念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

60cm反射鏡で撮る

2006年02月26日 | 天体写真

 昨夜は愛知県東栄町のスターフォレスト御園へ家族3人で行ってきました。
週間天気予報では当初雨だったのですが、女房が日程を変えられないというので予定どおり決行しました。
それでも当日は晴れ間が出て暖かく、途中温泉にもよってとてもリラックスできました。



スターフォレスト御園では夜になってうす雲が出てきたので野外での撮影は断念しました。
ドームの60cm反射鏡による観望のあと、特別な計らいで(公にしてほしくはないということでしたが・・・)私のKISS-D-N改でオリオン座のM42と馬頭星雲を2分露光を3枚ずつ撮らせていただきました。
肉眼ではM42のトラッペジウムはよく見えましたが、2分露光だと少しかぶりました。
60cm反射鏡と巨大な赤道儀でも一応ノータッチガイドなので露光は2分にしました。
このような体験はこれからもそうないことだと思います。



PENTAXアイピース

2006年02月14日 | 

 今日はお宝をゲットすることができた。
PENTAXアイピースSMC、O_5mm、6mm、7mm、9mm、12mm、
          K_25mm、K_40mm
        XP3.8mm、XP14mm、XP24mm
の10本のアイピースをまとめて格安にて譲り受けることができました。
サザンクロスのIさんありがとうございました。
一生もの大事に使わせていただきます。

土星撮比較

2006年02月11日 | 天体写真



 9日、10日と連夜の明け方撮影になったが今朝は雲が出てだめだ。
望遠鏡を換えてもうひとつテストしたかったが・・・。

いずれにしても水平線より少し上での撮影は空気の揺らぎがまともに来て
ビデオに撮っていても安定した画像がでない・・・。
都心でも天頂部での撮影ならもっと安定した画像が望めそうである。
条件が悪い中でも機器の性能を確かめることはできると思う。

9日はデジタルビデオカメラでの撮影。
FS-102にアイピースSW32とK25を使いました。





 10日はWebカメラToUcam ProⅡでの撮影です。
トップの画像は10日に撮ったToUcam ProⅡでの画像です。
望遠鏡はμ-180、アイピースはK25

一流の人の画像をみるとWebカメラでも驚くほどの結像をしている。
手軽さでWebカメラ、画質ではデジタルビデオカメラがよいかもしれない
野外遠征などではやはりWebカメラであろう、
接続などの強度を考えると私のデジタルビデオカメラ(VX-1000)は重い。
アイピースをもう少し良いものをそろえるにしても
もう少し条件の良い場所で撮影したい。
それでもやれないよりは良いかも・・・。

ビデオカメラで土星撮

2006年02月09日 | 天体写真
AM2時ころから、覆っていた雲も切れてきて月や星も少しはみえる。
西高東低の気圧配置で北風が強烈であった。

デジタルビデオカメラをFS-102に装着したので月で焦点合わせをして
AM3時過ぎに土星を撮ってみた。
手持ちのアイピースも安物ばかりであるが、空気の揺らぎがはげしい。
ミードの2インチSW32mmはそう安物ではないので使ってみた。
多少良いかもしれないが、写りはそうたいして良いというほどではない。
もう少し拡大して撮れれば、そして空気の揺らぎが少なければ
RegiStaxを使えばかなり良くなりそうだ。
ただアイピースはSW32mmやK25mmまでは結像するが、15mmあたりから
デジタルビデオカメラでは無理だった。
アイピースよりエクステンダーをうまく使うとよさそうだ。


月面ビデオ散歩

2006年02月06日 | 天体写真
 先日土星をデジタル一眼レフで撮ったのだが、惑星はビデオカメラを使ったほうが良いかと思い、手持ちのデジタルビデオカメラを望遠鏡に装着してみた。

ビデオカメラというものは直焦点では使えないようで、アイピースを使ったコリメートで撮らないとだめなようだ・・・。
コリメートなのであまり長焦点だと大きすぎてしまう。
口径は大きいほうが良いのでしょうけど、撮る対象によって望遠鏡の大きさを考えないといけないようだ。
私のデジタルビデオカメラはズーム10倍くらいかけないと画面いっぱいにならないので、あまり長焦点では倍率が高すぎてしまう。
昨夜はD10cmの望遠鏡に25mmアイピースを使って約320倍くらいで撮影してみた。
昨夜はまず試しに月を撮影しました。
空気が揺らいでシーイングが非常に悪い・・・、ビデオのオートフォーカスを使うと画像のピントが合わず大きくなったり小さくなったりぼけたりと安定しない・・・。
部分的にあまり動かないところをカットして、RegiStaxをかけてみた。














また3時すぎに土星を期待したが雲が出てまるで見えず、またの機会に撮ります。

ガイド練習、M1など

2006年02月02日 | 天体写真
 
 2,3日降り続いた雨も夜には上がって、数えるほどの星だがガイド練習はできそうだ。
ガイド鏡(f560mm)にエクステンダーx2を使ってみた。
若干良くなるかと思ったが、付けないときと変わらないように思う。
変わらないのなら付けないほうが良いと思う。

しかし今朝は今までに写らなかったものが写った。
M1(NGC1952)「カニ星雲」と呼ばれるもので、今まで何度も狙ったが
焦点距離が短かったり、流れたり、感度がわるかったりで写ったためしがなかった。
かなり低い仰角でしかも都会の都心方向へ向けての撮影だったのでたぶんだめだろうと思ったが、「カニ星雲」らしきものは写ったようだ。
これなら山ではもっとハッキリ写るであろう。
ガイドのおかげだ嬉しい・・・o(〃^▽^〃)o
μ-180(D180mm,f2150mm)、KISS-D-D改、ISO800 5分2枚コンポジット

2枚目はペルセウス二重星団の片方NGC869です。片方しか入らなかった。



先日f800mmのR200SSで撮った二重星団の線の内部が今回撮った部分です。
横にして撮れば良かった・・・。



明け方、土星が降りてきたのでコリメートで撮影した。
10枚ほどをステライメージでコンポジットしたが・・・。
KISS-D-Nでの撮影で、後から考えたらWebカメラでAVIで録画したほうが良かったかと思った。
またデジカメ(オリンパス400万画素)の動画撮影で撮る手もある。
MOVで記録されるのでAVIに変換すればRegiStaxを使える。