念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

Wanted  主任警備員逃走

2007年10月30日 | ペット
 
 我が天文観測小屋の主任常駐警備員の『チロ』が一昨夜から職場放棄して脱走した模様です。
オス10歳くらい、逃走中かわいらしいメスにでも出合ったら自由恋愛?の危険もあり。
2年ほど前まで豊川方面に在住していたのでそちらまで冒険に行っている可能性もあり・・・。
当警備員を見かけましたらご一報ください。



今朝捜索に行くも見当たらず、良く吼えて頼もしい警備員であったが、いなくなると困ってしまいます。
もう一匹メスの警備員『ゴン』もいますが、高齢のためヨタヨタ(14歳)で頼りない。

月没3:22分の「バラ星雲」

2007年10月25日 | 天体写真
 
 なかなか体調がよいときに晴れず撮影も遠征にもいけませんでした。この日はという時に観測小屋に行って待機するも雲が流れて撮影できずにいました。
おかげで本来の仕事(絵)に進展をみることができ、曇ってくれたことに感謝もしているしだいです。

24日は月没3時22分と本来なら撮影をやめるのですが、あまり良い天気なので何とか撮れないか考えて月没前にHαで撮り月没後LGBを薄明まで撮影。
L画像も撮ってみたがSN比が悪くLRGB合成すると画質の劣化がみられたのでHα・G・Bの三色合成で処理。
しかし今月は一度くらい山で撮りたかった。

SKY90、F4.5 ST-8
Hα-10分×9、GB-各5分×4 総露光130分
撮影地愛知県日進市

晴れない・・・雲の切れ目から写らないか

2007年10月16日 | 天体写真
 
 所要があり観測小屋のある実家へ行っていたのだが、先日(11日の夜)と衛星画像の雲の形がよく似ていたので『ひょっとしたら晴れる・・・』と期待して撮影の準備をしだした。
雲が流れてはいたが半分ぐらいは雲が切れているときもあった。ピント合わせ中も雲がかぶってくるのがよく判った・・・。
ままよとIC1396を4枚ほど撮ってみた。やはり雲が通過したようで4枚とも各画像写りが違っていた。23時頃完全に雲が覆ったので撤収。
その中でも一番ましな画像(コンポジットなし一枚撮像)です。
光害地でもそれらしく写ると期待を持たせる。
晴れないかな~。

ブルーミングの除去 

2007年10月13日 | 天体写真
 
 11日の夜は雲が出張るかもしれない・・・、微妙な天気状況ではあったが晴れれば悔いが残るので観測小屋へでかけた。何を撮ろうか迷っていたがFS-60CでM45を撮ってみることにした。準備をしてスライドルーフを開けた頃は薄い雲が東西に走っていたがじきになくなり朝まで雲は切れたようだ。

ブルーミングのことがあり、M45の撮影は遠慮していたが除去の勉強にと思い立った。山と違い光害地でどのくらいの写りをするか確認したかったこともある。
しかしCCDSOFTで撮像した画像がどうもおかしい・・・、家に帰って処理してもなんかおかしい・・・、CCDSOFTでRemote Guiding Headを使えるようにと最新版のバージョンを先日アップしたのだが、CFW-8Aのフイルター順番が書き換わってしまったようだ。CCDOPS5や以前のバージョンのCCDSOFTでは1=Clear、2=Red、3=Green、4=Blue、5=Hα、の順序だったのが、自宅のPCでみると順序は初期化されて?1=Red、2=Green、3=Blue、4=Clearになっていたようだ。

L画像と思っていたものがBlue画像であり、BlueはGreenであり、GはRの代わりに入れていたNBN-PVであった。G画像はピントが最悪の状態であった(NBN-PVの厚さがちがうのであろう)。5番のHα画像のみ変わらなかったので仕方なくHαをRにして
RGB=HαGBの三色合成で処理してみた。解像度はL画像が入らないので当然悪い。

FS-60C、SKY90用レデューサー使用、ST-8XME NABG
R=Hα・G・B各5分×4 総露光60分




ステライメージ5のノンブルーミング法を使ってコンポジットしたみた、縦・横90°カメラを回して撮った2枚(Blue)をコンポジット。
厳密に角度が90°でなかったのでなのかブルーミングあとが少し残ってしまった。
△定規など計測器を持っていって正確に直角にするならうまくいくであろうか?
下の2枚をコンポジットしたものです。




一番上の三色合成画像は、CCDOPS5のブルーミング処理ソフトで処理してコンポジットしたものです。

Cheap and Poor 工作

2007年10月01日 | 
 
 先日冷却CCDカメラでは焦点距離がでなくなってしまったVixenのオフアキだが、Remote Guiding HeadのTスリーブをはずして直に付けるようにしたらピントが出た。
また二枚重ねフイルターの一枚をオフアキのカメラ側にお得意の粘着テープとプラキャップを使って取り付けられるようにした。
一枚一枚換えなければならないがナローバンドをじっくり攻めるにはさしたる手間ではない・・・か?
OⅢとSⅡは注文してあるので到着したら使いたいが、Hβは当分この方式でやってみる。