念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

テレビニュースから

2006年03月29日 | キャプチャー
今日はサハラ砂漠から地中海を通ってトルコからカザフスタンへとぬける皆既日食であったらしい。
夜7時のNHKニュースで「まもなく皆既日食が始まります」という予告が映像とともにほんの少し流れた。
慌てて録画に走ったが間に合いませんでした。
次の夜9時のNHKニュースを予約録画していたら、放映されました。
皆既日食の瞬間を高画質で見られるとはありがたい。
天文雑誌などで皆既日食の観測ツアーなどもあったが、そこまでして見たいと思わなかったが、こうしてタダでTV画像を見られたことは幸運であった。
小学校のころ一度だけ部分日食を見たことがあったが・・・。


μ-180での野外撮影

2006年03月27日 | 天体写真
 
一昨夜(25日)はサザンクロスのメシエマラソンに参加した。
と言っても機材はミューロン180(フラットナー・レデューサーf1763mm、F9.8)に70mm、f560mmガイド鏡での参加であった。
初めから撮影でメシエマラソンは放棄した状態でした。

この焦点距離の鏡筒では初めての野外撮影です。
自宅の窓からは何回もガイド練習はしていたので、現場では即撮影に移ることができました。
ミューロン180を使うと言ったら他の会員から笑われましたが、
それは初心者ゆえ許される選択です。
ガイドは成功するだろうと思っていましたが風がほとんどなくその点では好条件でした。
ただ天候が夕方から雲が流れてくる状態で、21時ころからはうす雲が全面を覆ったり、撮影中に黒い雲が通過してガイド星がなくなってしまうことがありました。
ミューロン180での撮影では私のはノータッチで写っているだけで、ガイドなどできっこないと言う人もいましたが、ガイド星が消えて迷走したときは必ず流れている画像をみると、ガイド無しではこの焦点距離では撮影できっこありません。

M1かに星雲から撮影を始めた、F9.8と暗いのでISOは1600、5分露光を5枚、一枚は雲でガイド星が消え流れていたので4枚をコンポジット。

次にオリオン座のM78、ウルトラマンの星とか。
中部天体同好会の人の冷却CCD画像のようにはいかない。
5分露光を5枚ほどコンポジットしたが、もう少し空の良い状態でもっとコンポジットの枚数を増やせばもう少しましにはなるかもしれない。
この天体に関しては冷却CCDカメラとの性能の差を見せ付けられました。




次にしし座のししの大鎌あたりにあるNGC2903、これはメシエ天体ではないが撮りたかったので撮影しました。



NGC2903を撮ったあたりから雲が覆ってきてしし座の天体群を撮り損ねてしまった。
東の空おおくま座あたりにかろうじて雲が薄く星が見えるところがあったのでゲリラ的に雲がないときを見計らってM51を撮影した。



ガイド星を2等星くらいの明るい星にしたのでうす雲が覆ってもガイド星を見失わなかった。何か影でも写ればと思っていましたが、5,6枚コンポジットしたら薄くではありますがそれらしいものが現れました。
どのくらいの大きさに写るかということだけでも分かればと思いましたが、空の良い状態なら写せるという確信が持てました。

セレストロンのC8-EXを長焦点での撮影に使おうと思っていたのですが、今回はあえてミューロン180で撮影してみました。
野外撮影のシーズンの到来だが絵の仕事もさぼらずにやりたいものです。

仕事の休憩時間に

2006年03月25日 | 天体写真
 
 
 星が出ている夜は、いつもは仕事が一段落してからとか、仕事をそっちのけで星の撮影をするのですが、当夜はうす雲が出ていたこともあり、仕事の休憩時間に撮影しました。
明日野外撮影予定なのでミューロン180の最終調整です。
窓からは土星しか見えなかったが、M44プレセベを撮ってみました。
撮り終わったらまた仕事を1時間ほどしましたよ。

ついでにアイピースをつけて土星を見てみました。
ペンタックスのXP14やO-7で初めて土星を見ましたが、さすがに良く見えました。
今まで使っていたアイピースとは格段の差がありました。
撮影はバックフォーカスが足らず、今度ラックピニオンをはずして再挑戦してみます。

ミューロン用レデューサー

2006年03月24日 | 天体写真
 
 診察にいった待ち時間を利用してスターベースまで車を飛ばしてミューロン用フラットナー・レデューサーを購入してきた。
痛い出費であった、コンパクトデジカメやカメラレンズが買える金額である。

しかしこうして装着してテスト撮影してみると良いものを買ったという思いのほうが強くなるのである。

2インチスリーブ部分にレンズ部分が入るので思いのほか薄くなる。
高橋のワイドマウントを直接ねじ込むので2cmほどにしかならない。
もしかしてラック・ピニオンをつけても焦点が出るかもしれないと思い、
ラック・ピニオンをつけてフラットナー・レデューサーを装着してみた。

ぎりぎりではあったがピントアダプターであわせても焦点が出た。
ヘリコイドを使う余裕はないが、とにかくKiss-D-Nではラック・ピニオンも使えるようで一安心。
冷却CCDを使うようになればラック・ピニオンは使えないかもしれないが・・・。

当夜のピントテスト画像はM47です。
シリウスさえ雲に見え隠れする最悪の状態であったが
ISO200、3分露光5枚コンポジット
フードをつけないので隣のマンション棟からの明かりが丸く入り込んだ・・・。
まあそれでもステライメージの評価計算値はC8-EXのテスト値より良かった。




ピントアダプター・ロンキー法-その3

2006年03月22日 | 天体写真
 
 昨夜は0.3等星のリゲルも双眼鏡で探さないとどこにあるかわからないほどの空であったが、シリウスが隣のマンションの屋上の横に見え出したのでミューロン180でピント出しのテストをしました。
ミューロン180のレデューサーはまだ持っていない。
セレストロンのF6.3フラットナー・レデューサーを流用してみた。
いっかくじゅう座のM50を撮ってみた。
セレストロンのF6.3フラットナー・レデューサーでは周辺画像は良くなるどころか悪くなったようだ。

それにしてもミューロン180のバックフォーカスは短すぎる。
スターベイスで確認してもらったが、ラックピニオンをつけるとフラットナー・レデューサーを装着した場合「合焦」できない。
フラットナー・レデューサーを装着するならラックピニオンをはずして、高橋純正の50.8アダプターに付け替えなければならない。
セレストロンのC8-EXと高橋のミューロン180の性能比較はもう少しやらなければならない。

 



ピントアダプター・ロンキー法-その2

2006年03月21日 | 天体写真
 前日の空より透明度は悪く、肉眼でオリオン座の三ツ星が見えるか見えないかの状態であった。
前日は風はあったが透明度がまれに見る良さであった。
当夜は風が無いぶん視界が悪い・・・。
ミューロン180の接続を考えている時に、前夜の接続ミスに気がついた。
ヘリコイドをレデューサーの後につけてしまった。
ヘリコイドをまわして焦点を合わそうと思ってもレデューサーは動かないのだから意味の無いことをしてしまった。
どうりでロンキーの縞の変化がおかしかったのだ。
ジャスピンの模様がハッキリしなかったのもうなずける。

前夜に続いてC8-EXにF6.3フラットナー・レデューサーをつけてもう一度テストしてみた。
トップ画像はM35です。



ジャスピンをだしたつもりだが、若干ガイドミスぎみの画像もコンポジットに入っているので完璧とはいかない。
前夜の画像との比較はどうであろうか・・・。

ピントアダプター・ロンキー

2006年03月19日 | 天体写真
 光映舎のピントアダプターが昨日到着したのでピントテストをしてみた。
光映舎の親爺さんは「15日に発送します」と言っていたのに、宅配便の発送日を見たら17日であった。

昨夜は雨で星が見えず、遠景の明かりを星に見立ててピント出しをしたのだが・・・、屈折のFS-60Cではロンキー縞も良くわかってピント出しはできたのだが、長焦点のシュミカセC8-EXではロンキーの縞がよくわからなかった。

今夜は風は強いものの晴れていた、時折薄雲が横切ったが・・・。
オリオン座のリゲル(0.3等星)をC8-EXに導入してピントアダプターを覗くと、縞模様がよくわかった。心配した光軸もそうずれてはいないようだ。
ただジャスピンの状態の模様が今一よくわからない・・・。
経験を積めばもっと追い込めると思う。

オリオン大星雲を試し撮りしてみた。
3分露光3枚コンポジット、ピントはどんなものでしょう?
ピントアダプターを使う前よりは良くなっていると思う。



オリオン座のNGC2024燃える木、とIC434馬頭星雲を撮ってみたが、やはり都会では写らない。



強引にPhotpshopで模様を出してみました。馬頭星雲はギリギリところだ。

次回はミューロン180で試してみることにします。

1ランク上?

2006年03月18日 | 天体写真
トップ画像は17日24時前に自宅の窓から撮ったM35です。
光映舎に注文したピントアダプターがまだ来ないので、長焦点はやめてフラットナー・レデューサーをつけてf400mmほどのSKY90のテストをした。
FS-102の兄弟分だと思っていたが、どうやら写真の写りは別物であった。
F4,5なのでFS-60Cなどより短い時間で済みそうだ。
いつもはISO400で3分露光が中心であったが、都会の空では3分ではカブリ気味である。
上のM35は3分露光5枚コンポジット、M35の左下(南西)には小型の散開星団NGC2158まで写っている。
ピントは眼でファインダーを覗いて合わせただけであるが、いつもよりシャープである。


2枚目はふたご座エスキモー星雲の上にあるNGC2420、かなり小さな散開星団である。露光を2分にして3枚コンポジット、6枚ほど撮ったが途中雲?でガイド星が消えてしまいガイドエラーが3枚でました。


一時間ほど風呂へ入って降りてくるのを待ってM44プレセベを撮りました。
やはり2分露光3枚、窓枠の下ぎりぎり水平方向に近い状態なので空が明るすぎてよく写らない。


最後にかに座の足の部分にあるM67です。
予想していた以上の性能である。
KISSデジとは相性がいいと思うが・・・。

極軸合わせ

2006年03月16日 | 天体写真

 先頭画像は今朝撮ったM45スバルの半分です。
シュミカセC8-EXのテスト画像です。

先日ガイドミスは極軸が合っていない為ではないかという疑いは現実でした。
コカブかなにか別の星で合わせていたようだ。
角度にしても相当な誤差がある、肉眼で確認できない状態で
極軸望遠鏡の視野に入った星を北極星にしてしまった。
2月末に野外撮影のため三脚から赤道儀を取り外したため再導入したのだが、

それでもGuideDogは優秀で一回や2回はガイドしてくれる。
ただいつもやり方ではだめでガイド間隔を短くしたが・・・。
流れて当たり前。
北極星を正しく導入しなおしたら、問題なく以前のようにガイドはできます。
ただC8-EXの写りが・・・、ピントや真ん中のゴーストは何だ??


NGC1647


NGC1746



NGC1952=M1かに星雲、かに星雲らしきものは判るが副鏡の陰が写っている。

東海惑星研究会

2006年03月12日 | 風景
昨日は東海惑星研究会に初めて参加しました。
発起人は惑星では超有名な池村さんです。
天文ガイド誌の今月号(4月号)でも最優秀賞を受賞されています。
私は天体経験一年の超初心者ですが、心臓だけは強く?
ずうずうしくも参加してしまいました。
メンバーは東海地区でもそうとうなベテランばかりです。
超初心者でもいやな顔せずに迎え入れていただきました。

東海惑星研究会のHPは

http://zetta.jpn.ph/tokai/index.htm

実名を載せてごめんなさい。