしょうらいさん、先祖の霊)を迎える行事となっています。



 高野槙の葉を求め、先祖の水塔婆を書き、線香で清め、お迎えの鐘の綱を引いて鳴らす。水塔婆を多数の石仏の並ぶ前に納めて高野槙で水をかけて回向します。高野槙は持ち帰って仏壇にそなえます。

 綱を引いて鳴らす鐘とは大変にめずらしい。鐘そのものはお堂の中にあって外からは見えません。



 中世では、庶民の遺体は野辺に放置して弔っていたのですが、このあたりがその境界にあたっていました。鳥葬のようなやり方でしょうか。



 閻魔大王の大きな像と、小野篁の立像がお堂に奉ってありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒らーめん

2010-08-10 | 食べること、レストランなど
京都JR駅ビルの10階に「京都拉麺小路」があります。

 昼時になり、立ち寄ってみました。全国からラーメン店が7店、支店をだしていました。

 行列のある店、無い店、あるいは「佐世保バーガー」やお好み焼きなどと迷ってしまいます。

 うんと珍奇をねらって、ここにしました。



 黒らーめん。

 富山の「麺家いろは」、780円でした。

 結果は、ボクの好みからは大きくはずれでした。黒くて、醤油らしい、やや脂っこいが味の深みは無い塩辛いスープ。麺は中太でこれは合格。価格も高いですね。

 この店には富山の白エビでとったスープのラーメン(白らーめん?)もあったので、そちらが正解かもしれません。もっとも、白エビスープがラーメンにマッチするかどうかは未知数ですが。

なお当然のことですが、上記の感想はあくまで私の嗜好によるものですから、ファンの方であれば気にしないように。

麺家いろは 京都駅ビル店ラーメン / 京都駅九条駅東寺駅
★★☆☆☆ 2.5



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPad と教育

2010-08-09 | 社会貢献(仕事)
モバイル情報端末の応用が広がっています。

 米国では、アマゾン社のキンドル(電子書籍リーダー)がヒットして、電子書籍が既に数十万種類になっています。電子化すると、価格が三分の一になるとか、一つのデバイスに千冊もの単行本を収容できるとか、紙には不可能な利点が実現できています。

 紙と電子メモリの価格をざっくりと試算してみます。

 最近の量販店での実勢価格は、4ギガバイト(GB)のメディア(SDカード等)が800円程度。1メガバイトあれば200ページの単行本電子ファイルが収容できます。1ギガとは1,000メガのことなので、800円/4,000メガ=0.2円、つまり本1冊分のメモリ価格は、なんと0.2円です。紙の価格は、A4のコピー用紙1枚は0.5円くらい。

 あるいは、この4GBのSDカード1枚に4,000冊の新書を収納できる計算です。(その本にカラー写真や図表が含まれると必要メモリ量は数倍以上になりますが)

 デジカメで撮った写真は、1枚4メガくらい。つまり、メディア代は0.8円です。 

 ・・・

 日本の出版界は保守的なので、日本語の書籍の電子化は進展していません。



 教育の分野では、徐々に導入が始まってきました。

 例えば、ここ(大谷大学)。このページの後半に、動画での説明(模擬授業)もあります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べるラー油、そのその後

2010-08-08 | 食べること、レストランなど
京都駅にて、発見。



「舞妓さん ひぃ~ひぃ~ ラー油」
 清水さん参道の産寧坂にある唐辛子店「おちゃのこさいさい」の製品です。舞妓さんひぃ~ひぃ~(ひーひー)という名称の唐辛子粉末はすでに販売していたので、その応用としてブームに乗っかったというわけですね。




こんなことを書いていたら、近所のスーパーで例の大企業製品を見つけました。製造が追いついてきたのでしょう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良の名物

2010-08-07 | 国内各地の風物
まず、鹿。

 春日大社の神様のお使いとして、昔から保護されています。

 「どーぞ、ディアー」どうぞ、どうぞとお辞儀をする(野生の)鹿として外国観光客にも人気があります。



 鹿せんべいを売っている店さきなど、よく知っています。



 吉永小百合の「奈良の春日野」という歌を思い出しました。(鹿のふん、、黒豆や、、



 若草山。冬に山焼きがあります。芝生を燃やして、雑草・害虫駆除と養分補給でしょう。

 入山するのに料金が必要となっていました。ただし、朝9時までは無料だとか。



 これは知りませんでした。奈良県はかつて「蚊帳」の産地であったので、その生地製造を生かして「ふきん」を名物にしようとしています。

 蚊はまだ退治できていませんが、網戸が普及して、蚊取り線香や、特に蚊帳はもう見かけなくなりました。食卓の上の食物にかぶせて蝿がたかるのを防ぐ網、なんと言いましたか?、あるいは調理した食物を一時的に保存する網戸の付いた食物収納器など。ハエや虫を強力接着のりで捕まえるハエ取り紙も見かけません。

ーー
※注: 因みに、神社仏閣など歴史遺産については、ここでは「名物」から除外しています。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴船 川床料理

2010-08-06 | 京都の文化(夏)
お暑い日が続きます。

 来訪してくれた友人と一緒に、京都市内で一番涼しいところに行きました。



 叡山電車に乗って約30分で、「貴船口」に到着。終点「鞍馬」の一つ手前です。
 料理屋さんを予約してあったので、迎えのマイクロバスが来ていました。まず、お店の近くにある貴船神社に参拝しました。

 境内いっぱいに七夕の笹飾りが立ち並んでいました。準備してある色とりどりの短冊を買えば、お願いを書き込んでつるすことができます。深刻なお願いやほほえましいものも書かれています。願い事を書いて奉納する絵馬にも通じます。

 諸外国にも同様な習慣や宗教的行動などはあるのでしょうか。



 さて、夕闇せまる青紅葉の中を「貴船茶屋」に向かいました。



 このお店の前の渓流は水幅が狭くなっているため、席数が多くありません。団体客を引き受けることができない。つまり静かです。



 座卓のすぐそばに水が流れていて、爽やかなしぶきを感じることができました。



 あゆの塩焼き。



 あまご。渓流の魚なので小ぶりですが、三匹乗っかっていました。これはめずらしい魚、意外にしっかりした味で美味でした。



 客の多い季節がわずか3ヶ月間と限定されているので料理価格は高いですが、やはりこの納涼感覚は他では得がたいものがあります。

 床板から足を出して、川の流れに着けてみました。驚くほど冷たい水でした。




貴船茶屋 懐石・会席料理 / 鞍馬駅貴船口駅
★★★★ 4.0





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薬師寺 中村勘三郎 歌舞伎 2

2010-08-05 | 伝統芸能
「船弁慶」の前段は、源頼朝の追手から逃れるため西国に向かう義経(中村七之助)と都に帰される静御前(中村勘三郎)の愁嘆の舞いが見所。

 後段では、壇ノ浦で滅ばされた平知盛(勘三郎の二役)が亡霊となって現われ、義経らの乗った船を荒れた海に引き込もうとする場面。武蔵坊弁慶(中村勘太郎)が数珠をもち懸命に読経を始めたとき、舞台後方がぱっと明るくなり本物の弥勒如来像が浮かび上がりました。


上演中の写真撮影は禁止なので新聞社の記事リンクを記します。

勘三郎さん、華やかに「船弁慶」 薬師寺で奉納大歌舞伎

中村勘三郎、夫人妊娠の勘太郎と共演…薬師寺「奉納大歌舞伎」

世界遺産薬師寺で「船弁慶」 中村勘三郎さん歌舞伎

薬師寺に響いた「中村屋!」…勘三郎、奉納舞台



  (引用:朝日新聞 2010-08-03 朝刊)
 この写真、構図や色取りは素晴らしいのですが、主役の勘三郎さんが写っていません。この場面では怨霊と成った平知盛役なので白塗りの顔に黒い隈取が跳ね回る化粧をしていました。

~~

 終わったすぐの舞台。まだ紅白幕が架かっています。
 


 その幕が取り払われると。これは大講堂の仏さま。



 管主さんの特別の計らいで、金堂でも、明るく照らされた薬師三尊像を拝観することができました。



 昼間の暑さも収まり至福の時間をすごして薬師寺を後にしました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平城遷都1300年祭 薬師寺大歌舞伎

2010-08-04 | 伝統芸能



奈良、薬師寺で中村勘三郎の「船弁慶」を観劇しました。





 境内にある一番大きい建物、「大講堂」前縁に舞台を作り、その前の広場にパイプ椅子が並べられていました。



 日中は大変な好天で気温も35度。夕方6時半過ぎに戻ってくると、徐々に暗くなって気温も下がってきて風もでてきました。西の空に黒い雲が発生してきたので、夕立が心配。



 会場は満員。2500名くらいの観客でしょうか。

 午後7時になると、「一調一管」、鼓と笛の演奏が始まりました。(つづく)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルプの教会(スイス、アンデルマット)

2010-08-03 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
 氷河特急に乗る前に少し時間をとってこの村のアルプに登った。ドイツからスイスを経由してイタリアに向かう交通の要所。
ゴッタルドトンネルが地下を抜ける。物資輸送の高速化と環境保護を両立させるため、世界一長い鉄道トンネルを含め数本を掘る「アルプトランジット計画」が建設中、数年後に完成の予定。(ITUジャーナル Aug. 2010)

~~~

※7月23日の氷河特急事故は、このアンデルマットの西側の谷間でした。ご冥福をお祈りします。怪我をされた方のご回復を祈念します。
 この題材を選んだとき、こんな事故は全く想像もできませんでした。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の散歩

2010-08-02 | 京都の文化(夏)
ぼつぼつ夏休みモードです。まだ、仕事がそれなりにあるのですが・・・

 朝6時前に目が覚めたので、軽く着替えて散歩に。東山の麓に向かって歩きました。

 まだこのあたりには水田が残っていて、背の低いとがった稲の葉先に露の水滴がつき、真横からの朝日で光っていました。



 そのあたりは何度も歩いたことがあるのですが、この日は少し違う細い道に入ってみました。

 そこで発見。宮内庁の看板。さすがに京都ですね。

 林丘寺宮墓地。・・・?

林丘寺宮墓地には、
後水尾天皇皇女元瑤内親王墓
霊元天皇皇女元秀女王墓
東山天皇皇孫女元敞女王墓がまつられています。
  (京都市左京区一乗寺葉山町)



 その隣接する竹林にこんな墓地がありました。ちょっと不思議な空間です。



 ”墓場の鬼太郎”が出てきそうな...




 その帰り道の民家にて。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする