念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

さそり座 NGC6334

2006年04月30日 | 天体写真

25日の撮影行の最後の撮影は午前3時半ころさそり座のNGC6334「出目金星雲」を狙ってみた。
もたもたしていたので時間がなくなってしまった。
5分露光2枚とり、三枚目で空が明るくなってきた3枚目を確認したらやはり背景が明るくなっているので終了した。
3枚撮ったうち2枚目は人工衛星の光跡が星雲のすぐ横を派手に横切っていたので使わないで2枚のみでコンポジット。
やはり星雲など色物は5分露光なら最低でも6枚以上欲しい。

24日の夜から翌日の朝までの徹夜はごんべ絵ばあさんには相当にこたえました。
体調が戻るまでは4,5日はかかりますね。
仕事もしないといけないし・・・でもまた次行くかな・・・。

いて座 M21、M20、M8

2006年04月29日 | 天体写真
 
25日の午前2時過ぎ、天の川の南の端にある、このM20(左)「三裂星雲」とM8(右)「干潟星雲」、M20の左下にある散開星団がM21、この三つを撮りながらD70で天の川を撮影しようと思ったのですが・・・。

D70が思うように使えなかったのでKiss-D-Nでこの星雲を撮り始めた。
5分露光7枚目でバッテリーが切れた。
バッテリー切れを気がつくのが遅れ時間を無駄にしてしまった。
バッテリーを入れ替えてあと2枚撮ったが位置がかなり動いたので
5分露光6枚をコンポジット。ISO1600。

しし座 M65、M66、NGC3628

2006年04月27日 | 天体写真

おとめ座銀河団を撮る前にしし座のM65,M66,NGC3628を撮ってみた。
一枚撮ってモニターで確認してもこれらははっきり写っているようなので気をよくして5分露光6枚を撮った、ISO1600。
もう少し撮りたかったが西の木にひっかかりそうになったので6枚でやめた。
この時点で午前2時ころであったか、今は4時になるともう薄明るくなって、
とたんに写らなくなるのであわててきた。
下はトリミング画像です。

おとめ座銀河団

2006年04月26日 | 天体写真
上の画像、おとめ座銀河団はM5の次の次に撮りました。
あまりたくさんあるのでどれを中心にもってくるのかわからなかったが、
とりあえずM87を中心にもってきたつもりですが、どれがM87なのだかわからない。
まさかこんなに沢山銀河が写るとは思っていなかったので5分露光4枚ほどで切り上げた。

こんなことならもっと露光時間と枚数を撮っておくのだった・・・これも経験。

「よっちゃん」からのアドバイスをもとにNGCなど情報を書き込みました。

久しぶりの平谷

2006年04月25日 | 天体写真
昨夜は黄砂で視界が霞むほどであったが、今シーズン初めての平谷での撮影であった。
到着したときは風もそれほどなかったが準備を終えいざ撮影となったら強風が吹き出してきた。
はじめに長焦点の撮影をと思っていたがあまりの強風のためf407mm(フラットナー・レデューサー装着)のSKY90での撮影に切り替えた。
シュワスマン・ワハマン彗星を導入するために星図ソフトのStella Theater Proにダウンロードしておいたのですが、この星図から割り出した位置には見つからなかったし、SKY90で撮影した画像にも写っていなかった。
家に帰って調べると天文雑誌などに載っている位置とはずいぶんずれていた。
現在の状態ではこの位置がずれていれば見つけることは難しい。
Stella Theater Proのは少しいい加減な彗星情報である、ぷんぷん。

24時ころになると驚くほどの天の川も見えてきた。
EOS用の広角レンズは持ってこなかったのでD70の18mm~70mmレンズでSKY90の上に取り付けて天の川を撮影しかかったのですが、D70のリモコンほとんど1年ぶりくらいだったので使い方を忘れてしまい、30秒くらいの試し撮り後どうやっても撮影できなくなってしまった・・・(涙々)。
これほどの天の川は久しぶり・・・、さすがは平谷である。
黄砂の影響で逆に下界の明かりが来ず暗い空になったのではないだろうか・・・。
30秒露光の試し撮りを強めに処理して天の川の感じだけですが、思い出になるのでアップしました。



タイマー撮影をしている間、弁当を食べていたら強風でGuideDogのガイド星がどこかへ吹っ飛んでいました。
彗星撮影はあきらめて、手近にあったM5から撮影しました。
自動導入したM5の位置は画面下に寄っていましたが、強風と寒さから位置調整もせずそのまま5分露光5枚撮影しました。
画像はM5が中央にくるようトリミングしました。

M27 亜鈴星雲

2006年04月09日 | 天体写真
 
先日の撮影行の三枚目は「こぎつね座」の NGC6853 M27「亜鈴星雲」であった。
かなり低い位置であったが、最後に色合いがあるものを写したかった。

旭高原元気村は西の空より東の空のほうが暗い。
同じ露光で撮っても西の空で撮ったものは空の明るさが残る。
東の空の低空でもだんだん上がってくるのでまあ亜鈴星雲のイメージは写せたようだ。

2インチアダプターなど回転で動かしたりしたのでピントがさらに甘くなった。
それに薄い雲が流れてきているようだった。
星がぼけて大きくなってしまった。
5分露光を10枚、風のせい?でガイドが甘くなった画像もあった。

それにしてもダーク処理を誤ったやり方で今までやっていたようで、中天のMLではいろいろ指摘してもらって助かりました。
ダーク画像も3枚しか撮ってこなかったので今後はコンポジット枚数くらいは撮ってこなければ・・・。

M104 ソンブレロ銀河

2006年04月06日 | 天体写真

 月曜の夜の撮影でM51「子持ち銀河」の次は、おとめ座のM104「ソンブレロ銀河」NGC4594を撮った。
高橋の赤道儀EM-200Temma2Jr.は優秀な赤道儀なのだけど、ぴったりと真ん中へはなかなか導入してくれない。
一枚目は画像から切れそうなくらいでカメラを90度動かして再導入。
手動でどのくらい動かしてよいものやら、初心者ではわからない・・・。
かなり下のほうへずれてしまった。
若干のトリミングをしました、それでも画面中央にはならない。
一個の天体に何枚も撮るので一晩で撮れる天体の数はせいぜい3,4個。
撮りたい天体がたくさんあって目移りがしてしまう。
なるべく天頂部分で撮るとよいのに下のほうにある有名な天体をつい撮りたがってしまう。
各天体ごとにピントを合わせればよいものを、だんだんとピントが甘くなっていく。
家に帰って画像をみてピントの甘さに気がつくが後の祭りです。

M51 子持ち銀河

2006年04月04日 | 天体写真

先週の金曜日最高の撮影日和に体調不良で出かけられなかったので、昨夜がんばって撮影してきました。
先週の金曜よりは良くなかったが、3時ころまではなんとか星は見えていた。
月没が23時ころでしたが22時ころから撮り始めました。
先週のメシエマラソンの時に途中で雲が覆ってきたのでうまく撮れなかったNGC5194 M51を撮り始めた。
鏡筒は先週とおなじミューロン180 フラットナー・レデューサー使用でもF9.8
f1763mmです。
三日月であったが結構明るかった、しかし何時また雲が覆ってくるかもしれないので贅沢は言っておれない。
5分露光を12,3枚撮ったが後から見ると露光時間をもう少し延ばしたほうが良いかもしれない。
しかしKiss-D-Nは3分位までならノイズの心配がないが、5分でもノイズの処理が大変だ。5分以上の露光ではノイズの処理をどうやってするかが課題である。
とりあえずは先週のM51よりは良くなった。
撮影地と空の状態ではもっと良くなると思う。