もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

反東京五輪ポスターが教えてくれるもの

2020年02月13日 | 韓国

 韓国の「VANK」という民間団体が、東京五輪を揶揄・中傷するポスターを作製して掲示・配信していることが報じられた。

 デザインは、防護服を着た聖火ランナーがトーチを掲げてスタジアムを走るもので、トーチは緑色の炎を上げている。またポスターには五輪マークや東京大会の公式ロゴが使用されていることから、IOCが「政治的な目的でのエンブレムの不正使用で今後行動を控えるよう求めた」としているが、当該団体が撤回する動きは無いようである。既に韓国は、福島で行われる野球のために韓国から持ち込んだ食材を韓国人の調理人が調理して選手に食べさせるとして、ホテルも確保している。それほどまでに福島県産農産物の放射能汚染を危惧するならば、農産物を生産する土壌の残留放射能はもっと怖いはずで、更にはIOCに福島原発の処理排水の放射能レベルを執拗に抗議していることからも、論理的に考えれば野球への参加を辞退若しくはボイコットを主張すべきであろう。また、それほどまでに日本が嫌い、選手の健康が心配ならば東京オリンピックそのものへの参加を辞退すべきではないだろうか。オリンピック大会への参加招待状はオリンピック憲章で「IOC(国際オリンピック委員会)から開会式の1年前に、公認されているすべてのNOC(各国・地域のオリンピック委員会)に招待状を送付する」とされ、NOCは招待状を受け取ってから4か月以内に参加・不参加を通知するよう定めているので、遅くとも昨年末頃には韓国も参加する旨回答しているのであろう。冒頭の団体が韓国オリンピック委員会の意思を代表しているとまでは思わないが、三権と世論が日韓請求権協定まで平然と踏みにじるお国柄であれば、オリンピック憲章の規定やIOCの勧告など歯牙にもかけないのだろう。さらにVANKを調べてみると「“大韓民国の正しい姿“を世界中に広めるために、インターネット等を介して、大韓民国に関する情報宣伝工作活動を行うことを目的とする民間組織で「民間外交使節団」と自称しているが、韓国政府から公金(補助金)が支出されている」となっていることから、ある程度政府や韓国オリンピック委員会の意思を含んでいるものと思われる。ヘイトとの誹りを承知で言えば、今回の愚行は程度の差はあれ、ソウル五輪を貶めるために大韓航空機爆破やラングーンテロを行った北朝鮮の行為に通じるもので、他人・他国の成功を喜ばない若しくは妨害する朝鮮族の特質が根底にあるものかと考える。

 おそらく韓国は「一部の心ない民間団体が行った行為」とするであろうが、公金の支援を受けている団体が、SNSのみならず日本大使館建設予定地のフェンスにまで掲示したのは、明らかに度を越えているものと思うし、遠からず世界各国で掲示・貼付されることになるのだろう。このような行為の積み重ねが、世界各国の朝鮮族歪曲視・韓国疲れを助長していることに気づかないのだろうか。VANKは「大韓民国の正しい姿を発信」としているが「卑しい」の誤植・誤変換ではなかろうか。