”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

四国88ヶ所自転車遍路~8日目~

2005年09月26日 | ちゃりんこ
■8日目のデーター
走行距離:87.5km、走行時間:6.37hrs、平均速度:13.2km/h、参拝札所:39番延光寺~40番観自在寺

■9/26(月)
朝食は昨夜の残りメシ、荷物片付け残った蚊取り線香を帯広の夫婦のテントに持っていく。彼らはこれから南下するのでまだ蚊取りが必要だろう、当方は荷物を1グラムでも減らしたいので残りを使ってくれるようプレゼントした。お返しにコーヒーでも飲んで行って・・と入れてくれた。冬の北海道は寒くてかなわんが、5月6月はいいよ~、としきりに進める。来年バイクで行こうかな、と言うと是非是非と嬉しそうだった。石垣にも今度行きたいと言うと、何処かで又出会うかもね・・そのときは宜しく。と言って別れた。石垣にはこの夫婦みたいな移住者が増えていると聞くが、どうだろう、そんな良い所だろうか、後少しマイレージが貯まれば一度行って見ようと思った。

さあ今日は土佐から伊予に入れそうだ、遍路の旅はまだ半分も終えていないが、土佐の荒々しい風景とも今日がお別れかと思うと寂しい気持ちに成ってくる。又来ればいいさと独り言言いつつ出発。宿毛の延光寺までは50kmは有る、その次の御荘、観自在寺までは更に30km、丸一日の工程だ。確か道路にupdownが結構有ったと思うので、辿り着けるかどうか?40番観自在寺にはスキー仲間の仏師、むくさんが修行時代に補修したらしい古い弘法大師像が有るらしいので面会が楽しみだ。

太平洋を眺めながら快適なサイクリングだ、叶崎の灯台と展望台で一休み。ここからの景色は最高だ。天気も良好、写真撮る。ここからしばらくの間海岸線を離れる、宿毛湾は穏やかでいよいよ伊予が近いと感じられた。延光寺の亀さん見てお昼頃に県境を越える。40番観自在寺13:45着。予想よりだいぶ早く着いた。弘法堂を見るがお堂は暗くて良く見えない。お堂の前に小さい像が見えたが・・・これかもね。一応写真撮っておいた。次は宇和島にある龍光寺までは48kmも有るので到達は難しい、行けるところまで行き、泊まる事にする。

15:30内海村に入り「グリーンパーク須ノ川」という広い芝生公園にさしかかった、公園内を一回りした所、巨大なあずま屋と、綺麗なトイレを発見、あずま屋には木製のベンチが沢山有った、しかも公園の向かいに「ゆらり内海」というお風呂とレストラン。今夜はここのあずま屋のベンチがねぐらに決定。荷物をあずま屋に置き、風呂道具を持ってゆらり内海のお風呂に行く。400円、広い浴槽に泡風呂、塩風呂、サウナまで有った。風呂上りに400円の生ビール等飲んでリラックス。レストランを覗くがここは午後5時から9時半までの営業とか、広くて綺麗なのを確認し夕食はここで取る事に決めて、ひとまずねぐらに帰る。

日記書いてからベンチの具合を確かめる。巾は狭いが何とか眠れそうだ。公園を散歩、広い芝生にバイクの人がテント張ってる。今日の泊まりはこの人と私の2名だけのようだ。あずま屋に照明は無いが、すぐ近くのトイレの照明を点けたら薄明るく成った。これなら良さそうだ。午後6時、ゆらり内海のレストランに行く。広くて綺麗だ、メニュー見ると宇和海の幸満載。値段も安いゾー、アワビ、イカ、鯛、ハマチのお刺身定食に生ビール、食後のホットコーヒーで〆て2,100円なり、宿泊費無料なので本日は安上がりだ、食事中携帯電話の充電までさせて貰った。刺身は本当に旨かった満腹ほろ酔い気分で、午後7時半に今夜のお宿に戻る。午後8時シュラフカバーにもぐりこむ、結構涼しく今夜は広げたポンチョを掛け布団にして丁度良かった。星がキラキラと綺麗だ、見てるうちに眠ていた。

・叶岬を望む


・叶崎灯台


・延光寺由来


・闘牛ポスター


・観自在寺弘法堂


・今日の宿は・・・・


・ベンチがベッド


・宇和海の幸を頂く


・公園の看板


・アヒルとカモ


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