ネット番組「未来編集」を公開しました。
この番組では、「少し変わった切り口から時事問題を捉えなおす」ことで、「日本や世界の未来像を"編集"」していきます。
(続きは以下のURLより)
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15709
この動画へのコメントを読んでつくづく感じるのは
保守の多くは安倍首相へのリスペクト。これは信者といってもいいほどであり、安倍さん絶対論で、安倍さんを基軸にして政治を見ている。
そしてロシアは北朝鮮や中国と同じくらい敵。ま、韓国も敵視しています。
・安倍さん絶対者。
・中国、北朝鮮、韓国、ロシア=敵国。
これが大方の保守の核となる思想のようです。
とても単純で、政治というより「信仰」になっているようにみえる。
つまり、政治から信仰論が立ち上がっている感じでしょうか。
でも、本当は逆で、
信仰があってそれに基づいて政治を行っていくことが本筋です。政治はあくまでも方法論であり、方法論であるということは流動的だからです。
それに対し信じるべき対象や概念は確固たるもので、流動できません。
ところが、本物の信仰なき保守達は、『安倍さん神。中・北・韓・露=悪魔』 という構図を「信仰」としてしまい、流動するものを、絶対揺るぎないもの、揺いではならないもの、と見てしまっている。
そのためこの動画をどうしても理解できなくなっているのではないでしょうか。
中国、北朝鮮は共産国です。
それら共産主義が悪であることは間違いありませんが、
ロシアは民主化した国、韓国も民主主義国であり、国土問題、反日問題で感情的に敵だ悪だと決めつけ政治を行うことは返って共産国を利することにつながります。こういうところが政治の政治たる所以なんですよね?感情論で動かない。民衆がどうであれ、政治家は感情論だけで動いてはいけない。
安倍さんは民衆の感情を上手に利用して、その挙句節操のない政治を行っています。保守も安倍さんも持ちつ持たれつ、つまり共依存症に陥ってしまっている。
政治家はリーダーとして、感情で左右される民衆をどう説得するのか。
政治家、国民、お互いに、人に着くのではなく「正しさ」を揺るぎないものとして、それを広げるにはどうすればいいのかを考え共有しあう。これが政治ではないか?と私は解しています。これは宗教の伝道にも似ているようにも思いますが・・
そのため、宗教と政治は離せないものであるのだろうと思います。
宗教なき政治は、右翼は、単に左翼と争う構図に引き込まれてしまうのです。その構図は左翼、共産主義の喜ぶ構図です。