タバコ業界のロビイスト団体の広報担当で口八丁の男が主人公の話。
(以下ちょっとネタばれ注意)
主人公はテレビ番組で糾弾されても、議会の公聴会に召喚されても、相手の弱みを突いたり話をうまくすり変えて規制論者をやりこめる、といういわばアンチヒーローなんですが、思わぬ展開から窮地に陥り、会社からも見放され・・・というなかで、家族の支えを軸に自分の能力を生かして立ち上がって行くという風にうまくまとめています。
きれいにまとまりすぎて「読後感」が薄いくらいですが、「よくできた二時間ドラマ」と思えばいいと思います。(半額クーポンで195円だったし。)
主人公の基本技として「タバコは有害ではないというのか?」という問いに対して「喫うか喫わないかは個人の選択でありその自由を奪うべきでない」という論点のすり替えがあります。
ただ、今の日本でこれをやっても、小泉改革以後は悪のキーワードになっている感のある「自己責任論」とされて批判されそう。
(以下ちょっとネタばれ注意)
主人公はテレビ番組で糾弾されても、議会の公聴会に召喚されても、相手の弱みを突いたり話をうまくすり変えて規制論者をやりこめる、といういわばアンチヒーローなんですが、思わぬ展開から窮地に陥り、会社からも見放され・・・というなかで、家族の支えを軸に自分の能力を生かして立ち上がって行くという風にうまくまとめています。
きれいにまとまりすぎて「読後感」が薄いくらいですが、「よくできた二時間ドラマ」と思えばいいと思います。(半額クーポンで195円だったし。)
主人公の基本技として「タバコは有害ではないというのか?」という問いに対して「喫うか喫わないかは個人の選択でありその自由を奪うべきでない」という論点のすり替えがあります。
ただ、今の日本でこれをやっても、小泉改革以後は悪のキーワードになっている感のある「自己責任論」とされて批判されそう。