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Mikuのブログ

トランプ新大統領の誕生でアメリカは分断? メディアは真の姿を報じていない

2016-11-11 14:06:03 | トランプ大統領・アメリカ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12182

1年近く続いたアメリカ大統領選。ついに、共和党のドナルド・トランプ氏が次期大統領に就任することが決まった。トランプ氏は9日、ニューヨークの陣営本部で勝利宣言を行った。 

「今こそアメリカは、分断の傷を癒し、団結する時です。国中の共和党、民主党、無党派の人々に対し、共に一つの国民として団結しようと呼びかけたいと思います。今がその時です。私は全ての国民に対し、私は全てのアメリカ国民の大統領になることを誓います。それは私にとって、とても大事なことです」 

 

アメリカは分断するか

トランプ支持者の間では喜びの声があふれるとともに、クリントン支持者の間では混乱が起きている。 

9日付の米紙デイリーニュースが「HOUSE OF TERROR(ホワイトハウスが恐怖の館になった)」という見出しを掲げたほか、歌手でクリントン支持を表明していたレディ・ガガさんが、マンハッタンのトランプタワーの前で、深刻な表情で「愛は憎しみに勝つ」と書いたポスターを掲げ、「トランプが嫌い」と連呼する様子が報じられた。 

また、アメリカ各地で、反トランプデモが相次いでいる。ニューヨークの中心部では、「お前の居場所はアメリカにはない」と叫びながら、デモ隊がトランプタワーまで行進。首都ワシントンでは、若者や黒人など数千人が「マイノリティの権利を守るべきだ」と訴えながら行進した。 

選挙結果を受け、カナダへの移住を考えるアメリカ人が増えたのか、一時、カナダ移民局のウェブサイトが閲覧できない状態に陥った。一部のアメリカ人が本気で心配している様子が分かる。 

 

トランプ氏はジェントルマン?

メディアでは、「暴言王で異常な人格の持ち主」として扱われてきたトランプ氏。だが、過激発言のみを報じるメディアを見ているだけでは、真実を見誤ってしまう。 

産経新聞(10日付)では、過去にトランプ氏にインタビューしたことがある一橋大学非常勤講師の植山周一郎氏の発言として、トランプ氏は「理路整然と主張しつつ、相手の顔を立てる気配りの人」と評価していることを報じている。勝利宣言でも、まず初めに共に大統領選を戦ったクリントン氏を讃える言葉を述べている。激しい非難合戦をした相手への気配りがうかがえる。 

トランプ氏は、意外なことに酒もたばこもやらない。しかも働き者だ。著書『トランプ自伝』には、「時々、夜眠れなくなる。早く起きたい、早く仕事に行きたい、と思うと眠気が吹っ飛んでしまう」と記している。その持ち前の情熱と交渉力でさまざまな取引を成功させた。 

また信仰心もあり、プロテスタントでもある。「我々の心の奥に根差した宗教心は、この国を偉大にした原動力だ」(著書『THE TRUMP』)と語っている。また、慈善活動への寄付も熱心に行っている。 

今回、トランプ氏が次期大統領に選ばれたのも、多くの国民がトランプ氏の真実の姿を知っていたためだろう。本誌4月号「トランプの正体」で紹介したアメリカに住む人々の声は、以下のようなものだった。 

「私はニューヨークに住んでいたから知っているけど、トランプ氏は見えない所で徳を積んでいる人。やると言ったらやる人よ」(50代・黒人女性) 

「討論を聞いていると、切り返しが鋭くて頭がいい。言っていることもブレなくて正直だし、内容にも賛同できる」(50代・キリスト教徒の男性) 

今後、トランプ氏の政治家としての能力は、次第に明らかになっていくだろう。日本のメディアはトランプ氏の過激な点ばかりを報じてきたが、その真実の姿を見る必要がある。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1613 

【関連記事】

2016年4月号 3 トランプ研究 成金か? 人格者か? ドナルド・トランプ物語 トランプの正体 この暴言王は日本の友人か? Part 3http://the-liberty.com/article.php?item_id=10966

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大学入試改革によるゆとり教育復活の危機

2016-11-11 13:56:40 | 教育・いじめ問題・児童虐待・少子対策
[HRPニュースファイル1717]http://hrp-newsfile.jp/2016/2963/

幸福実現党神奈川県本部副代表 HS政経塾 第4期生 壹岐愛子

◆新テスト導入は教育改革になりうるのか


文部科学省は、「大学入学者選抜改革」として2020年度から大学入試センター試験を改め、新テストを導入する計画です。現在大学側と文部科学省で会合が繰り広げられていますが、様々な問題が浮き彫りになっております。

たとえば開催時期は1月のままで変更なしにも関わらず、記述式になれば、多数が受験する私学は「採点が間に合わない」問題も発生してきます。

対策として、文部科学省が解答文字数の少ない一部の問題を、大学入試センターで採点する案を新たに検討しているなど、制度面において大学側に大幅な負担を増やし、大学入試に携われる関係者を混乱させております。

◆公平性が疑問視される「思考力・判断力・表現力」重視の新テスト

文部科学省による「大学入学者選抜改革」は、「確かな学力」のうち「知識・技能」を単独で評価するのではなく、「思考力・判断力・表現力」を中心に評価します。 

従来の「教科型」に加えて、「合教科・科目型」「総合型」の問題を組み合わせて出題する予定です。新しい試験では「人が人を選ぶ」個別選抜を確立していくことに重きを置き、将来的には「総合型」に集約する方向性です。(文部科学省ホームページより)

この背景には、従来のセンター試験方式は、知識の再現を一度の一斉試験で問うもので「評価が偏っている」とみている点があるからです。しかし、本当に評価は偏っているのでしょうか。

大学入試で一定期間みっちり勉強して基礎学力をつけることはその後の人生において必要なその人の胆力を鍛えることにつながります。

テストで合理的に判定されることは悪いことではなく、努力した人が報われる点においては至って公平な評価です。

むしろ改革後に重きをおく「思考力・判断力・表現力」を評価する方式では、採用する人の考えによるところもあり、恣意的な介入が入る可能性は十分にあり公平を保つことは難しくなっていくでしょう。

◆ゆとり教育がもたらした、学力低下と不登校増加

知識の詰め込みを悪とする考えは、ゆとり教育の再来を感じさせます。2002年にゆとり教育が本格的に導入されてから日本の子供の学力は大幅に低下し、結果的に私立受験や塾通いする子供が増大し、公立高校の存在意義を貶めることになりました。

また、ゆとり教育が本格的に始まってから、不登校生数も増えているのが実状です。

大学入試で培った経験はたとえ志望校に合格しなかったとしても、努力した経験は糧となり、その後の大学、社会で生きていくための強さを養うことにもつながります。

これまでの大学入試は知的訓練を行う上での大きなモチベーションにつながっていることを見落としてはいけません。

◆学校・塾間で切磋琢磨していくことが質の高い教育を生む

学力を底上げしていくことは、国家を下支えしていく大きな力になります。

今回の「大学選抜制度改革」により、知識を教えることを主としていた塾の存在は大きく揺らぐ可能性がでてきます。

しかし、塾のようにサービス・質の高い教育があるからこそ、日本はゆとり教育後もなんとか世界上位クラスの学力を維持することができました。

今、国家がすることは大学入試の制度の中身を変えることではなく、公教育にそのものの質を上げ、切磋琢磨していく環境を整備してくことです。

幸福実現党は、教育分野に市場原理を導入する必要性を掲げ、全国学力テストの公開、教育バウチャー制度の導入など、学校間での競争を促してまいります。
 

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