政府は、経済活性化に向けた女性の活躍支援策の一つとして、
年明けにも一部地域で家事代行サービスへの
外国人労働者の受け入れに踏み切るようである。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140804/biz14080421490028-n1.htm
しかし、私はこの制度は絶対に失敗すると思っている。
理由は、以下の問題が起きるからである。
1.最初に利用するのは、海外駐在経験のある商社や
メーカーの元駐在員家庭のほんの一部に限られる。
2.ところが、貴重品や現金などの盗難トラブルが頻繁に起きて、
雇用主とメイドまたはメイドの所属企業とのいざこざが絶えない。
3.また、メイドが手引きをする強盗事件が頻繁に起きる。
4.外国語が分からない、にわか成金の家庭での
外国人メイドとその家族とのトラブルが頻発する。
5.雇用主男性からメイドに対してのセクハラや暴行事件が多発する。
6.メイドからの逆恨みを原因とした事件が多発する。
7.外国人メイドを奴隷のごとく扱う所属企業や雇用主が必ず出現する。
以上、社会問題化するような事件ばかりが起こるのである。
なぜ、私がそうなると言い切るれるかと云えば、
私自身が海外で家事使用人を使ったことがあるし、
そのような家事使用人が居る国や社会に、
何年も住んでいた経験があるからなのである。
であるから、その良さも分かるし、逆に悪さや危険も
ある程度想像できるし、予測もできるからである。
そんな経験を長年積んでおり、体でメイドの使い方を知っている
外国人駐在員達であれば、メイドとの付き合い方を当然知っているので、
問題は未然に防げるが、それを全く知らず、慣れてもいない
一般の日本人が、外国人メイドを使えば、おそらくトラブルや
事件の連続ばかりで、日本社会に害ばかりを及ぼしても、
何の利益をもたらさないであろうと私は断言できる。
まあ、数年後の結果がどうなるかを、とくとご覧頂きたい!
女性が社会で活躍する為には、24時間、土日祭日でも
子供を安価で預けられる託児所の増設が最も有効で重要なことは、
誰もが分かっているはずなのに、なぜそれがたとえ多額の公費が
掛かったとしても行わないのであろうか?
国家百年先の行く末を見れば、なぜそれを行わないのであろうか?
本当に理解に苦しむ愚策や小手先の制度変更ばかりで
対応しようとする姿勢に、この国の行く末に不安を感じてしまう!