創業家が三代以上続くと放蕩経営者が必ず出てくると昔から言われているが、大王製紙の井川某はまさにその典型のようだ。勿論、豊田家のようにしっかりとした経営者が出てくるケースもあるが数は圧倒的に少ないと思う。
確か以前の相続税率は、三代目に100億円以上のギャンブルをさせることなど決して出来ないほど高率だった筈である。ところが、昨今高額所得者の所得税率と共に下げられた相続税率の低減は、結果として会社の公金百数十億円をもカジノに注ぎ込むような、とんでもない大馬鹿者の創業者直系の三代目経営者を生んでしまったのだ。
大王製紙の一般社員の方々には大変お気の毒とは思うが、井川家の馬鹿孫のカジノでの遊び代に使われてしまうのか思うと、どうしても大王製紙の製品を買う気が起こらない。
やはり、相続税率は以前の水準に戻して、井川のようなモンスター三代目経営者が出ないような相続税率水準まで戻すべきだと私は思うのである。