念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

オリオン大星雲

2005年10月13日 | 天体写真

昨夜は見覚えのある流れの天気予報であったので先週に続いて平谷へ行ってきました。
予想通り観測地は雲海の境で晴れとガスがいり混じった天気であった。
松本方面は一晩中晴れていたとの情報もありました。
前線が下がって観測地は気流の谷間であったかもしれない。

月没過ぎから時には良い空もあった。
先週撮り損ねたオリオン座もかなりの高度まであがった。
馬頭星雲を撮ってから、M42を撮影した。
3月はじめに実家の庭から何度も撮っていたが平谷では初めてである。
家に帰って画像を開いてみると、驚くべき写りであった(私にとってはです)。
小さな望遠鏡だと侮っていたけれど、観測地によっては写りかたが格段に違ってくる。
赤道儀の流れは、取り説を再読して欠けていた設定がわかり、ようやく収まってきました。5,6分はノータッチガイドでいける。

タカハシFSー60C 0.85レデューサー f302mm F5.0
EM-200temma2Jr. キャノンEOS KISS D N改造カメラ

天体撮影三昧

2005年10月10日 | 風景
撮影現場で知り合いになったM君がBlogを開設した。
確かに道楽としての天体撮影はろくな遊びではないかもしれない。

>元来不精なので、長続きしないと思うが・・・。
>金はかかるし、夜更かしするので仕事にも悪影響だ

彼のように若くして天体撮影を始めれば、将来はかなりうるさい天体写真家になるかもしれない。

私もいろいろな趣味をやってきたが、そこそこまでやると大抵飽きてきて、本当の趣味(仕事?)の絵の仕事に戻っていく。
天体写真をやっている人は趣味と言えども『そこまでやるの・・・』というほど熱心な人が多い。
私の場合は美しい宇宙を見ることの延長で写真を撮りだした。
見て、感じて、考えて、表現する、これが私の仕事だ。

暗黒星雲 B143

2005年10月09日 | 天体写真

わし座のγ星のすぐ西にある暗黒星雲 B143。
私は暗黒星雲、ダークマターには興味をおぼえる。
真っ暗で何も見えなくても、そこには何かある・・・。
ダークマターが宇宙の構成で鍵をにぎるともいわれている。

私の中のダークマター・・・、それは肉体の衰えであろうか・・・。
マイナス因子である。
これから肉体を若返らせることはできないかもしれない、
いかし老いに歯止めをかけて健康を保つ努力はしなければならない。
心だけはいつまでも若く幼稚であるのだが・・・。

白鳥座 IC1318

2005年10月08日 | 天体写真

天候の良い日に機を逃さず撮影に行って良かったと思う。
翌日から雨や曇りが続く・・・今日も雨。
撮りたいと思っていた星雲星団の半分も撮れなかったが
楽しみは残しておこう・・・。

赤道儀(EM-200)の流れは多少良くなったものの、やはりかなりシビアだ・・・。
足で少し当てたり、鏡筒に懐炉をつけたりしただけでも極軸はずれてしまう。
撮影のたびに合わせ直したほうがよさそうである。
それに導入ソフトのThe Sky Sixに不具合もあったのでてこずった。
バージョンアップしてなかった分である。
オリオン座の真ん中の星(アルニタク、アルニラム、ミンタカ)や星雲に同期や導入ができない不具合。
帰ってからバージョンアップしてみたら、その不具合は解消された。

前回撮った星雲はおさらいのつもりでまず手始めに撮り出した。
あとから撮るつもりでいた星雲はガスが来たり時間がなくなって結局前回撮った星雲と新しい物は二つくらいしか撮れなかった。

IC1318 白鳥座γ星付近に広がる散光星雲。
これも前回撮った星雲です。

雲の上の星星

2005年10月07日 | 天体写真
気象庁や他の天気予報では朝までみな晴れの予報・・・、
最新のデータ放送のみ曇りで不安はあったが、
思い切って平谷まで遠征した。
下から見上げた時はガスの中であったが上へ着いてみると
すれすれ雲海の上で希望は持てた。
暗くなりかなり良い空・・・。
30分もするとガスが・・・、しかし雲は低いと見て
1時間以上待った・・・案の定また素晴らしい星空が見える
1時間半ほど晴れただろうか、旭高原とは比べ物にならないほどの
星空です。
続いてガスが1時間以上・・・、また期待して待った。
あきらめかかって火星を最後に撮っていたらまた晴れだした。
火星撮影に手間取り、星雲星団の撮影に戻ってバラ星雲を2枚撮ったら
またガスが・・・今度はひどい霧です。
時間は3時半・・・何も見えなくては仕方がない・・・終了。
標高1500mほどの観測地で雲がすれすれ段々で通過したので
素晴らしい星空の時とひどいガスの時と半々であった。


IC1848

2005年10月05日 | 天体写真
新たに撮影にいかないと、ネタがなくなってきました。
この画像も9月8、9日に旭高原で撮影した画像です。
まだ試し撮りの段階で、画像も流れているのであまり公表したくないのですが、

まっいいか!!初心者の趣味のページですから・・・。
カシオペとペルセウスのあいだ辺りにある散光星雲IC1848です。
右上にIC1805も写っています。
FS-60C 0.85レデューサー使用f302mm. EOS KISS D N改造カメラ
EM-200ノータッチガイド
2分露光2枚コンポジット マダマダダメハズカシ

携帯電話をまた契約してしまった。
月に数回の使用かもしれないが・・・、撮影に行った時に仲間との連絡や天気予報などの情報を得るのに必要かもしれない。

2005年10月02日 | 風景
今日は天気予報と東の空で判断してしまった。
晴れ間も見えるかもしれないが、雲が出るであろう・・・。
夕方まで外での仕事があったこともあり、星の撮影には行かなかった。

さきほど(AM3:00ころ)窓を閉めにいって南の空を見ると星がきらめいている。
ベランダから見る南の空は満天の星である。
やられたかもしれない・・・予想外れ・・・。
土日しか休めない天文同好会の人たちは、怪しい天気予報でも
星空観望を強行したようです。
運良く晴れた場合、行っていなければ星は拝めない。

本当は星の撮影どころではなくなってきている。
絵の仕事が調子が良くなっていて踏ん張り時なのだが・・・。