11日の夜は雲が出張るかもしれない・・・、微妙な天気状況ではあったが晴れれば悔いが残るので観測小屋へでかけた。何を撮ろうか迷っていたがFS-60CでM45を撮ってみることにした。準備をしてスライドルーフを開けた頃は薄い雲が東西に走っていたがじきになくなり朝まで雲は切れたようだ。
ブルーミングのことがあり、M45の撮影は遠慮していたが除去の勉強にと思い立った。山と違い光害地でどのくらいの写りをするか確認したかったこともある。
しかしCCDSOFTで撮像した画像がどうもおかしい・・・、家に帰って処理してもなんかおかしい・・・、CCDSOFTでRemote Guiding Headを使えるようにと最新版のバージョンを先日アップしたのだが、CFW-8Aのフイルター順番が書き換わってしまったようだ。CCDOPS5や以前のバージョンのCCDSOFTでは1=Clear、2=Red、3=Green、4=Blue、5=Hα、の順序だったのが、自宅のPCでみると順序は初期化されて?1=Red、2=Green、3=Blue、4=Clearになっていたようだ。
L画像と思っていたものがBlue画像であり、BlueはGreenであり、GはRの代わりに入れていたNBN-PVであった。G画像はピントが最悪の状態であった(NBN-PVの厚さがちがうのであろう)。5番のHα画像のみ変わらなかったので仕方なくHαをRにして
RGB=HαGBの三色合成で処理してみた。解像度はL画像が入らないので当然悪い。
FS-60C、SKY90用レデューサー使用、ST-8XME NABG
R=Hα・G・B各5分×4 総露光60分
ステライメージ5のノンブルーミング法を使ってコンポジットしたみた、縦・横90°カメラを回して撮った2枚(Blue)をコンポジット。
厳密に角度が90°でなかったのでなのかブルーミングあとが少し残ってしまった。
△定規など計測器を持っていって正確に直角にするならうまくいくであろうか?
下の2枚をコンポジットしたものです。
一番上の三色合成画像は、CCDOPS5のブルーミング処理ソフトで処理してコンポジットしたものです。