PCを使わないので室外へ出したわけではない、室内で音楽を静かに聴く環境作りのためである。
今まではPCを起動したまま音楽を聴くことは確認くらいでたいていは編集などした音源はCDに焼いたりしてオーディオ・コンポで聴いていた。
PCの騒音を横にしてまともに音楽を聴くことはできないと思っていたからだ。
気まぐれ?にサウンド・ボードを変えてみた内付けのONKYO SE-200PCI LTD。
今まで使っていたサウンド・ボードはUSBで外付けのONKYO SE-U55Xで使いやすく音もなかなか良く気に入っていたのではあるが。
内付けのサウンド・ボードは以前クリエイティブメディアなどのデジタル対応のものも使っていたことはあるがが、あまり良い印象はなかったしPCでは限界があると思いあまり期待していなかった。
今回このSE-200PCI LTDに食指が動いたのは「24bit/192kHz対応D/Aコンバーター」、USBの最新機SE-U55SX(W)でも24bit/96kHz。それにノーマルのSE200PCIより¥7000も値段が高いということはよほど何か自信があるのだろうと予想した。
使い勝手やソフトとの対応は外付けUSB方式のほうが良いかもしれない。
しかしサウンド・ボードを装着し音を聴いてみて愕然とした。デジタルも悪くないがアナログの音が素晴らしい。ライン入力で録音した音も同じサンプリングやビット数でもSE-U55Xより数段良いと思う。
こうなるとアナログのオーディオ・コンポに繋いで聴かない手はない。
しかし静かな良い環境で聴くとなるとPCの騒音が気になる。ヘッドホーンで聴いても気になります。いくら静音にしたと言ってもこの騒音にはもう何年も付き合ってきている。私の頭の中で耳鳴りがするようになったのはPCの騒音のせいではないかと疑っているくらいです。
PCを室外へ出すしか手はない。ドアをしめてエアコンをかけた部屋でのPCの音はほとんど聞こえなくなった。
今まで音楽配信(ダウンロード販売)など使ったことが無かったが「e-onkyo music」で24bit/96kHzの高品質配信のサンプリングを視聴したら、どうしても欲しくなって「ラフマニノフの交響曲2番」や「ワーグナーのタンホイザー序曲」などダウンロードした。どのくらいの音なのかと試しに。
まあ全然違いますな・・・私の小さなデジタル5.1機器の音でも。
またアナログ・コンポに繋いでも今までに聴いたことがないクリアなピュアな・・・・一度聴くと病み付きになりそうであるが値段も16bit/44kHzの音源よりだいぶ高いし、まだあまり対応する曲も少ない。
自分で録音(FMなどから)したものを聴いているのが一番安上がりではある。気のせいか24bitで録音したものは音の広がりや音質が良いように聴こえる。
「良質な音源の効用」についてはデッサン日記に書きます。