昨夜は黄砂で視界が霞むほどであったが、今シーズン初めての平谷での撮影であった。
到着したときは風もそれほどなかったが準備を終えいざ撮影となったら強風が吹き出してきた。
はじめに長焦点の撮影をと思っていたがあまりの強風のためf407mm(フラットナー・レデューサー装着)のSKY90での撮影に切り替えた。
シュワスマン・ワハマン彗星を導入するために星図ソフトのStella Theater Proにダウンロードしておいたのですが、この星図から割り出した位置には見つからなかったし、SKY90で撮影した画像にも写っていなかった。
家に帰って調べると天文雑誌などに載っている位置とはずいぶんずれていた。
現在の状態ではこの位置がずれていれば見つけることは難しい。
Stella Theater Proのは少しいい加減な彗星情報である、ぷんぷん。
24時ころになると驚くほどの天の川も見えてきた。
EOS用の広角レンズは持ってこなかったのでD70の18mm~70mmレンズでSKY90の上に取り付けて天の川を撮影しかかったのですが、D70のリモコンほとんど1年ぶりくらいだったので使い方を忘れてしまい、30秒くらいの試し撮り後どうやっても撮影できなくなってしまった・・・(涙々)。
これほどの天の川は久しぶり・・・、さすがは平谷である。
黄砂の影響で逆に下界の明かりが来ず暗い空になったのではないだろうか・・・。
30秒露光の試し撮りを強めに処理して天の川の感じだけですが、思い出になるのでアップしました。
タイマー撮影をしている間、弁当を食べていたら強風でGuideDogのガイド星がどこかへ吹っ飛んでいました。
彗星撮影はあきらめて、手近にあったM5から撮影しました。
自動導入したM5の位置は画面下に寄っていましたが、強風と寒さから位置調整もせずそのまま5分露光5枚撮影しました。
画像はM5が中央にくるようトリミングしました。