念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

リハビリ

2018年03月29日 | 発展途上人

  桜が満開になった池の駐車場

 

 2か月近く車を運転しないで放置していたので、バッテリー上がりを覚悟してエンジンをかけたが一発でかかった。

常日頃それほど運転はしていないのだが・・・よく始動したと感心する。

それでもドアのオートロックはだめであった。

 

ここ数日なるべく口から何かを入れるようにしている。

腸に直結している栄養剤だけでは力がでない。

最近では歩かないので足は以前の半分ほどに細くなったし、少し起きている(座っている)だけでもしんどくなり心臓の鼓動が早くなるありさまです。

ご飯とか以前から食べている食物はなかなか受け付けない。

うどんや豆腐など食べられてもほんの少量です。

そこで考えて摂っているのが、自転車などでもエネルギー補給に摂っている「スポーツジュレ(ジェル)」

一回に半分ほど・・・一個分摂取すると胃液の逆流など起こし苦しくなる。

ほんの少しづつだが口から食べるものも増やそうと思っている。

 

 

いつまでも家の床にいては本当に歩けなくなると思い、今日は意を決して外出して歩いてきた。

入院前に比べれば本当にまだ少ししか歩けず、息も切れましたが。

バッテリーも上がらずエンジンもかかったことだし、リハビリのつもりで歩くよう努力したい。

 


食道による空腹感             

2018年03月21日 | 発展途上人

   食道を再建するに胃を切って右の図ようになる。

 

 抗がん剤の時のように食べることに拒否反応が出ている。

十二指腸に入れられた管を通して栄養剤が補助的に入れられているが、

口からほとんど入ってこないと体力も落ち、思考回路も作動しなくなる。

しかし最近、以前のような胃(の位置)による空腹感ではないが、

食道の位置で感ずる空腹感らしきもの・・・以前のように胃による空腹感よりは小さいが・・・を感じるようになってきた。

よく考えれば胃は無くなって食道(胃で再建したもの)が十二指腸に直結しているわけです。

 

 

今朝早朝でしたがあまりの空腹感(食道の?)に起きて「卵かけご飯」を食べた。

ご飯ものは拒否反応があったのですが、「卵かけご飯」は小さな茶わん半分くらいですが食べられた。

いっぺんに沢山は食べられないが、少しづつではあるが食べられるものもある。

前回食べられたものは味噌汁に入れたハマグリの身、あまり消化が良くないようですがこれは美味しいと思った。

食べなければどんどん体重は落ちる(現在56kgほど)、足のふくらはぎは腕くらいの細さになっているし、体力も何とか回復させたい。

 

             

再建された食道は真ん中の図の位置に作られました。

食道が胃だと思えばよい・・・少しづつ食べる感覚を掴んでいかなければ。       


退院

2018年03月16日 | 発展途上人

  2月7日 入院前日に撮影

 

 昨日退院して家に戻りました。

家に帰りいろいろすることもあり、報告できませんでした。

皆様の精神的なご支援もあり無事に家に戻ってくることができました。

ありがとうございました。

 

手術によりガンなど悪いところは取り除くことができましたが、胃を細く切って食道を再建したため普通に食事をとることができなくなりました。

食道の位置も以前からあった位置より肋骨寄りに(前方)に持ってきたため、飲み込みに勘違いがあったり、気管を確実に閉じて飲み込まないと誤嚥してしまいます。

また腸に直結したチューブから栄養剤を入れていることもあり、食事がなかなか進みません。

この食べることに慣れ、栄養剤の注入を終えることができれば、旅などもできるようになるかもしれません、努力するのみです。

 

家の近くのハクモクレンの街路樹が咲いていました。


忍耐

2018年03月14日 | 発展途上人

 

 食事も満足に食べない・・・抗ガン剤の時のように受け付けない・・・し神経が過敏になっているのか、大部屋での騒音が限界に近くなっている。

私のように一か月以上入院している人は少なく、頻繁に入れ替わる。

静かでほとんど騒音をたてない人もいますが、昼間から大いびきで起きればわめき散らす人もいます。

また面会に来た親族など複数できてあたり構わずしゃべりまくる。

耐えられそうになく、どなりそうになる時は談話室へ行き頭を冷やす。

構わず怒りを発散させていては、とても面倒なことになる。

我慢すること、忍耐を身につけることもこれから生きていく上ではひつようです。

退院まであと少し・・・・・。


哀別

2018年03月12日 | デッサン

 

  術後、公園に面した談話室でひとりで窓辺にたたずむ女性患者をよく見かけた。

私と同じような点滴、栄養剤をつけていた。

ほどなくして会えば話すようになり、展望の良い12階まで一緒に行って話したりもした。

話せば、彼女はもう2カ月も入院していて食事も口からまだ食べさせてもらえないと言う。

いろいろ話すと、主治医も同じで、どうやら肺と食道を切っているようです。

私の場合胸は肋骨の横から切ったのですが、彼女は胸の前面を切ったようです。

切り口も見せてもらいました。

思うに彼女の場合は、肺ガンが食道まで転移して、肺と食道を切ったのではなかろうか。

私の場合はもう口から食事も食べていますが、彼女の場合は食べる練習を始めたばかりである。

そして彼女は今日近くの胃腸科病院に転院するという。

そこで食べる練習をしてから退院だそうです。

 

面影から品が良く、若い頃は美人であったことは間違いない。

看護師から・・・・あの人とは一回り年が違いますよ・・・・と言われた。

恋心とかいうものではありませんが、一か月ほど会うと話したりしていたので情が湧いたとでも言うのでしょうか・・・・・。

小さな出会いと別れ。


身体を鍛えなおす決意

2018年03月07日 | 発展途上人

 

  先ほど、NHKで三陸海岸をシーカヤックで北上する番組をベッドから眺めていた。

荒波に向かってカヤックを漕ぐ青年を見ていたら、涙が込み上げてきた。

 

何をメソメソ泣いてるのだろう? もう自分がこのような冒険をできないからか、

・・・・・負けている。甘ったれている。人生を捨てている。

番組が終わって、よく考え、反省する・・・・・・。

 

また鍛えなおせば良い・・・・・また野山を駆け巡る体力をつければ良い。

この気持ちを忘れないよう記する。


一回300万円

2018年03月07日 | 主婦ネタ

 

 病室の隣に寝ている人が、肝臓のガンのようなのですが、胆管が影響してか手術できないようです。

この病院ではないのですが、陽子線を当てて治療する方法もあるとか。

一回300万円かかるようで、28回受けるという。

この治療は保険は効かないようです。

私なら治療を受けることはできません・・・それにしても9000万円近く、あるひとにはあるもんですね。

 

 


同窓会

2018年03月05日 | 発展途上人

 

 昨日は小学校の同級生、S君、H君が、今日は高校の同窓生、I君、S君、Y君が見舞いに来てくれた。

有難いことである。

最近は、2、3年同窓会を欠席していたが・・・・・小さい頃から育った地元のありがたみを実感しました。

皆それぞれ大病も経験していて、再婚話やら、年を経てきたから話せる話題に花が咲きました。

おかげさまで肺炎のほうも落ち着いてきて、今日からまたコーヒーゼリーなどで飲み込む練習を再開しました。

 


肺炎

2018年03月02日 | 発展途上人

 

 朝起きると寒気がして、体温を測ると38度あった。

熱は昼過ぎに解熱剤を服薬するまで38度台が続いた。

医者が言うには、肺炎を起こしていると言う。

痰や尿サンプルを出し、CTを受けると、やはり肺に炎症があるということでした。

手術からくる炎症ではなく、誤飲による肺の炎症であるということです。

食べたり、飲んだりした後すぐに横になるのも原因の一つということです。

抗生剤を1日三回投与して、口からの食事、水分摂取は一週間程禁止になった。

これで退院は一週間から十日ほど遅くなってしまうが、このさいしっかり肺炎を直したい。