一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『ゼロ・ダーク・サーティ』

2013-09-24 | キネマ
良作。

オサマ・ビン・ラディン殺害にいたるまでを、(おそらく)綿密な取材と、手間隙をかけたロケやセットでリアリティ十分に描いた映画。
米国の活動や関係組織の行動の当否については触れずに、事実を再現することに力を入れている。
CIAのノンキャリの女性分析官が主人公であるが、彼女についても極端にヒロインとしてまつりあげているわけでもない。

究極の状況におかれた「現場の人」を描くという意味では『ハートロッカー』と同根であり、ラストシーンからは同じ後味がする。



コメント
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