念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

NGC7635

2007年07月30日 | 天体写真

 SC235(C9,1/4)での初めての対象はNGC7635泡星雲となった。本当はマユ星雲とか撮ったことが無い対象を撮像したかったが、いままで撮ったことがある対象でSC235の写り具合を確認したかった。肉眼で2等星がやっとという光害地での空であったが明け方につれて少しは良くなったかとおもう。
印象としてはまずまずというところか。今までより口径が大きい分セルフガイドでのガイド星取得が楽であった。確認した対象のほとんでガイド星が見出せた。

2画像合成

2007年07月29日 | 天体写真
 
 昨夜は前日の撮像のフラットを撮ってからピントアダプター(光映舎)の再調整。実は去年かったとき実際に厳密にピント調整をしないままそのまま使っていた。
しかし恒星でピントを合わすにしてもなかなかジャストピントを判別するのは難しい。反射鏡などの十字線が出れば判りやすいが。
終り頃遊びで月を撮っていて思いついたのだが、月での判別なら判りやすいかもしれない。次回は月で判別してみよう。
ピントアダプターを使っての月撮像だがやはりピントがまだまだ甘い。
1枚には入りきらなかったので上下2枚に撮った。
上下2枚画像合成を思いついたがなかなか色合い、明度等合わない。
ステライメージ5にモザイク合成というのがあり使ってみたが月など明るい対象ではまず合わない。
Photoshopで何とかやってみました。この月の撮像はKiss-D-Nでの撮像でしたが、ST-8はイメージチップが小さいのでこれから画像合成を使うこともあると思う。
練習でした。

SC235(C9,1/4) テスト撮

2007年07月27日 | 天体写真

 最近の天気予報はぜんぜんあてにならない。
25日夜は曇りの予報だったが朝まで晴れていたようだ。26日(昨夜)予報は微妙で雲が覆う可能性も高い予報だった。20時頃空を見ると晴れている。あとは衛星画像をみて自分で判断するしかない。『朝まで晴れる・・・』と読んだらその通りの展開になった。
まあ遠征ではなく実家の観測小屋なので曇ったら帰ればよいし・・・。しかし24日は23時頃まで光軸調整などやって、『さあこれから』というときに雲が覆ってきた。それに冷却CCDカメラの調子が悪く何とかテスト撮影をしておきたかった。
冷却CCD撮像は1時間ほどFocusをつけっぱなしにしておいてようやく調子が戻った。
上の撮像はやはりまだ上下に光環が残っていたので30%くらい周りをトリミングした撮像です。
5分1枚のL画像試し撮りです。ダークのみ引いてあります。

続いて月没が0時49分ころでしたので総露光180分ほどの対象を一個撮像しました。
フラットをまだ撮っていないので近日中にまたアップします。



この上下に環のように撮像が狭められるのはどうしてだろう?5~10秒ほどのFOCUS撮像を繰り返していたら少しづつ環が広がっていった。

チェからの贈り物

2007年07月24日 | キャプチャー

理想に向かって歩き続ける・・・
『何をなしたか、何を手に入れたかではなく、何処に向かって、何に向かって歩きつづけるのか・・・』

先日の若きチェ・ゲバラの旅の映画に続き、戸井十月がリポートしていた『チェ・ゲバラ 遥かな旅』という番組(BShi)を見た。

青春の旅は終わらない

2007年07月23日 | キャプチャー

『これは英雄の物語ではなく、同じ志を抱いた2人の人間の旅の記録である』と冒頭の解説で始まる、若き日のチェ・ゲバラの旅を再現した映画であった。
映画はめったに最後まで見ないのであるが、イージーライダー風にバイクでの旅の始まりから最後までついに見てしまった。
若き日の自分の旅と重ねて見ていたのかもしれない、つい涙に暮れてしまったが、なんともすがすがしい映画であった。
この映画を見終わって、私の青春の旅もまだまだ続いているのだという気概が沸いてきました。

クローズアップ・レンズNO.2

2007年07月18日 | 

 前日のクローズアップ・レンズ(AC-2)を付けてのF値が出たのでアップします。
フランジバックが9cmほどで若干短かったこともあり、Fは8.6でした。
11cmほどとればF7くらいにはなったと思います。
ケンコーのAC-3ならもう少し短縮できるかもしれないのでまたAC-3(\3,200)を注文しておいた。
上の撮像がクローズアップ・レンズ(AC-2)を付けての撮像。
下はクローズアップ・レンズなしの撮像です。
右側の影はカーテンが掛かった為にできたものです。


クローズアップ・レンズ

2007年07月15日 | 
 
 Vixenのオフアキシスガイダーを使う場合、オフアキシスガイダーの前にf6.3レデューサーを装着するとフランジバックが14cmほどになってしまい長すぎてしまう。
ネットで検索しているとクローズアップ・レンズをレデューサーの代わりに使うという選択肢もあることがわかった。
Vixenのオフアキシスガイダーをよく観察すると天場と底がビスをはずすとはずれることが判った。
2インチスリーブの先端ではなくオフアキシスガイダーの中、プリズムの前にクローズアップ・レンズを装着できればうまくいくかもしれない。
1週間ほど前に注文していたケンコーのクローズアップ・レンズAC-2が入ったのでオフアキシスガイダーを分解して中に装着してみた。
もちろんすんなり装着できるわけがなく、ヤスリで削ったり閉まらなくなった蓋に壁を足したりして何とか装着してみました。

接着はアロンアルファでは取れなくなるので、両面テープと布粘着テープを使用。
黒マジックで一応塗っておいた。

台風での強風雨の中ピントテストしてみました。
とりあえずピントは出たしオフアキ側でもピントは出ました。
F値や倍率などは明日計算します。

雨が続く

2007年07月13日 | 風景
ベランダがある窓からも強風と共に豪雨が振り込む。
昨日は東三河山間部の稲武(天体撮影遠征の時はいつも通ります)では突風・竜巻でかなりの被害があったとか。

フード・露付き対策

2007年07月08日 | 
 
 SC235(C9)のフードを自作するにあたり露付き対策にPCパーツショップで4cm角のDCファンと、スターベースで遮光紙、DAYショップで固定用のビス等を買ってきた。
パソコン用のDCファンは8cm角のものが自作PCの残りであったが、8cmではちょっと大きいので、仕方なく車を飛ばしてPCショップまで買いに行ってきた。



天ガ4月号で岡野邦彦さんがC8用に電動ファンを露付き防止用に使っている記事を思い出し、私も作ってみようと思い立ったのです。
C8やR200SSではヒーター線を鏡筒の先端に付けて露付き対策していた。配線などがかなり面倒であった。
穴あけビス止めをして遮光紙を張り完成。



DC12V用のファンであるが5VのACアダプターがあったので繋いでみたら回った。
5Vで回したほうが弱い風力なのでいいかもしれない・・・。



上の写真は格納用にサイズをカットして格納した状態です。
鏡筒の箱にこのまま入れて持ち運びができる。

オフアキシスガイダー

2007年07月03日 | 

2年ほど前にVIXEN光学のアウトレット品をWebサイトからまとめて5.6点買ったことがある。今はこのWebサイトはもう無くて買うことはできないが掘り出し物がけっこうあった。

その中にオフアキシスガイダーらしきものもあったのだが、その時の私はまだ本当に初心者で(望遠鏡FS-60Cと赤道儀EM-10を買ったばかりのころ)その使い方も判らず、フイリップミラーのようにカメラとアイピースをさして覗いたものですが、カメラとアイピースから見える像がまるで見当違いの像であったり、ピントがずれていたように思い『やはりVIXENではダメだ完全に狂っている・・・やはり安物はイカン』と使わずにしまいこんでいた。

『星空観察日記』のシバタさんの画像を見たらどうも見覚えのあるVIXENのオフアキシスガイダー(間違っていたらごめんなさい)を使われているようだ。
しまいこんでいたそのオフアキシスガイダーを取り出してきてKISS-D-NとDSI-PROを接続してみた。
オフアキシスガイダーならガイド星が写ればいいわけで同じ画面になる必要はないのですね。このVIXENのオフアキシスガイダーは星を捜す自由度はそれほど無いけどDSI-PROの感度ならいけるのではないかな・・・。
アウトレット品といっても¥15,000はしたと思う。誠報社や三ツ星のオフアキシスガイダーなら何倍もの値段である。おもちゃかもしれないがガイドできればよいので晴れたらテストしてみます。