一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『鉄道が変えた社寺参詣―初詣は鉄道とともに生まれ育った』

2018-01-03 | 乱読日記

正月にぜひ。

「元旦に初詣」という習慣が、明治期の鉄道の旅客獲得競争に端を発して、民衆に娯楽として定着したものだ、ということを、当時の新聞広告や文献などを元に解き明かした本。

明治期には国鉄以外にも民間鉄道会社が多数あり、それらが仁義なき競争を繰り広げていた様子、当時の行楽の距離としては最適だった成田山と川崎大師、旧暦から新暦への変更の際の混乱、地元の檀家・氏子と行楽客の行動の違いと多数派が席巻していった様子など、非常に興味深い。

★4.5



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2018年の目標

2018-01-03 | よしなしごと

あけましておめでとうございます。

このブログも、忘れたように本や映画のレビューなどを書いているのだが、それもしばらくごぶさたしている。

元はと言えばこのブログ、日記代わりにしようと始めたわけだが、どこに行った何を食べただとFacebookやインスタの世界だし、それにアップするほどのネタがあるわけでもない。
それに、同年代だとアカウントは作ったもののアクティブなものはほとんどなく(他人のことは言えないが)、そこに連日飲んだくれているのを晒してもしかたがない。

仕事がらみのネタも自己規制の加減がいまいちつかめていないので、Twitterで混ぜかえす程度が適当かと思っている。

しかも、最近はまとまった長さの文章を書く機会があまりないので、筆無精になっている。

なので、2018年は「備忘のために本や映画の一言メモを書く」と割り切って、それだけは励行しようかと思います。

果たしてどうなるでしょうか。

 

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