行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

平成25年東京都行政書士会千代田支部新年賀詞交歓会

2013-01-31 09:43:21 | 行政書士会千代田支部

 今週の月曜日1月28日、月末の最終週、

 おそらく今年一番最後の方であろう

 東京都行政書士会の支部の新年賀詞交歓会が

 飯田橋のホテル・メトロポリタン・エドモントにて行われました。

 Chiyoda28jan201301_2

 今期で勇退したがっている市田支部長なのだが、

 「ここは一つ、もう一期だけお願いしますよ!」と

 私ばかりで無く、皆がお願いしているのだが・・・。

 ちなみに、私はもう一期2年の役員を務めたら、

 理事を勇退させて頂こうと思っている。

 さて、市田支部長の挨拶に引き続いて、石川千代田区長、

 東京会会長から日行連の会長まで務められた、

 現公益社団法人ヒルフェ(成年後見センタ-)の理事長で

 東京会の宮内名誉会長、続いて中西豊東京会会長と

 ご挨拶のスピーチが続いたのだが、延々と挨拶は続かず、

 この後の来賓は、お名前のご紹介のみとしたところは、

 田中元英総務部長の気の利いた采配だったかもしれない。

Chiyoda29jan201304Chiyoda28jan201302Chiyoda28jan201303

 相馬相談役による乾杯の音頭に引き続いて、

 参加者間での歓談が和やかに行われた。

 そして、福島県の特産物を中心とした景品による、

 恒例のお楽しみ抽選会も行われた。

 Chiyoda28jan201305_2Chiyoda28jan201306

 ところで、昨年大フィバーしたスギちゃんに扮した

 総務のS君、衣装まで用意して、皆を笑わせてくれました。

 本当にお疲れ様でした!

 Chiyoda28jan201307_2

 支部会員や来賓の方々にも結構楽しんで頂けたようでした! 

 Chiyoda28jan201308Chiyoda28jan201309

 また、裏方に徹してこの新年会を実質段取りし、

 運営していた総務のS先生やお手伝い役の広報のK先生、

 いつもいつも本当にありがとうございます!

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東京商工会議所の新入会員ビジネス交流会に参加してみました!

2013-01-26 16:05:12 | 行政書士のお仕事

 昨年末、お付き合いで、末席会員として入会した東京商工会議所

 の新入会員ビジネス交流会に昨日25日金曜日、参加してみました。

 東商へは、20年近く前のサラリーマンだった頃に、

 原産地証明を貰いに行った記憶がありますが、

 多分それ以来行った記憶がありません。

 あの、皇居のお濠を望む東京都心の特等地に本部を構える

 伝統ある東京商工会議所の建物に足を踏み入れるだけでも価値があります。

 そもそも、不純な私は、皇居のお濠が眺められる会員専用の

 カフェテリアラウンジが使える!という一言だけで入会した不良会員ですから、

 会員となることで、何かを期待した訳ではありませんでした。

 Tokyochamberofcommerceandindustryme

 ところが、早速FAXにて新入会員ビジネス交流会の案内があり、

 別途送られて来た利用券を使って(通常は、三千円)無料で参加できる上に、

 事務所から地下鉄千代田線で2駅(二重橋前)と近いこともあって、

 東商主催のこの新入会員ビジネス交流会に出てみることにしたのでした。

 最初に、東商の歴史や創始者:渋沢栄一氏の話や、東商の機能・役割などの

 商工会議所の紹介、ウェブサイトの利用方法、或いは、

 へぇ~と驚くような数々のメリットなどもお聞きして、交流会が始まりました。

 参加企業は都区内の中小企業40社ほどに、士業事務所10事務所ほどで、

 士業は、弁護士、公認会計士、税理士、弁理士、司法書士、社労士、

 そして行政書士とバランスよく調整されていたのには驚きました。

 結局、13の会社さんや士業さんとの名刺交換をしつつの雑談が出来、

 それなりに楽しい2時間あまりの一時が過ごせました。

 ちなみに、その日の夜に行った戸籍手続研究会の勉強会で、

 ご出席頂いた大御所のE先生に、「英語で、東京商工会議所会員、

 と書けるだけでも、海外での信用は可成り違いますから、

 それでけでも十分な価値はありますよ!」

 と仰って頂き、早速英文名刺に加えることに致しました!

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今年1年の動向は?

2013-01-25 10:59:03 | 行政書士のお仕事

 今年も、あっという間に最初の月末が近づいてきた!

 さて、今年1年の業務動向はどうなってゆくのであろうか?

 企業案件では、ベトナム、米国、インド、米国、中国、ベトナム

 絡みと、昨今の日中関係の悪化からか、東南アジアへの

 シフトが目立ち、まさに世相を反映している。

 一方の個人案件では、ペルー、フィリピン、メキシコの他、

 中国、ペルー、インド、ネパールの方々からの書類待ちと、

 こちらも、やはり中国の方々の動きが鈍化しているようだ。

 例年、2月、3月はそこそこ忙しいのが、今後どのような事案が

 舞い込んで来るのか、それによって企業や個人の方々の

 動向も分かってくると思う。

 ただ、朝鮮半島情勢だけは、やはり気ががりである。

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オーストラリア就労ビザに関するセミナー

2013-01-23 09:11:30 | イミケン

 私もメンバーとして、多少お手伝いをさせて頂いている、

 イミグレーションロー実務研究会の第10回セミナーが

 一昨日1月21日月曜日の夕刻より行われた。

 http://www.immigration-law.jp/

 テーマは、オーストラリア就労ビザと、

 オーストラリア政府の永住許可に対する昨今のスタンスなどについて、

 元在日オーストラリア大使館領事部に長年勤務され、

 現在もオーストラリア、ニュージーランドのビザコンサルタントとして、

 ご活躍されている「足利弥生先生」にご講義頂いた。

 オーストラリア査証に関するセミナーは4回目であり、

 あと1回を残すだけになってしまったが、

 今後の日本の入管法の行く末を予見する上では

 極めて重要でかつ有益な知識なのである。

 Imikenseminar21jan201301 Imikenseminar21jan201302_2

 私は、実務として、オーストラリアやアメリカの査証手続に

 従事するつもりは毛頭ないのだが、日本政府が

 今後の入管法改正などで、これらの国々の制度を

 参考にしている様子が垣間見えることから 、

 積極的に参加して、勉強させて頂いている。

 実際、昨年施行された「高度人材ポイント制」の導入では、

 オーストラリアでの事例をこのセミナーで聞いていたことで、

 日本側の意図と、この制度の利点や問題点などが

 直ぐに理解でき、数件のクライアント獲得に結び付いたのだ!

 この様に、実務や利益に直ぐには結び付かない知識でも、

 結果として、間接的に実務と実利に結び付いて行くことが多々あることは、

 経験上、後進の方々にも是非知って頂きたいと思う次第だ。

 さて、講義の内容であるが、オーストラリアの国家戦略として、

 世界各国がまず第一に優遇する重厚長大産業である製造業から、

 教育、金融、サービス産業をこれからの重要産業としてシフトチェンジする、

 新たな施策に伴って、移民法もそれに併せて変えてゆく姿勢には、

 移民先進国モデルとして、日本政府も注視しているであろう事が

 十分に考えられる話である。

 実際、政府関連の政策コンサルティングを行っている

 某シンクタンク職員の方も、時としてこのセミナーに

 参加されていることからも、それが正しいことがお分かりになるかと思う。

 それにしても、かつては、米ドルに対して2~3割安かった豪ドルや

 カナダドルの国際為替相場が、米ドル相場とは殆ど差が無いほど迄に

 上昇していた事には大変驚いた。

 http://info.finance.yahoo.co.jp/exchange/

 この点について、オーストラリアは米国のような銃の乱射事件や

 9.11のようなテロ事件、或いは、アルジェリアのような

 イスラム過激派によるテロからの襲撃リスクも極めて低く、

 また、日本のように地震や津波などの天災によるリスクも無く、

 そして、昨今最も重要である、中国・香港のような不透明・不可解な政府よって

 管理・運営されている民主主義の無い独裁国家でもない。

 つまり、永住先として、或いは、投資先としてのカントリーリスクの低さは、

 おそらくカナダと共に、最上位にランクされる国の一つであることは

 間違いはないのである。

 勿論、人件費が高く、企業へ課せられる負担や責任も重い国家ではあるが、

 一度ビジネスが成立すれば、安定した長期利益が見込める国なのである。

 だからこそ、豪ドルやカナダドルに国際資金が流入しており、

 相対的な国際為替相場として高くなっていると考えるべきであろう!

 このように、オーストラリアのように近くてカントリーリスクの

 極めて低い国々への進出に、積極的な日本企業が少ない現状は、

 海外進出においては、我が国日本はまだまだ発展途上国家なのか?

 と再認識した今回のセミナーであった。

 最後に、懇親会訪れたイタリアンレンストランの方が、

 オーストラリアの就労ビザ(457)の保有者であった事が分かり、

 懇親会の美味しい食事に花を添えた形となった。

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昔も今もある、海外プロジェクトでのテロや誘拐の危険性!

2013-01-18 09:28:11 | 海外事情

 アルジェリアの天然ガスプラント建設現場での、

 武装ゲリラによる人質事件で、アルジェリア軍が急襲

 したそうだが、どうなったのか大変心配である。

 27年前、まだ31歳で独身だった私は、給料の良さに惹かれて

 当時左翼ゲリラや麻薬組織によるテロや誘拐が頻発していた

 (今は、安全だそうです)南米コロンビアの片田舎に赴任した。

 Serrejoncolombia1986

 この日は、3000人近くの労働者が働くこの火力発電所建設現場で、

 大規模なストライキが行われたのだった。

 この事態に憂慮した発注者の現地電力会社が、

 ストライキに便乗したテロや誘拐を心配して、

 コロンビア軍にも警備を依頼したものとみられる。

 決して、受注した日本企業側が要請した訳ではない。

 しかし、会社側はテロや誘拐を常に憂慮していた記憶がある。

 私自身も、同じ行動パターンを採ったり、上の写真のように

 できる限りターゲットにならぬような行動を採ったものだった。

 このように昔も今も、海外のプロジェクトでは、テロや誘拐に対して

 最大限の注意を払ったとしても、どうしても一定のリスクがあることを

 決して忘れてはならないのである。

 それにしても、日揮のスタッフ(下請会社も含めて)の方々の無事を

 心より祈りたい!

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