一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『レスラー』

2010-04-04 | キネマ
ミッキー・ローク主演の映画で初めて感情移入できたかも。

引退を覚悟しながらもリングでしか充実感を得ることができない元スタープロレスラーを熱演。
不健康に歳をとってやさぐれた顔つきと「猫パンチ」の頃よりも鍛えた身体は、役作りに相当入れ込んだ感じが伝わってきます。


「男の花道」風でなく「業」に焦点を当てて描いた脚本は、主人公と同じ「80年代最高!90年代くそくらえ」(音楽についてですが)の自分には身につまされすぎて「もう見てられないよ」という気持ちになったまま最後まで観てしまいました。







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