行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする25年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

景気は確実に回復している! そして、今後の日本経済の行方は?

2010-04-28 09:01:45 | 社会・経済

 昨年の11月から、異常に会社設立等の手続依頼が急増しています。

 年末前後ではガラガラだった入管局でも、

  最近は人でごった返すようになりました。

 私の事務所でも、企業からの依頼が活発化して来ています。

 また、同業の友人・知人や時々拝見する見知らぬ士業の方々のブログでも、

 ”忙しい!”と書かれている方々が増えて来ました。

 それでは、今後の日本経済はどうなるのか?

 お金が動く → 物が売れる → 資本財への投資が増える

 → 雇用が増える → 消費が増える → 製造設備投資が増える

 → ガソリン等の物価が上昇する → 電気自動車が本格的に普及する

 → 人手不足となる → 賃金が急上昇する → 外国人流入が急増する

 → 入管法改正が検討される

 この様な状況が、2~3年以内で実際に起こるような気がしますが・・・。

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良い夫婦(4/22)のお手本

2010-04-21 12:23:31 | 日記・エッセイ・コラム

 4月22日は、良い(4)ふうふ(22)の日なんだそうだが、少なくとも私は”良い夫だ”と胸を張って言えるにはほど遠いようだ。

 ところで、身内自慢になってしまうのだが、老父は良い夫だったような気がする。

 生前母が、私や妹、或いは祖母と居る時よりも、父、つまり夫と居る時が一番気が楽なのだと言われたことがあった。そして、自分のことを本当に大切にしてくれる父(夫)に心より感謝していると、ぽつりと漏らした事があったのだ。

 長男であった父は、確かに妻であった母を常に庇っていた。実の父母や兄弟姉妹を敵に回しても母を庇っていた記憶がある。

 本来ならば、旧家の跡取り息子の長男であるはずの父であったのだが、祖父母や兄弟姉妹の肩を持った言葉を発した記憶が全く無いのだ。常に、母の肩を持つ言葉しか発したことはなかったのである。

 かといって、夫婦喧嘩はそこそこの頻度でしていたのである。しかし、親兄弟姉妹の側に立って母に何かを言った事さえも一度も無かったと思う。

 つまり、母にとっては、父は絶対的な味方であったのだ。日頃決して仲の良い夫婦という訳でもなかったのだが、実際には、母は父に対して一番心を許していたのであろう。

 そんな母は、25年前59歳で突然亡くなってしまった。

 病気がちで、痴呆症が出ていた祖母(母の実母)に対する看病疲れが最大の原因だったような気がする。

 勿論、父がそんな事を言う筈もないのである。

 老父のための適当な老人ホームを物色していたある日、老父は、

 「XX(実妹)は、体型的にも母親に似て来たので、自分の事で世話をさせて病気にさせては申し訳ないから・・・。月に一度来て貰う程度の完全介護施設に入らないと・・・。」

 いつの間にやら、昔のこと、特に母のことをあまり話さなくなった父は、妻に先立たれた最大の原因は看病と介護だった事を知っていて敢えて言わなかったようだ。

 そんな、父の気持ちを汲んで、食事・洗濯は勿論のこと日常の健康ケアーも含めた安心した介護を任せられる施設を絞り込み、更には、妹が来るのにあまり負担とならない程度の近さの老人ホームを選んだ経緯があるのだ。

 父や妹を敵に回しても、妻を庇えるか? おそらく、老父は”当たり前じゃないか!”と言うに違いない。そんな夫に私がなれるのならば、本当の”良い夫婦”になれるかもしれない。いや、是非そうなりたいものである。

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映画”アバター”がアカデミー賞作品賞、監督賞を取れなかった理由を考える

2010-04-17 11:30:18 | 国際・政治

 映画画面の中の人物や物が、観客席まで浮き出して見える、初の本格的な3D映画であり、巷間アカデミー賞作品賞、監督賞の受賞候補作品でもあった”アバター”を先月見に行った。

 聞くところによれば、IMAX方式が最も良く、また3D効果により文字まで浮き出て来て見づらいので、吹き替え版が良いと聞いていたので、数少ないIMAX劇場である川崎シアター7まで、わざわざ朝っぱらから見に行ったのでのである。

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  ストーリー的には、戦争を起こす最大の原因である資源確保のための武力行使という、人類が繰り返す愚行を皮肉ったシニカルで、警告的なメッセージを含む内容でもあり、決してスタ-ウォーズのような単純なSF娯楽映画でもなっかったように見えた。

 そして、立体3D映画という視覚娯楽手法での一種の革命的な試みによって、映像史的にも画期的な作品であり、かつ興行的にも大成功をした作品でもあるのだが・・・。

 一般的には、アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男女優賞などの主要部門では、SF作品は受賞出来ないようだ。スターウォーズや未知との遭遇などがその例ではあるのだが、オズの魔法使いやロードオブザリングなどのファンタジー系は、そうではないようである。つまり、アバターもファンタジー系という見方もあったとは思うのが、結果としてはアカデミー賞では惨敗だったようだ。

 では、一体何が原因だったのだろうか・・・。

 これは、飽くまでも推測だが、悪役も善役も元海兵隊員という設定にしてしまった事が、一部の米国民及びその家族から諸手を挙げて評価されなかったのではなかったのだろうか?

 海兵隊といえば、米軍の速攻精鋭部隊としてあまりにも有名であり、数々の著名人達も在籍していた軍組織なのである。例えば、

 ジョン・グレン(宇宙飛行士、上院議員)、テッド・ウィリアムス(プロ野球選手)、ロベルト・クレメンテ(プロ野球選手)、ジョージ・シュルツ(国務長官)、スティーブ・マックィーン(俳優)、ジュージ・C・スコット(俳優)、ジーン・ハックマン(俳優)、リー・トレビノ(プロゴルファー)、ケン・ノートン(プロブクサー)、マイク・マンスフィールド(駐日大使)

 と、まさに海兵隊出身者で、退役後に社会で活躍している著名人の多さに驚かされる。

 彼等著名人達の家族や親族にとってこの映画を見たあとで、素直に心からこの作品を評価できるのであろうか?

 きっと、この設定が原因でアカデミー賞を逸したのかなぁ?などと、私は勝手につぶやきながら、遅めのクレープランチをカミさんと共にパクついていた春うららかな週末であった。

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千代田支部定時総会に行ってきました!

2010-04-14 01:14:42 | 行政書士会千代田支部

 日頃は、何一つ支部活動はしない私ですが、この定時総会と新年会だけは必ず出席するようにしています。その定時総会が、昨日4月13日に開かれました。

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 千代田支部の会員は、名ばかりの会員が少なく、実務家が多数を占める会員数250人を越える東京会でも有数な支部とのことです。

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 定時総会と懇親会の開催場所ですが、毎年それなりの立派なシティーホテルで開かれます。

 ところで、私は支部の理事でも無いくせに、2次会まで付いて行ってしまいました。

 千代田支部理事の皆さん! いつも本当にご苦労様ですm(_ _)m。

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メーカーが信頼を失う時とは

2010-04-09 20:08:17 | 社会・経済

 とあるメーカーのシェーバーを使い続けて27年になります。毎日使う物ですから、もう私の生活必需品であり、欠かせない存在となっている物です。しかしながら・・・。

 このシェーバーメーカー、仮にB社としておきましょう。とにかく27年間、一度も故障した事がなかったのです。だから5年6年と、もうモデルが完全に古くなるまで使い切れたのでした。

 それこそ、メッキが剥がれるほど、それぞれの機種を使い込んでから買い換えていたので、このB社のシェーバーには絶対の信頼を置いていたのでしたが・・・。

 ところが、1年半~2年足らずほど前に買った製品がいとも簡単に壊れてしまったのです。別に取扱が悪かったり、床に落とした訳でもないのです。今まで通り、普通に使っていて故障してしまったのです。

 買ったYカメラに、数ヶ月期限が切れた保証書と共に持っていって、

 「2年足らずで、こんなに簡単に壊れるものなのですか? このメーカーは、今まで一度もこんな事は無かったのですが・・・。」

 ところが、Yカメラの修理担当店員曰く、「所詮、機械ものですから・・・。保証期間外ですと原則有料になりますが・・・」

 「お客様としては、おいくらまでのご予算ならば修理しても構わないでしょうか?」と全く事務的なのである。故障原因や使い方など聞くつもりさえも無いらしい。

 「こんな2年足らずで故障して、多額のお金は払えないでしょう。お宅のポイントが多分4~5千円分貯まっているはずですから、その範囲なら構いませんが・・・」と私。

 そして、数日後Yカメラからの電話

 「Yカメラの修理担当のXXですが、ご依頼のシェーバーの修理費用は8,9XX円となりますが・・・」

 「えっ! 約9千円ですか!・・・」ほとんど絶句なのである。

 「刃も傷んでいますので、替え刃代も含まれますが・・・」とYカメラ修理担当者。

 製品の故障原因を説明する事も無く、当然に修理代を請求するB社と、売ったら売りぱっなしで、少しでも客から代金を取ることしか考えないYカメラに対して、急速に心が冷えて行くのが自分でも分かりました。

 トヨタのような自動車ですと、欠陥商品にはリコール制度があるのですが、電化製品では発火などの危険が伴う欠陥以外での製品の回収などはほとんど聞いた事がありません。

 では、製品の欠陥が全く無いのかと云うと、おそらく絶対にあるはずです。それも相当数の欠陥商品が・・・。

 それを各メーカーは、おそらくアフターケアーや修理という形で隠蔽した例が相当数あったと想像できます。

 しかし、ほとんどのメーカーは、修理での対応やニューモデルの投入により、おそらく欠陥のほとんどが知らぬ間に隠蔽されて来たのだと私は思います。いや、今でも隠蔽され続けているに違いない?と想像せざるを得ません。

 27年間、品質は絶対だと思っていたシェーバーメーカーB社に裏切られた私は、次回には国産のP社のシェーバーに買い換えます。

 また購入先も、売った機械ものでも長期保証を無料で付けている販売店から買います。

 まさに、覆水盆に返らずといった、メーカー、販売店への気持ちでした。

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