”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

四国88ヶ所自転車遍路~3日目~

2005年09月21日 | ちゃりんこ
■3日目のデーター
走行距離:112.85km、走行時間:7.42hrs、平均速度:14.9km/h、参拝札所:13番大日寺~22番平等寺

■9/21(水) 曇り
雨も止んだので早々に橋下ねぐらを撤収し、06:15に出発。しばらく行くと道の駅が有った。ベンチや、綺麗なトイレ有り。ここで野営したほうが良かったかもネ・・早朝なので無人、トイレで洗面、歯磨き、髭剃り等する。洗面所になぜか小さな青蛙、触ったらおしっこかけられた。こいつの写真撮る。13番大日寺07:37、ここから19番立江寺までは徳島市内の札所だ、坂も無く楽勝だが、人と車が多く閉口する。午後よりやっと街を抜け、次の難関20番鶴林寺(かくりんじ)に向かう。ここへは標高差500mの登りだ。昨日の焼山寺と比べると楽勝だが、それでも汗ダラダラ。急な坂道は自転車押して歩く。車はスイスイと抜いていくが・・・、歩ける健康な自分に感謝しつつ行く。

かいた汗の多かったほど到達した時の充実感が有るし、ご利益も有るような気がする。鶴林寺には龍の天井絵と鶴の青銅像が有る。ここの納経所の坊さんが自転車なら、次の太龍寺は、ロープウエーに自転車持って乗り、自転車で下ると面白いよ、と教えてくれた経費も半減するわけだ。早速教えてもらったとおり自転車持ってロープウエーに乗った。平日なのでガラ空き。然しここからの下り道は急傾斜に路面も悪くかなりハードだった。パンクしないか心配だったが何とかクリア。

平等寺午後4:15、次の日和佐薬王寺までは20km以上有るが、何とか行けそう。薬王寺の宿坊に電話し、宿泊予約した。夕食無し朝食付きで4,200円とまあまあ。近くにホカ弁屋とうどん屋が有るらしい。宿も決まり一安心、のんびりと薬王寺に向かう。途中遍路小屋が有ったので写真撮る。国道沿いで吹きさらしなのでここで泊まるのはうるさくて大変だろうな。中のベンチに座布団が置いてあった。四国ではこんな小屋があちこちに有る、又バス停がお遍路の仮眠所として黙認されているようで、大抵のバス停に座布団、毛布等が置いてあった。歩き遍路となると、40~50日かかる。毎日宿に泊まっていては経費が大変だ。歩き遍路やるには何処ででも泊まれる度胸が必要だろう。

pm6:00薬王寺に辿り付いた、久しぶりの日和佐だ。すぐ近くに海が有り海亀の来る砂浜が有名だ。23番札所薬王寺は海を見下ろす高台に有り展望は最高だ。しかし日も暮れかけていたのでとにかく宿坊にチェックインする。今日の泊まりは後1名。管理人によるとこの人も愛知県から来たサイクリストらしい。自転車は倉庫に入れてもらった。10人以上は泊まれそうな部屋に一人、荷物広げ濡れたポンチョ等室内に干してから風呂場にくりだした、広い風呂場には洗濯機と乾燥機が置いてあり、洗剤まで置いてあるではないか。ありがたい、早速汚れ物を洗濯させてもらった。ここは無料だった。

風呂でサッパリし夕食調達に街に繰り出すが、メインストリートの店は殆ど閉まっており閑散としていた。国道沿いにホカホカ弁当屋の看板だけがチカチカ・・ここでロースカツ弁当とカラ揚げを買う、次に街の自販機でビール調達、日和佐では新千円札が自販機で使えないのだ。徳島では札所のお釣りに今だ旧札が混じっていた。小銭で何とか2本調達し部屋に戻る。部屋でTV見ながら夕食、気に成るのは明日の天気のみ。何とか晴れそうだ。明日は阿波とお別れし、土佐の24番最御崎寺(ほつみさき)まで83.4km。期待でワクワク。夜中雨がザアザア降っていたようだが、朝には止んでいた。

・道の駅のカエル


・14番常楽寺


・18番恩山寺


・20番鶴林寺


・21番太龍寺ロープウエイ


・日和佐手前の遍路小屋


・23番薬王寺に着いた


・今夜の夕食


・宿坊の窓から日和佐の町


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