もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

カープのペナント奪還を期待

2020年02月01日 | カープ・スポーツ

 プロ野球選手が”正月”と呼ぶ2月1日のキャンプ解禁日となり、佐々岡監督率いる「常勝カープ」も始動した。

 連覇を逸するどころか屈辱の4位に沈んだカープ再出発の日で、チーム一丸となってリーグ優勝と日本一に邁進して欲しいものである。昨シーズンを通して丸選手が抜けた3番・センターの穴を埋めきれず、投手陣が力尽きた終盤の課題を何とか克服して欲しいと願っている。投手陣では即戦力との呼び声高い島内颯太郎選手が新加入、野手では菊池選手の残留・昨季後半に活躍した小園選手の飛躍と明るい材料も見出せる。また、コーチ陣についても2軍コーチから昇格した朝山東洋打撃コーチに注目している。朝山コーチはカープ在籍6年間(152試合・8本塁打)とスターにはなれなかったが、入団当初から前田智徳2世と呼ばれるほどの打撃センスを評価されていた選手であった。昨季1軍に昇格した選手が”積極的に打ちに行くタイプ”であったことは、朝山コーチの指導によるものであろうと思っているし、前任の東出コーと迎コーチが揃って1・2番を打つ選手であったために、どちらかを長打力選手を養成できるコーチにすべきとの持論が具現されたと自画自賛もしているが、佐々岡監督が朝山・迎両コーチの棲み分けを明確にしてくれるものと信じている。昨季首位打者を獲得した鈴木誠也選手が三冠王を狙える選手に成長できるか否かは、この棲み分けにかかっているものと思っている。また、かってユーティリティプレイヤーであった山田和利内野守備・走塁コーチにも小園選手にレギュラー出場できるポジションを与えてくれることを期待している。しかしながら、高信二ヘッドが残留したことは一抹の不安材料である。昨季のカープの攻撃面の戦術はある意味で硬直しており、相手バッテリーからはワンパターンの対処で攻撃を封じられたように感じる。何も突飛な作戦を要求するものでは無いが、バリエーションを持った攻撃で相手チームにプレッシャーを与えるような攻撃が今季も見られないのではと思っている。

 桜・新型肺炎・中東情勢・EU騒動と問題山積の今であるが、この1年の一喜一憂のためとお許しい乞うものです。頑張れカ-プ!。行け行けケカープ!。踊れスライリー!。小生にとっても、妻とのチャンネル権争奪戦の幕開けです。