念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

木星と海王星

2009年12月29日 | 天体写真
 

 夕方まで快晴であったので海王星の撮影をすることにした。
TheSky6などの星図ナビゲーションソフトと赤道儀を使えば惑星なども簡単に導入できるのだが、海王星だけとか、冥王星だけとかは今までも狙って撮影したことがありませんでした。

木星は肉眼でもすぐに位置を確認できるので木星と海王星が近くにあるときは手動で、赤道儀なしでも撮影できそうです。

PM7:00ころ南西の位置隣のマンション横から木星が見えたころ撮影を始めました。
矢印の先が『海王星』です。



上は露光15秒ほどです。



TheSky6の画像と参照してください。





下は露光3秒ほど




青い矢印の先が海王星です。

子供のころ姓名判断で私の守護星は『海王星』だとか聞いた覚えがあります。

鳩吹山

2009年12月27日 | 登山

 愛知と岐阜の県境の鳩吹山へ登ってきました。
日差しも暖かく、気持ちのよい低山歩きができました。






西山休憩所からは御嶽山が少しかすんではいましたが雄姿を見せました。





白山も鳩吹山頂から確認できました。






春日井三山






夕方駅からの帰り道、いつもの河畔で「ホシゴイ」を見かけました。



月と木星のランデブー

2009年12月22日 | 天体写真


 昨夜外へ食事に出た時に月と木星の絶妙のランデブーを目撃したのですが、ワインを0.5L飲んだので忘れてしまい撮影できませんでした。

今夜も20時ころ外へ出た時に月と木星を見ましたのでさっそく戻って撮影してみました。
一日過ぎると月と木星の位置はだいぶ離れてしまいました。

上の撮像は12月22日20時37分の撮像で木星は地平線に近い位置です。









木星300mmでの撮像、
あとでAstroArtsの星空アナウンス を見てみたらこの木星のすぐ近く(視野1度以内)に海王星があったのですが、この撮像では露光時間が短いため確認できませんでした。
地平線下に沈んでしまったのでもう撮影できません。

里山ハイキング_高根山、山星山

2009年12月21日 | 登山

娘が骨折したため先週の山登りを中止しましたが、今日は女房が送り迎えするというのでハイキングに繰り出した。
終末にはまた天気が崩れそうなので晴れ間が出ているうちに出かけてみた。

定光寺からの東海自然歩道、西側の道樹山、弥勒山でも良かったが久しぶりなので自信がなかった。

東側の高低差が300mくらいの定光寺駅~正伝山~高根山(256m)~山星山(327.5m)~宮刈池~定光寺駅を歩いた。
山星山で弁当を食べて約4時間半コース。

眺望も悪く、山歩きと言うより森林浴という感じでした。

























冬イチゴ
学名Rubus hirsutus


















写真集_県境を行く_湯澤吉一

2009年12月18日 | 
表紙 以東岳より大朝日岳


 山形県米沢市に在住の写真家、登山家の湯澤吉一氏が写真集を出されました。
東北百名山(山と渓谷社)や東北、山形の山など数々の写真集でも活躍されてきました。

あとがきに
「吾妻を出発してから飯豊、朝日を越えて楽しみながら27年で日本海に着いた。
地図と磁石を頼りに歩き、ほとんどが初めて入る道の無い残雪の山で毎回新鮮な山行だった。栂峰、シラブ峰、檜岩屋山、長根ノ峰と県境を歩かないと出会えない素晴らしい山に出会えた。」

とあるように普通の登山道からでは出会えないような新鮮な空間、秘境を写し撮っています。
私も夏に飯豊を縦走したことがありますが、私が見た光景とはまた違った広大な空間、切れるような時間、また風景には湯澤氏の愛情さえ感じられます。
手元において、たびたび眺めていたい写真集です。





モノクロとカラーの写真が半々くらい、印刷、カラー製版もとても良いです。

薄雪化粧_鈴鹿の山

2009年12月17日 | 風景
 
今日は朝からめっきり冷える、鈴鹿の山は薄っすらと雪化粧です。

大規模修繕工事のためマンションに覆いが架けられていたが3日ほど前にようやく取れました。
薄暗い自然光の暮らしを4ヶ月ほど強いられていましたが、窓からの自然の光がこれほどありがたいものだとは思いませんでした。

ホシゴイ、ジョウビタキなど

2009年12月14日 | 野鳥

先週からスポーツセンターへランニングをしに行っているので散歩は一週間ぶりです。

今日は運よく「ホシゴイ」を見ることができた。
ゴイサギの幼鳥ですがアオサギの近くにいました。
雪ノ下さんの撮像からも場所のヒントはありましたが。

逆光の状態でよく見つけられたものです、対岸へ回って撮影しました。










魚影は中流域ではめっきり減り小魚の群れは下流近くまで行かないと見られませんでした。
ボラ、オイカワ、・・・などの混合の魚群です。






ジョウビタキ♀





ジョウビタキ♂






アオジ








イタリアのほろ苦い思い出

2009年12月13日 | 風景


  先日来過去のフイルムなどを整理していて思い出した、未現像のまま不明になっていたフイルムを実家の押入れの中から探し出してきました。
ヨーロッパへ行った時の36枚撮りフイルム5本ありました。

何せ三十数年も放置しておいたフイルムなのでダメ元で写真屋へ持っていくと工場へ送れば現像できるかもしれないとのことでしたので現像してもらいました。


現像のみしてもらいましたが、結局画像らしきものが残っていたのは二十枚ほどでした。
それも画像が二重にダブったり、モヤがかかったり、色がほとんど飛んでしまったものばかりでした。

コダックより富士のフイルムの方が画像が残っているように思えましたが、フイルムスキャナーで取り込み補正できたのはコダックのものばかりでした。
富士は全体的に薄くなり画像を現すことができませんでした。





上下の撮像は巻いていたフイルムの画像が二重になっていたものです。
風景や美術館の額縁は二重に現像されています。





写真は無くとも私の脳裏には思い出が詰まっているといっても、このような撮像を見ると失った物は大きかったと思います。しかしフイルムを探し出してきてやっと現像に出せたので積年の思いは消化し果たせました。



この二枚は補正すると奇跡的に像が浮かび上がりました。





ローマから列車に乗ってナポリへ遊びに行った時に出合った日本人三女性。イギリスへ留学中で休みを利用してイタリア旅行しているということでした。
意気投合してポンペイなど一緒に回ったように憶えています。

イタリアからの風_フィリッパ・ジョルダーノ

2009年12月11日 | 音楽


  BSの早朝番組のバックで流れていた曲が忘れられなくてネット上で探しました。
イタリアなまりでしたのでイタリアの女性歌手かと思いましたが、どうもフランスの『ララ・ファビアン』ではないかと思われます、母親がイタリア人だとか。
この『ララ・ファビアン』を探していて見つけたイタリアの女性歌手『フィリッパ・ジョルダーノ』に脳髄をやられています

yotubeでダウンロードした2,3曲、なかでも「ヘブン・ノウズ=愛は深く」はいたく気に入りました。サンレモ音楽祭の入賞曲のようです。

さっそくAmazonでアルバムを検索して『フィリッパ・ジョルダーノ』と『ララ・ファビアン』を三枚づつ注文しました。

『フィリッパ・ジョルダーノ』はクラシックをベルカント唱法でなくマイクを使って歌う・・・(サラ・ブライトマンなどがこのスタイルをとっていますが)、私の好きなカンツオーネでクラシックを歌っているような不思議な歌唱スタイルであります。

以前アンドレア・ボチェッリを聴いた時と同じような感動を覚えました。
アンドレア・ボチェッリの場合は聴けば聞くほど良くなっていきました。
『フィリッパ・ジョルダーノ』もこれに近いですが・・・どうなりますやら。

一回聴いて忘れられなかった『ララ・ファビアン』の曲はたぶん『je t'aime』だと思います。他に『en toute intimite』などライブ版も素晴らしいです。

一曲で惹きつけ買わせる力は凄いと思います。
アンドレア・ボチェッリ以来最近ではこの二人だけです。

α波が増したかも

2009年12月09日 | 
 
  先日ヘッドホン用にデジタルアンプ(KENWOOD_KAF-A55)を購入したのだが、その後このアンプに合いそうなスピーカーをネットで物色していました。

一昔前の高級?アナログアンプ用のスピーカーでは使用目的が違いすぎると思うし、やはり高級アナログアンプ+スピーカーはある程度大きさの音量が必要である。
現在の住まい(マンション)では上下や隣に響くような大音量は出せない。
過去には大音量を出したこともありますし、他の部屋からの迷惑大音量も判っていますし、どのくらいなら許せる範囲かだいたい判ってきました。





10W+10W入力のデジタルアンプ(KENWOOD_KAF-A55)でも十分に音楽観賞できます。
そのアンプにマッチするスピーカーをセットすればよいわけです。
2004年7月に発売で少し旧式かと思ったが、DENONのSC-T11XGを購入した。
一本12000円強。同じようなトールボーイ式ではONKYOでもあるが、どうもONKYOの音作りには納得できないところもあるし、DENONのSC-T11XGが現在では安い。
一本12000円強(最安値店)のスピーカーでは鳴るかな?とあまり期待はしていませんでしたが・・・到着してKENWOOD_KAF-A55に接続してさっそく聴いてみると。

昔DENONの技術者をしていた人が作ったA級のアンプを聴いた時以来の衝撃でした。
ヘッドホンでは素晴らしい解像度でしたが、このエンクロージャーのスピーカーが奏でる音は、これほどまでに美しく滑らかに響くのかと感心しました。
アコースティック楽器の音もとても自然で耳あたりがよい。
2日間ほどは『脳内α波』にひたりきりでシビレっぱなしでした。

またブルーレイレコーダーで録画したものも、臨場感がリアルに再現され劇場にいるような音、空間が見えてきたのです。

この小さなアンプと1本12000円のスピーカーの組み合わせがこれほどの幸福感をもたらすとは。