念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

JAZZ喫茶世代

2018年11月26日 | 独り言

 

  最近の私はオーディオコンポの音を聴いている時間が一日で5~6時間はある。

住宅事情もあり夜間は控えて、なるべく昼間聴くようにしていますが。

アナログのLPレコードに始まって、CDやデジタル音源、最後はBDRで録画したクラシック番組で終わる。

新しく届いたCDプレイヤーのDACの解像度は、BDRで録り貯めた5.1CHの番組もPCMによる再生でも、AVアンプの5.1ch Bitstream より楽器の個々の音色など解像度は良くコンポでの視聴に耐えうるレベルになってきました。

音質レベルも上がったことにより連続で聴いても疲れないというより心地良いレベルになってきています。

音楽の種類もメロディーの綺麗なものの間にシンプルなビートなどの効いたJAZZ系をよく聴きます。

 

本棚にはCDを2重にしてしまってあり枚数は数えたことはありませんが千枚はあると思う。

そのうち自分で買ったCDは1/3くらいだと思う。

アナログの音もCDに焼き直したり、友人から分けてもらったり、また普及版のCD-Rに移したデジタル音源など。

しかしこれらの自分で作ったりしたものは中級以下のCDプレイヤーでは音質が上がらず、最近ではほとんど聴くことなく放置していたのです。

しかし新しく来たCDプレイヤーで聴いてみると、解像度がよく、購入したCDと遜色のない音色で聴けることが判った。

中でもJAZZ系のCDはJAZZ喫茶を開けるほどの量があり、ほとんど聴いていなかった名盤もあります。

音楽と音楽の間のJAZZ・・・ほっと息が抜ける空間が広がります。

 

私の若いころはフォーク、ベンチャーズ、ビートルズ に始まり、学生時代は全学連や東大闘争、また新宿フォークゲリラなどに揺れた、熱い世代でした。

私も東大紛争には行きました、しかし一般の大学生などインテリ系は街のいたるところにあったJAZZ喫茶や小さな喫茶店にに潜んでいました。

金もないのに一杯のコーヒーをすすり長時間JAZZ空間にいた記憶があります。

そのころの日本の隠れた文化はJAZZ喫茶だったと思う。

JAZZの浸透度はアメリがより深いのではと思わせます、大学を出て日本各地を放浪した時にも各地でJAZZ喫茶に入った記憶があります。東北、函館、果ては根室でもJAZZ喫茶に入った記憶があります。

私にとってそのころのJAZZは心地よい音楽とは程遠い苦行、修行に近く『ゴリゴリと…鳴らされる』スピーカー音に耐えることが生活の一部だったように思えます。

 

最近のオーディオ事情により格段に音質が良くなり(特にスピーカーは進歩していると思う)、心地良いビートを伴ったJAZZは癒し音になりつつあります。

その素地は若いころいろいろ聴いていることだと思う、心地よいと思う感覚は若いころに養われ、今はクラシックもJAZZを聴く感覚で聴いている。

 


天国への道_スピーカー調整

2018年11月21日 | お勉強

 

 快く天国へ(地獄かも)行くために最後の贅沢?・・・アンプ等オーディオ機器をアップグレードしている。

アンプ(Accuphase E-650)の到着は来月になるが、CDプレイヤー(Accuphase DP-430)は先日到着した。

私はSACDは一枚(間違えて買った)しか持っていなくて、これからもSACDは聴かない。

SACDを聴くならハイレゾの音源を買ってPC経由で聴くほうがより良い気がする。

DP-430に使っているDACは、オプションボードDA-50で使われているDACと同じで、

旭化成エレクトロニクス社製の768kHz/32bit対応の高性能ΔΣ型D/Aコンバーター「AK4490EQ」を片chで2個使用、計4個のDAC。

音のバランスもまずまずですが、このDACは解像度が高く、アース線接続などでレンジが広がったこともあり、スーピーカーバランスで低音が強すぎるということが判ってきた。

 

グリーンの線がメインスピーカーの 周波数特性で、レッドのグラフ線が低音用CW250Aの周波数特性です。

理想的に重なれば上のような特性になるのですが、私の考えではどちらかが上がればもう一方はせめぎあいにより下がると思う。

実際低音を上げればうるさいのでボリュームは絞ります。

 

低音を下げれば心地よく中高音も聴くためボリュームを上げます。

バランスが理想的に取れれば問題ないのですが、これはいろいろやってみて自分の耳で調整するしかないと思う。

CW250Aにはアンプが付いていてボリューム調整できるのだが、メーカー推奨のボリュームバランスはおおざっぱで個々での調整は必要です。

 

このバランス調整を改善してくるととても気持ちが良い音になり、一時はスピーカーを換えなければならないかとも思ったが中高音も充分出て、バランスの良い音になりました。

それからアナログ(レコード)プレーヤーからの音が針圧調整などした甲斐もありとても良い音になりました。

アナログ音源は情報量が多くCDなどデジタル音源より自然で心地良い。

これからはよいLPも探さなければ。


レンジ広がる_アース効果?

2018年11月18日 | オーディオ

     ちょうど良い ボリュームの位置(9時)

 

 オーディオ機器の電源コンセントは私の部屋のコンセントにはアース端子が無くアースは繋がず浮かしていたのですが、今回アンプ等アップグレードするので少し心配になってきました。

いろいろネットなどで調べるとアースは下手に付けないほうが良いという人もいたり、エアコンのアースに繋ぐだけで雑音が消えたという人もいた。

私は電気関係には素人で整流器とか測定器など使うはずもないのだが、近所の電気屋さんにアース付きコンセントの設置をお願いしようとしましたが。

私の部屋にはエアコンもコンセントが2個あり一個しか使っていなくて1個空いていました。

空いたエアコンのコンセントの下のコンセントにオーディオ分配用コンセントを付け直し、取り付けのコンセントから出ているアース線から線を延長してエアコンのアースに繋いでみた。

 

オーディオ分配用コンセントはアース付きの3本コネクターなので、新しいアンプ用に買っておいた太めの電源コードと今までアンプに使っていたコードを新しいCDプレイヤーに付け替えた。

アンプ用の太めのコードの効用かもしれないが、電源を入れて音楽を聴いてみると、不思議なことにアンプのボリュームの目盛り2つ分ほど下がった(今までは11時から10時くらいで適正音量だったのが、9時から8時の位置まで下がっていた)。

音も静寂感が増し、8時から9時までで充分で10時とか11時には大きすぎて戻せない状態になりました。

それでいて音質はというと中高音も、また低音が増して音楽によっては低音を少し下げなければというほどのクオリティーになったような気がする。

不思議なことですが、ボリュームの目盛りが2つ分下がったのはまぎれもない事実で、この後前の位置に戻ることはありません。

効果が無ければ戻せばよいくらいに考え、ダメもとでやってみたアース繋ぎでしたがこの変化はどうでしょう。


池散歩_少し元気出る

2018年11月17日 | 発展途上人

       久しぶりに訪れた池

 

 オーディオ機器のアップグレードの影響もあり、食べることへの努力を続けていましたが、

一週間ほど前から食べ方というか食べるコツみたいなもの少し掴みました。

以前のように食道や胃が普通にある状態での食べ方では、消化不良というより体が受け付けないようで吐き出してしまいます。

オニギリの後に納豆を食べる努力をしていたのですが、普通に噛んで呑み込むと吐きそうになりました。納豆のような柔らかいものでも普通の咀嚼ではダメで『飲み込まないで噛んで、噛んで、』自然に食道に入っていく位に噛み込むと吐くこともなく、食後もそれほど重くなく何とか食べられるようになりました。

この噛みこみを、納豆だけでなく口に入れるもの全てにやるようにしたら、量はそれほど多くは食べられませんが、トンカツやら肉やら、うどんも食べられるようになりました。

量はそれほど食べられませんが少し栄養があるものを食べられるようになってきました。

そのおかげかオーディオの設置や、『少し歩いてこようか・・・』というような気力も少し出てきました。

散歩はまだ始めたばかりですがこれからも歩こうと思っています。

カンムリカイツブリが来ていた。

 

 

コガモ

 

 

名前忘れました。


アナログ(レコード)プレーヤー復活させる

2018年11月14日 | オーディオ

       1985年頃に購入した レコードプレイヤー

 

 今度購入したプリメインアンプ(12月中頃入荷)はアナログ(レコード)プレーヤーの音にも良さそうなのですが、私はLPレコードはあまり沢山持っていなくて(100枚以下)、最近は面倒なのでほとんど聴かないで、プレーヤーはラックの奥にしまっていました。

しかし最近本棚の奥に昔(40年ほど前かも)お袋が購入していた「The great collection of CLASSICAL music (世界クラシック音楽大系)」を見つけました。

LP100枚ほどのセットで、そのうち半分ほど(50枚ほど)はこちらに持ってきて来ました。

以前数枚は聴いたことがありましたが、なにせ若い時はクラシックにはあまり気が向かず、忘れていました。

今回内容を調べ直したところ、演奏者や交響楽団もそうそうたるもので、数枚CDに焼き直していたので音を確認しました。

音はモノラルではなくステレオでした。

お袋に電話で残りの50枚ほどのLPの所在を確認したところあるということでしたので、近いうちに取りに行きます。

このクラシックの全集100枚ほどは良い音で聴く価値がありそうです。

プリメインアンプを通してレコードなどを聴く場合はアンプにアナログ・ディスク入力ボード(6万円ほど)を取り付けなくてはなりません。

一昔前のプリメインアンプにはアナログレコードの入力端子が付いていたのですが、最近のものはついていないのですね。

ただ私が以前から持っているプレーヤーは最近は10年以上使っていなかったので、動くかどうかです。

動かなければまた出費が増えそうですが・・・。

今日ラックの奥から取り出して動作確認しました。

このプレーヤーはカートリッジの取り換えが面倒ですがまだ使えそうで、音もまあまあでしたので一安心。

********

翌日バランスや針圧の設定を見直そうと、カートリッジを調べる。

以前オーディオショップをやっていた友人が取り替えてくれたカートリッジであったが元箱も取説も無いため機種が判らなかった。

見た目模様が DENON DL-301-2 と似ていたのでもしやと思い、鏡で下から調べると DL-304  とあった。

   画像は鏡像(左右反対)ですが、Photoshop で 正像に戻してあります。

 

検索してみると DENON  DL-304 、、、1985頃発売されたようですが、当時でも4万⑤千円ほどしたらしく、友人には2万円(多分半額以下)渡した記憶があります。

現在  Amazon の並行輸入品で ¥169,467 の値段がついていた。

さすがオーディオショップをやっていただけあり大変良いカートリッジを付けていてくれた。(現在この友人の消息がわからないのですが)

プレーヤーは当時5万円ほどの代物でしたが・・・。

判らなかった針圧も :1.0~1.4g(標準 1.2g)

設定し直した。


バナナプラグで音が変わった

2018年11月10日 | オーディオ

     4つ(1セット)で 5,640 円 するバナナプラグ

 

 最近はメインスピーカーを「アナログのプリメインアンプ」と 「AVアンプ」に繋ぎ直す機会が多い。

その都度アンプの背面にまわり接続するのは結構面倒です。

そこで簡単に繋ぎ換えるように「バナナプラグ」を使っているのですが。

先日AVアンプに繋ぎ変えた時音が出ないことがあった。

AVアンプは設定された状況と違っていたり(逆相とか)、接続位置が違って居たりすると音が出ない時もあります・・・それでもコンセントを抜き差ししたりすると音が出ることもあります。

・・・いろいろやっても音が出なかった・・・スピーカーの周りをよく見るとバナナプラグが一本外れていた。

アンプとの接続には簡単、確実にできるようにと上のT字に分かれたタイプを使っているのだがスピーカー部には一本状のものを使っている。

この形状のものは安価(4つで1600円ほど)であるのでできるなら使いたいのだが、線をひねったり、よじったりした時に外れるのではだめだと思い、新たにT字状のバナナプラグを取り寄せて繋ぎ直した。

今回は新しいCDプレイヤー用などにバランスケーブルの良いものや、電源ケーブルも一緒に注文したのだが、バナナプラグは3セットで16,920円とは痛かった。

 

しかしどうでしょう繋ぎ直してスピーカーの音を聴くと、今まで若干ボケていたような音が締まり低音もしっかり出て解像度がとてもよくなった。

T字状のバナナプラグは突っ込んで回すと先端から3本が開いてしっかりスピーカー端子に接続固定できます。それに伝導率も良いのかもしれない。

バイワイヤリングなどでもスピーカー同士の干渉とか言いますが接続自体が甘いと干渉どころかスピーカー同士の音がボケてしまうのではなかろうか。

バナナプラグの商品レビューは割と安価なものは『便利ですとか、コスパが良い』とかありますが、上のT字状のバナナプラグのレビューは無い・・・買う人は少ないかもしれない。

しかしこれだけ音質に変化があるとは・・・新たな発見。

(私のブログの書き込みだけにしてレビューには書きませんが)


手術後10年生きる

2018年11月10日 | 発展途上人

 

 先日の主治医診察日に、私の一つ前に診察した人は診察時間がとても長かった(30分はしていただろうか)。

あまり長かったので診察室から出てきたときに『これから手術するのですか?・・・』と尋ねた。

『いえいえ手術してから10年経過しました・・・』と、私より10歳は年配の人で奥さんと連れ立って診察に来ていた。痩せてはいますが(わたしよりはいいかも)背筋もピンと伸び杖はついていましたが自分で歩行をして、支払いや薬の予約(ファックス)まで自分でされていた。

多分私より次の診察時期の間隔は長いのでしょう・・・先生もそれまでの経過状況も丁寧に聴いていたのでしょう。

私とすれ違いで一瞬の会話しかできませんでしたが、私は『もうすぐ一年ですがもうこんなに痩せてしまいました・・・』と。

すると『頑張って!!・・・』という小さな声が聞こえたような。

術後経過状況が違う患者どうしが会話できることはほとんどありませんし医師が他の患者のことを言うこともほとんどありません。

医師に『前の人・・・10年経過しているようですね』と言うと、『〇〇さんもがんばって食べて生きましょう』と言われました。

うらやましいではなく、私も頑張ってみようかと・・・。


最近買ったCD

2018年11月06日 | 音楽

 

 注文したプリメインアンプは来月の中頃入荷になる予定ですが、CDプレイヤーは近々届けられるようです。

このCDプレイヤーはSACDではなく以前からのCD専用ですが音質が良く人気があるのか当初は来年の2月まで入荷待ちでしたが、アンプと一緒に購入したので便宜を図ってくれたか一台確保してくれたようです。

最近はあまりCDは買いませんが、新しいCDプレイヤーが来ることもあり久しぶりに数枚購入しました。

 

 チェンバロのトン・コープマンは病院で入院中に聴いたラジオでの演奏が良かったので3枚ほど買いましたがラジオで聴いたCDでなかったこともあり、音質が今一でした。

ヒラリー・ハーンはハイレゾで「無伴奏ヴァイオリンのための・・・」が新しく出ていましたが、あえてCDで若い頃の演奏での『ヴァイオリン協奏曲』(ブラームスやバッハ、メンデルスゾーン)を買ってみました。こちらはまだ一枚しか聴いていませんが確かな演奏のようです。

アンドレア・ボッチェリの新しく出た「 Si  」こちらもハイレゾを買うか迷いましたがアマゾンの試聴でCDも音色が良かったのでCDにしました。

ビル・エヴァンスの「Waltz for Debby 」もハイレゾで聴いたものが音質がよかったのですが、CDプレイヤーのテストもありCDを買ってみました。

最後にチェンバロの Helmut Walcha ヘルムート・バルヒャ)の Bach Keyboard Works は当たりでした。

本当は「バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全曲) CD」が欲しかったのですがあまりにも長そうなので、べつのCDを注文してみたのです。

 ところがこの「Bach Keyboard Works」もCD13枚セットで長編でした。

今2枚目を聴いているところですが素晴らしい演奏で音質もよいです。

「バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全曲) CD」もいずれ買うでしょう。

チェンバロ演奏はTVで録音したものやトン・コープマンを聞いても少し引っかかっていたのですが、Helmut Walcha ヘルムート・バルヒャ)の演奏ではその引っ掛かりがなく、どっぷりとバッハの音楽に浸れる喜びがあります。

 

 


意識跳ぶ

2018年11月02日 | 発展途上人

 

 昨日は病院でCT検査(造影剤)をしたのですが、血管から造影剤を注入して撮影を一通り終え、衣服を整え立ち上がろうとした時貧血状態になり倒れてしまった。

倒れる寸前に『大丈夫ですか?・・・』と身体を支えた人がいたのは覚えています・・・。

気が付いた時はCTのベットに寝かされ10人ほどの医師やら看護婦に囲まれ、注射やら点滴やらマッサージをされたり・・・。

部屋の時計を見ると時間は5,6分経過していました。

その5.6分は完全に意識がない状態でした。

血圧も50を下回り、担当した医師も『意識が戻ってよかった』と言っていました。

CTでもまた心臓のカテーテルの時でも以前何回も造影剤を使ってきましたが、このようなアレルギー反応が出たのは初めてでした。

私は身体が弱っている時に造影剤を入れたので負荷がかかり貧血から意識障害が出たと思ったのですが、医師はアレルギー反応であったと。

 

 

倒れる瞬間から意識が跳んで無の状態になるのですが、後から考えると『気持ちがいい無意識状態』だったと思います。

痛くも苦しくもなく『このような死に方もいいかも・・・』ふと思いもしました。

しかし気持ちの良い死の誘惑も・・・・・まだまだ死ねないと振り払いました。

 

緊急入院で一泊してきました。