7/31には「スコップ団」にも参加してきました。
スコップ団、一部ではとても有名なのですが、震災後にとにかく何とかしなければと動き出した数人の若者が中心になって始めた活動です。
タンクローリーを調達して新潟からガソリンを運んだり、安置所にドライアイスを届けたり、時には打ち上げられたスナメリ(イルカの仲間)を助けたりと並外れた行動力を発揮し、現在は被災した家を、泥かき、瓦礫片付け、思い出の品々の救出と高圧洗浄で手直しすれば住める状態にまで持っていくという活動をしています。
「団長」のブログを震災当日の分から順に読むことをお勧めします。
たぶん3時間くらいかかると思いますが、震災の現場の実態とスコップ団を理解するのに一番いいと思います。
最近過去を振り返るエントリがあったので時間のない方はこちらをご覧ください
。
思い出したくないけど、記すこと。
(とそこで紹介されている3.11を記す)
熱中症
スコップ団の活動は経験、年齢、性別不問。毎回集合場所に行ける人が集まる、というもの。
※ 詳しくは事務局のブログスコップ団とはをご覧ください。
事前のリサーチで見つけてどうしても参加せねばと思い、7月31日に参加。
前日の南三陸町では体力的には大丈夫だったけど、こっちはもっとハードらしいし、ほとんどが20代30代みたいなので邪魔にだけはならないようにしよう、などとちょっとどきどきしながら集合場所へ。
集合の山下駅前には三々五々団員が集まっています。
その日は35人くらい。うち12~3人が女性でした。
東京からスコップ団に参加するために週末来ている人も。
その日は、新しく購入した機材運搬用のダンプ「タートル号」のお披露目がありました。
それまで機材の運搬は軽トラのレンタカーを使ってたらしいのですが、スコップの本数も半端じゃないけど、それだけでなく運搬用一輪車(「猫車」って奴ですね)とか高圧洗浄器などの機材が充実してきたので車も大型化。
※ ダンプの入手経緯については「タートル号」の名前の由来でもある手配した亀井さんのブログ参照。
(ヤフオクって中古のダンプも売ってるんですね。)
スコップ団プ、顛末報告。(前編)
スコップ団プ、顛末報告。(後編)
そして日本一の男前に会う。
ダンプに乗って隊長登場
後ろにもスコップ団のロゴがばっちり
ロゴのカッティングシートは自製なので、つけたい放題。
でもなんにでも"FU・K"つければいいってモンじゃないだろw
それだけじゃないぞ、と団長
じゃじゃ~ん
団員大ウケ
この日はPVを撮るとかでカメラマンが同行。
集合場所の山下駅(現在常磐線は不通)の線路を団員が歩くシーンを撮影。
もう一回~
さて、一軒目
駅から比較的近いところのお宅。
1階は津波で浸水して家具やら流れてきたものやらでぐちゃくちゃの状態。
こちらに当日の現場の画像があります。
大きく瓦礫はこっち、燃えるものはこっち、使えるもの・大事そうなものはここ、とおき場所を決めてスコッピング開始。
特に役割分担を決めなくても各自片付ける場所を選んで道具を手にとって始めます。
最初は見よう見真似でやっていたのですが、どこからやっても最後は全部きれいにするんだから一緒だということがわかり、なんとなく自分の持ち場を決めてそこに集中したり、手が足りないと声をかけられたら応じたり、重そうなものを運ぶのを手伝ったりとなんとなく入り込むことができます。
自分のペースを考えて休んだり給水をするのが基本なので、汗かきのオジサンは適宜休んで汗を拭いたり水を飲んだり。
全体休憩や昼休みもあるけど、やり残しがあればやってたり、団長が作業しててもその他は昼飯食べてたりとそれぞれのペースでやっている自由さが長続きのコツかも。
ベテランの団員はさすがに動きがいい。
特に感心したのが女性陣(「レディース」と呼ばれているw)
泥掻きなどの力仕事も普通にやるし、台所の食器棚(津波をかぶって泥がつまっている)から食器を仕分けしたり、風呂場に立てこもって浴槽に4ヶ月溜まった泥水をひたすら掻きだしたり、高圧洗浄のモップがけにと大活躍。
それに、救い出した品々を洗ってきちんと整理。
一方で男性陣はスチール製の物置の解体とかだとわいわい集まって来る。
片付け本能には性差があるのかもしれない。
1軒目が大きめの家だったので昼過ぎまでかかり、つぎは2軒目に。
高圧洗浄の係りの団長と救出した品々を整理する係りは1軒目に残って仕上げを。
2件目は分譲地の中らしく1軒目より小さく、比較的早く終わりました。
ただ逆に瓦礫やゴミの置場がとりづらかったり、搬入搬出の動線が交差するのが少し苦労。
2軒目もほぼ終盤、の図
お疲れ様でした~
団員が和気あいあいと、しかもモチベーション高く真面目にやってるところ、新参者でも違和感なく受け入れるところなど、最近の若者は立派だと昭和のサラリーマンである私はつくづく感心しました。
皆さんも機会があれば参加してみてはいかがでしょうか。
年齢・性別・経験不問です。
詳しくはスコップ団事務局のブログをご覧ください。
また、Tシャツやステッカーを買っての活動支援もできますのでよろしくお願いします。
<おまけ>
団長のブログの当日の活動報告(こちら)の隅っこにへっぴり腰の私が写っている写真がありますw
※ 関連エントリはこちらから被災地に行ってきました。
スコップ団、一部ではとても有名なのですが、震災後にとにかく何とかしなければと動き出した数人の若者が中心になって始めた活動です。
タンクローリーを調達して新潟からガソリンを運んだり、安置所にドライアイスを届けたり、時には打ち上げられたスナメリ(イルカの仲間)を助けたりと並外れた行動力を発揮し、現在は被災した家を、泥かき、瓦礫片付け、思い出の品々の救出と高圧洗浄で手直しすれば住める状態にまで持っていくという活動をしています。
「団長」のブログを震災当日の分から順に読むことをお勧めします。
たぶん3時間くらいかかると思いますが、震災の現場の実態とスコップ団を理解するのに一番いいと思います。
最近過去を振り返るエントリがあったので時間のない方はこちらをご覧ください
。
思い出したくないけど、記すこと。
(とそこで紹介されている3.11を記す)
熱中症
スコップ団の活動は経験、年齢、性別不問。毎回集合場所に行ける人が集まる、というもの。
※ 詳しくは事務局のブログスコップ団とはをご覧ください。
事前のリサーチで見つけてどうしても参加せねばと思い、7月31日に参加。
前日の南三陸町では体力的には大丈夫だったけど、こっちはもっとハードらしいし、ほとんどが20代30代みたいなので邪魔にだけはならないようにしよう、などとちょっとどきどきしながら集合場所へ。
集合の山下駅前には三々五々団員が集まっています。
その日は35人くらい。うち12~3人が女性でした。
東京からスコップ団に参加するために週末来ている人も。
その日は、新しく購入した機材運搬用のダンプ「タートル号」のお披露目がありました。
それまで機材の運搬は軽トラのレンタカーを使ってたらしいのですが、スコップの本数も半端じゃないけど、それだけでなく運搬用一輪車(「猫車」って奴ですね)とか高圧洗浄器などの機材が充実してきたので車も大型化。
※ ダンプの入手経緯については「タートル号」の名前の由来でもある手配した亀井さんのブログ参照。
(ヤフオクって中古のダンプも売ってるんですね。)
スコップ団プ、顛末報告。(前編)
スコップ団プ、顛末報告。(後編)
そして日本一の男前に会う。
ダンプに乗って隊長登場
後ろにもスコップ団のロゴがばっちり
ロゴのカッティングシートは自製なので、つけたい放題。
でもなんにでも"FU・K"つければいいってモンじゃないだろw
それだけじゃないぞ、と団長
じゃじゃ~ん
団員大ウケ
この日はPVを撮るとかでカメラマンが同行。
集合場所の山下駅(現在常磐線は不通)の線路を団員が歩くシーンを撮影。
もう一回~
さて、一軒目
駅から比較的近いところのお宅。
1階は津波で浸水して家具やら流れてきたものやらでぐちゃくちゃの状態。
こちらに当日の現場の画像があります。
大きく瓦礫はこっち、燃えるものはこっち、使えるもの・大事そうなものはここ、とおき場所を決めてスコッピング開始。
特に役割分担を決めなくても各自片付ける場所を選んで道具を手にとって始めます。
最初は見よう見真似でやっていたのですが、どこからやっても最後は全部きれいにするんだから一緒だということがわかり、なんとなく自分の持ち場を決めてそこに集中したり、手が足りないと声をかけられたら応じたり、重そうなものを運ぶのを手伝ったりとなんとなく入り込むことができます。
自分のペースを考えて休んだり給水をするのが基本なので、汗かきのオジサンは適宜休んで汗を拭いたり水を飲んだり。
全体休憩や昼休みもあるけど、やり残しがあればやってたり、団長が作業しててもその他は昼飯食べてたりとそれぞれのペースでやっている自由さが長続きのコツかも。
ベテランの団員はさすがに動きがいい。
特に感心したのが女性陣(「レディース」と呼ばれているw)
泥掻きなどの力仕事も普通にやるし、台所の食器棚(津波をかぶって泥がつまっている)から食器を仕分けしたり、風呂場に立てこもって浴槽に4ヶ月溜まった泥水をひたすら掻きだしたり、高圧洗浄のモップがけにと大活躍。
それに、救い出した品々を洗ってきちんと整理。
一方で男性陣はスチール製の物置の解体とかだとわいわい集まって来る。
片付け本能には性差があるのかもしれない。
1軒目が大きめの家だったので昼過ぎまでかかり、つぎは2軒目に。
高圧洗浄の係りの団長と救出した品々を整理する係りは1軒目に残って仕上げを。
2件目は分譲地の中らしく1軒目より小さく、比較的早く終わりました。
ただ逆に瓦礫やゴミの置場がとりづらかったり、搬入搬出の動線が交差するのが少し苦労。
2軒目もほぼ終盤、の図
お疲れ様でした~
団員が和気あいあいと、しかもモチベーション高く真面目にやってるところ、新参者でも違和感なく受け入れるところなど、最近の若者は立派だと昭和のサラリーマンである私はつくづく感心しました。
皆さんも機会があれば参加してみてはいかがでしょうか。
年齢・性別・経験不問です。
詳しくはスコップ団事務局のブログをご覧ください。
また、Tシャツやステッカーを買っての活動支援もできますのでよろしくお願いします。
<おまけ>
団長のブログの当日の活動報告(こちら)の隅っこにへっぴり腰の私が写っている写真がありますw
※ 関連エントリはこちらから被災地に行ってきました。