褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 やさしくキスをして(2004) 題名は甘すぎるけれど、社会的な作品

2009年05月13日 | 映画(や行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 タイトルのやさしくキスをしてから、想像するとアマ~イ、メロドラマを思い浮かべる人が多いかもしれない
 確かにこの映画恋愛映画のジャンルに入るだろうしかし、この映画は根本的に宗教というものを、批判的に描いているように感じるのは僕だけかな
 それと、アメリカは移民大陸の国であることはわかるが、実はイギリス〈この映画はスコットランドが舞台)という国も実は移民族国家である事を知った確かにイギリスは世界征服をした国だから、植民地にした国、自治権を持っている国がたくさんあるから、言われてみれば移民族国家である理由もわからないではないが・・・
 それでは、やさしくキスをしてを紹介しよう
やさしくキスをして [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


 スコットランドのカトリック系の学校で、妹が通う学校に兄のカシムが、迎えに来る実はカシムには、姉と妹の兄弟がいるがパキスタンからの移民2世である父親は厳格なイスラム教徒

 カシムは妹の音楽の先生でありアイルランド人のロシーンと出会い、2人は恋に落ちるロシーンは非常に聡明な女性であるが、現在は夫と別居中しかし、ロシーンはカシムとの恋愛にこれからの自分の人生の生きがいを見出そうとしている


 ある日、ロシーンはカシムをスペインの旅行に誘い、二人は一緒にスペインへ行くそれは、楽しい旅行になるはずだったが・・・その時カシムはロシーンに秘密を打ち明ける実はカシムは婚約中だったのだしかし、この時僕はイスラム教の厳格さを知る事になる
 カシムの婚約者というのは、実は父が決めた相手でありしかも、その相手は従姉妹という関係さらにカシムはその婚約者の顔も知らない
 その秘密を聞いたロシーンは、驚きと戸惑いを隠せないしかし、そんなロシーンを見て、カシムはロシーンに対してさらに愛するようになる
 しかし、イスラム教の家族にとっては、イスラム教の結婚する相手はイスラム教ということが、その家族にとって名誉でもあり、家族のためでもあるカシムはロシーンを愛する気持ちはあるが、そのことによって家族がバラバラになる事を恐れている
 また、ロシーンの方もカトリックであるにも関わらず、イスラム教徒の人間と付き合っているいうことで、学校をクビになってしまう 
 そんなロシーンに対してカシムの姉がロシーンに近づく
 カシムの姉はロシーンを自分の自宅へ連れて行くそして外からカシムの姉は、イスラム教徒である家族の姿を見せる
 そのロシーンが目にした家族はカシムがちょうど見知らぬ婚約者と出会ったところだったこの時カシムの姉はロシーンに弟(カシム)と別れるように、忠告するカシムはロシーンよりも家族〈イスラム教徒同士の結婚)を選ぶはずだカトリックのロシーンにとって、イスラム教の不思議なしきたりが理解できずにいたそして、カシムも結局は婚約者と結婚しなかった彼は、宗教の壁を乗り越え、ロシーンの元へ行く
 この映画の監督はイギリス人のケン・ローチ彼の作品は上流階級を批判し、労働階級に目を向けた作品が多い彼の映画ではアリルランド独立と内戦を、悲劇的に描いた麦の穂を揺らす風をいう名作がある
 僕の注目している監督の一人これからも彼の作品から目が離せないです 

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 妖精たちの森(1971) 題名からは想像できないストーリー

2009年01月11日 | 映画(や行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 映画を観ていると、この俳優は凄い俳優だなあと思って見る時がある僕がこの俳優は最初に凄いなあと感じた人物は、ゴッド・ファーザーでのマーロン・ブランドの演技
 色々な映画を観ていて、わざわざこの俳優を高いギャラを払って使わなくても、誰を使ったとしても一緒だろうという僕が思っていた考えを、変えてくれたのがマーロン・ブランドだと言っても良いそれほど、彼の演技は凄かった
 今回はそんなマーロン・ブランドが出演している妖精たちの森を紹介します
妖精たちの森 (ユニバーサル・セレクション2008年第7弾) 【初回生産限定】 [DVD]

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

このアイテムの詳細を見る

 題名は妖精たちの森という、ファンタジー映画を期待させる内容だけれど実際は子供達の純真さの恐ろしさを、描いている純真さが間違った方向へ行くことの怖さ子供達にとって、大人たちというのは素晴らしい人間だという考えを持っている実際、僕は40歳に近くなってきたが、僕が少なくとも高校生の時ぐらいまでは大人たちを見ていて、特に学校の先生を見ていると立派な人間だと思っていたしかし、自分が20歳を迎えるとまだまだ大人の仲間入りをしていないと感じ、30歳になるとこんな頼りない30歳になってしまった自分に驚く事があるそして、40歳を近くにして焦りを感じるこんな頼りない40歳、まだ気持ちとか、言っていることは学生のような幼稚さニュースは殆ど見ずに、お笑い番組を見て大笑いしている自分に気づく時の僕は、本当に馬鹿な大人になってしまったことに驚きすら感じる
 この映画のまだ子供の姉弟は大人たちを尊敬しているし、大人たちの言うことは絶対だと思っているしかし、尊敬している大人が言った事、行いを何でも真似して実行しようとするそして、そのため最後に悲劇的な結末を迎える
 大人になっていくにしたがって、実は世の中にしても、自分の欠点にしてもわかっていく事が多くなってくるしかも、自分の心の中に欲望が生まれ、そしてその欲望を満たす時、悲劇が起こるのは昔も今もこの地球上では変わっていない
 ストーリーはイギリスの大邸宅から、この家の後見人が出て行く実はこの大邸宅の主人達(この映画に出て来る姉弟の両親)が死んでしまったのだそして、この後見人はこの家の後を家政婦に任せる事になるそしてこの大邸宅に残されたのは、姉弟、家政婦、姉弟の家庭教師であるジェスル(ステファニー・ビーチャム(画像下)、そして、下男のクィント(マーロン・ブランド)である

 クィント(ブランド)は、後見人から嫌われていたしかし、この大邸宅に男が1人も居なくなっては、危険だと思われ、後見人はクィント(ブランド)をこの大邸宅に残す事になる
 しかし、クィント(ブランド)は、この大邸宅の姉弟から親しまれているそれは、彼が色々な遊びを教えてもらい、また面白い話をしてくれるからだ

 しかし、クィント(ブランド)は実は下品で粗野な人物であることを、心配する家政婦だったが、クィント(ブランド)にとっては、後見人がこの大邸宅から出て行ったことは、追い出されるものと覚悟していたクィント(ブランド)にとって、嬉しいことであった
 ある日の夜にクィント(ブランド)は、姉弟の家庭教師のジェスル(ビーチャム)の部屋に忍び込む実はクィント(ブランド)は、前々からジェスル(ビーチャム)の事が好きであり、二人は性行為に及びそのシーンを弟が一部始終見ていたのだった
 翌日、弟は姉にクィント(ブランド)とジェスル(ビーチャム)が、行った行為を教え、弟は姉にその行為を実践する
 そこへ家政婦がやって来て、それ以来クィント(ブランド)とジェスル(ビーチャム)は、会う事が出来なくなる
 姉弟はクィント(ブランド)に聞く好きな人同士はどうしたら出会う事が出来るのその時クィント(ブランド)は好きなもの同士が死ねば、出会う事が出来るこのクィント(ブランド)の答えが、クィント(ブランド)を絶対的に信用している姉弟に対して恐ろしい計画、そしてそれを実行した時悲劇が、起こる
 正直後味の悪い映画だけれど、子供の純粋な心をこのような形にした映画は見たことが無いね純粋さゆえに、このような恐ろしい行動を起こしてしまった姉弟たち僕にはこの子供達の行動を非難できないね悪いのは大人たちだからね
 そして、大人たちのどろどろした世界を知った子供たちの心理をこのような形で映画にしたのは、僕は素晴らしいと思う(でも嫌いな人の方が多いだろうね)
 僕は面白いと言ったら語弊があるけれど、見ていて飽きる事が無かったねマーロン・ブランドもこの時はまだゴッド・ファーザーに出演する前の作品だけれど、流石の演技を見せてくれる

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください





 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 ユージュアル・サスペクツ(1995) いや~!すっかり騙された

2008年12月28日 | 映画(や行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ

 今回紹介する映画は、ユージュアル・サスペクツちなみに意味は重要参考人
 まさに、評判になっているサスペンス映画だね僕はサスペンス映画系統は好きなんだけれど、ホラー映画っぽいのは好きではない
 しかし、この映画は好きな人と嫌いな人と分かれるのかな僕みたいに単純な人間は、思わずやられた~と感じたけれど、チョッとひねくれた人は、つまらない映画だと言うかもしれないね
 しかし、一回は観ることをお勧めします個性は俳優の揃った豪華キャストだからねでも、やっぱり僕はストーリー展開には感動したけれどね
それではユージュアル・サスペクツを紹介します

ユージュアル・サスペクツ [DVD]

パイオニアLDC

このアイテムの詳細を見る


 ギャング抗争の末、カリフォルニアの港で船が大爆発 
 麻薬絡みの抗争で、9100万ドルが消失そして、27人が焼け死んで全く死んだ人間が、誰だかわからない状態になっている
 しかし、この事件で二人が生き残っていた1人は、全身重傷でかろうじて、しゃべることが出来る
 もう1人はこの事件に絡んでいたが、半身不随だが全くの無傷のキント(ケヴィン・スペイシー(画像下右))だった
 ニューヨーク捜査官のクイヤン(チャズ・パンテルミン(画像下左))は、この事件に絡んでいるキント(スペイシー)を尋問している

 ストーリーはこの尋問を辿っていく形で進む時は6週間前にさかのぼる。5人の常習犯、キートン(ガブリエル・バーン)、マクマナス(スティーヴ・ボールドウィン)、フェンスター(ベニチオ・デル・トロ)、ホックニー(ケヴィン・ポラック)、そしてキント(スペイシー)の5人は、銃を大量に積んだトラックを襲うが5人は連行されてしまうしかし、キートン(バーン)の恋人で弁護士のイーディ(スージー・エイミス)の計らいで、5人は釈放される
 この話を聞いたクイヤン捜査官(パンテルミン)は、この船の爆破事件の犯人を元刑事だが汚職まみれで死んだふりをしていた、キートン(バーン)の仕業だと感じる

 上記画像の左はキートン役のガブリエル・バーン、そして右側はキント役のケヴィン・スペイシー

 この5人は釈放されてからも、犯罪を繰り返すが、途中で謎の人物コバヤシ(ピート・ポスルスウェイト)と言う弁護士に出会うそして、実はコバヤシ(ポスルスウェイト)はカイザー・ソゼと名乗る伝説的な名前のマフィアの右腕であるキント(スペイシー)はカイザー・ソゼと言う名前を聞いたことは無いが、他の4人はカイザー・ソゼの名前を聞いてビビる
 コバヤシ(ポスルスウェイト)の話では、この5人が会うことは実はカイザー・ソゼの仕業であり、しかもこの5人は気付かないうちにカイザー・ソゼの品物を盗んだことがある事を聞かされる
 その話を船の爆破事件で生き残った男がカイザー・ソゼの名前を口に出し、クイヤン捜査官(パルテミン)もその伝説的人物の名前を聞いて驚くが、その話をキント(スペイシー)にぶつけると、カイザー・ソゼの存在をキント(スペイシー)も認めたのだった
 そして、さらにクイヤン捜査官(パルテミン)の尋問に対しキント(スペイシー)は更に話を進める伝説的存在のカイザー・ソゼの要求が、カリフォルニアに到着するアルゼンチンギャングの船を襲撃して爆破することどうやらカイザー・ソゼは、アルゼンチン・ギャングにコカイン取引を邪魔されているらしく、この要求を果たすと、今までのカイザー・ソゼに対する盗品はチャラにして、しかも船に積んでいる9100万ドルは5人に分け与えるという条件だったこの要求に対しフェンスター(デル・トロ)は逃げ出すが、銃殺されるその姿を見た、残った4人は仕方なくカイザー・ソゼの要求を実行しないと、自分達も殺されると思い船を襲撃し、船の爆破の結果、重傷した人物と、全く無傷のキント(スペイシー)の二人が生き残ったと言う話だった
 このカイザー・ソゼの名前を聞いたクイヤン捜査官(パルテミン)は、カイザー・ソゼの正体を、かつて同じような方法で死んだと見せかけたキートン(バーン)だと確信に近いものを感じるもう今頃キートン(バーン)は何処かに隠れてしまっただろうと思うのだ
 そして、キント(スペイシー)は釈放されるのだが・・・
 結局、どうしてキント(スペイシー)だけ無傷で生還しているのか、果たしてカイザー・ソゼとは一体何者なのか?、本当に存在するのか?僕の中では疑惑が更に進むのだが・・・
 僕はすっかり騙されてしまったこれだけ綿密に脚本がつくられていると、流石に僕が騙されるのは仕方ないこの作品はうまい映画だと思うね僕は感心したけれど、すでに見た人や、まだ見ていない人はこの映画をどう思うのかな見てない人は見てください

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
 



                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




 


 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 善き人のためのソナタ(2006) ベルリンの壁崩壊直前の東ドイツを描く、ヒューマンドラマ!

2008年12月21日 | 映画(や行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ

 僕はサッカーが好きだけれど、そういえば昔はドイツ代表(現在)のことを、西ドイツ代表と言っていたそして、ベルリンの壁が崩壊して、ドイツには西も東も無くなると同時、米ソにおける冷戦時代の終焉がきた
 第二次世界大戦におけるドイツの敗戦後は、ポツダム協定により、西側(米・英・仏などが主導)と、そして東側(旧ソ連:現在のロシアが主導)に分断されていた考えてみれば、日本も第二次世界大戦の敗戦国であるが、同じ敗戦国だったドイツという国も、アドルフ・ヒットラー亡き後も、混乱の時代が続いていたそして、今回はドイツの東側、つまり旧東ドイツだけれど、ソ連(現ロシア)と同様の共産主義国家における、監視国家であったことを暴いた映画が、今回紹介する善き人のためのソナタであるしかし、ベルリンの壁崩壊の年が1989年だったんだね僕だけが感じていることかもしれないけれど、あれからもう20年の時が経つんだと時の流れの早さを感じることもあるが、2006年になってやっと東ドイツ国家というのが描かれたのが、ベルリンの壁が崩壊されてから、17年の時を経てやっとこのような映画がドイツで製作されるようになったんだという思いもある
 ドイツという国が統一された後も、やはり人々は東ドイツの監視国家の影響というのが、長い期間において、人民が心理的に苦しんでいたことがわかるそして、今やっとドイツ国民が東ドイツでの出来事を公に口にすることが出来る時代が来たことの証明として、今回の映画が製作されたのだと思う
 本来ならもっと早く制作されても良かったと思うのだが・・・そこには、ドイツ人ならではの苦しみや葛藤がドイツ統一後も遭ったことを感じるね

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]

アルバトロス

このアイテムの詳細を見る


 それでは、ストーリーを紹介しよう1984年、東ドイツ国家に忠誠心をもっているヴィスラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ(画像下))は、シュタージ(国家保安省)において、ベルリンの壁を抜けて西ドイツへ行こうとする者、あるいは反国家体制者を拷問している

 ある日、同じシュタージの人物である上司(友人かな?)から、ドライマン(セバスチャン・コッホ)が演出している舞台劇を観に行く
 どうやらこのドライマン(コッホ)と舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)は恋人同士で同棲しているが、この二人は反体制国家主義の疑惑をもたれていた
 そして、ついにこの二人が留守の最中にヴィスラー大尉(ミューエ)を中心とするシュタージ達が、彼等のマンションに盗聴器を仕掛けるそして、ヴィスラー大尉(ミューエ)は自らの出世のために自分でドライマン(コッホ)とクリスタ(ゲデック)の反体制国家主義の証拠を得るため彼等の生活を盗聴することになるここでの、描写は東ドイツという国の恐ろしさを描いているねドライマン(コッホ)の部屋に盗聴器を仕掛けられたことを知ってしまった隣人ののおばさんも、監視国家の中で怯えていて彼等に盗聴器が仕掛けられたことを言い出せない現実が、当時の東ドイツ国家の監視国家という物を描いているね
 そして、ドライマン(コッホ)とクリスタ(ゲデック)はお互いに本を読んだり、ピアノを弾いたり、そして二人が愛し合っていることを盗聴器からヴィスラー大尉(ミューエ)は知るが、東ドイツ国家に忠実だった彼が、彼等の芸術の世界の素晴らしさに触れることにより、彼は芸術、そして自由の素晴らしさを感じてしまう
 そして、ヴィスラー大尉(ミューエ)は盗聴により、彼等が東ドイツに対する反体制国家者だあることを確信するが・・・

 この映画はお勧めの1本です最近僕もドイツの映画を観る機会が増えてきた
 ヒットラー~最期の12日間~(ブログ掲載)白バラの祈り(ブログ掲載)など、ナチスドイツをテーマにした作品を観たけれど、ドイツという国の歴史上の大きな傷跡として、ナチスだけの問題だけではなく、東ドイツにおける監視国家という問題も忘れてはいけないね昔、ドイツの映画で嘆きの天使や、西ドイツ制作としてブリキの太鼓という映画も観たけれど、この両作品は名作(僕は両作品とも、何処が名作なのかよくわからないけれどね)と呼ばれているけれど、やはりドイツという国の汚点をさらけ出した、今回の善き人のソナタといい、前述したヒットラー~最期の12日間~や、白バラの祈りの方が面白かったね
 なおこの映画の監督はフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクという、この善き人のためのソナタを監督した当時は33歳という若手監督ですこれからも期待出来る監督ですね
 そして、米ソ冷戦時代の象徴であったベルリンの壁を乗り越えて、東ドイツから西ドイツへ逃亡をはかった人がシュタージによって1,200人の人が命を落としたり、逮捕されたりした歴史上の事実を30年経っても、40年経っても永遠に記録されなければならない出来事だと思います

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
 



                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 酔いどれ天使(1948) 世界の黒澤はヒューマニズム作品も凄いね

2008年01月29日 | 映画(や行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ

 世界中に、日本で最も有名な日本人は誰か?と尋ねる。もしかしたら王貞治という答えが帰ってくるのだろうか彼が打ったホームラン数868本は、本当に凄い数字だ。しかし、アメリカの人たちはどう思っているんだろう。
 日本の今よりも、狭い野球場の記録なだけに、アメリカ人にとっては王貞治という、存在がどれだけ認識されているか。アメリカの野球場でなら868本もホームランを打てたかと聞かれると、無理だろう。恐らくその半分も打てないんじゃないかな

 そういう意味では、やはり黒澤明監督は凄い。彼の映画は世界中で認められている日本人が誇れる唯一の人物かもしれない。大体彼の映画は驚いたことに、まず日本で公開されると、映画評論家からの評価は高くない。しかし、アメリカやフランスでは、日本よりも評価がいつも高い。そして、その後にやっと日本の映画評論家も黒澤作品を認めるのである。日本の映画評論家は馬鹿だね
 ちなみにアメリカでは、よく今でも黒澤明の映画が公開されるが、終わった後はスタンドオペレーションが起こるそうだもし僕がその場に居たらどれほど日本人として、どれだけ誇りを感じるか

 黒澤作品といえば、アクション映画の凄さがよく言われるが、ヒューマニズム作品にも素晴らしい名作を残している僕は黒澤明の映画が好きで、たくさん観ているが、酔いどれ天使は初めて見る。

 さて作品の内容だが、貧乏医者真田(志村喬)が、手に傷を負った松永(三船敏郎)を、自分の病院に連れてきて、手を負傷している松永(三船)を治療する。医者の真田(志村喬)は、街の暴力団にも屈しないが、酒ばかり飲んでいる医者だ。しかし、腕はいい。そんな医者の真田(志村喬)がつれて来た松永(三船敏郎)は、今この街を牛耳っているヤクザだ
 真田(志村喬)は松永(三船敏郎)の手を治療した後、体の状態を診るが、どうやら肺結核に侵されていることを、確信する

 真田という医者はヤクザでも助けようとする医者なのである。一方、松永は酒を飲み、病がひどくなっていくのがわかる。別の医者でレントゲンを撮ったのを見た真田は松永に酒は絶対に飲むなと注意する。
 しかし、ついにこの街に松永の親分である岡田が帰ってくる真田の家では岡田から離れたがっている、岡田の女房を家に隠れさせている。
 そして、松永もついに真田の家で休む事になる。

 やがて、やくざ同士の縄張り争いに発展し、病に侵されている松永はついに、やくざの抗争に飛び込んでしまい死んでしまう。
 真田はやくざの世界を批難しながらも、松永を助ける事が出来なかったことに、無念さを感じるのである。


 上記の画像は、松永を慕う女から女の故郷へ一緒に行かないかと誘われる場面です。しかし、この後松永はやくざ抗争を起こし、死んでしまう。

 志村喬演じる貧乏医者が、やくざの三船敏郎を助けようとするが、戦後間もない時代まだ、死に方の美徳にこだわる三船がギラギラしている。
 一方、悪に屈しない貧乏医者の志村喬のやくざ世界に対する怒りが感じられて、ヒューマニズム映画にしては、迫力のある映画になっている。
 そんな中、真田の医者に通う女子高生(久我美子)の松永とは、反対に真田のアドバイスを聞いて病気が治っていくところに、迫力に満ちた作品の中で、一輪の花を咲かせている感じがいいね
 下記に黒澤明監督のヒューマニズム作品で僕が観た中で良かった作品を挙げます

天国と地獄<普及版>

東宝

このアイテムの詳細を見る


生きる

東宝

このアイテムの詳細を見る


羅生門 デラックス版

パイオニアLDC

このアイテムの詳細を見る


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 鎧なき騎士(1937) マレーネ・ディートリッヒ主演作品

2007年10月16日 | 映画(や行)
人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします。

 タイトルの鎧なき騎士ジャック・フェデー監督作品です。1937年の映画か、古いね
 いったい何年前になるんだえ~と今は2007年か?何と70年前の映画か!母さんですら、生まれてないのか
 この映画はジャック・フェデー監督作品だから、フランス映画かなと思ったが、イギリス映画なんだね。でも、随所にフランス映画っぽいところが出ていた。

 映画のラストシーンといえば、結構重要で、大ドンデン返しの映画とか、最後にびっくりさせる映画とか、結構ラストシーンが、印象に残っている映画が多いね。
 今まで僕が一番映画のラストシーンで印象に残っているのが、ジャック・フェデー監督外人部隊(1933年作品 日本公開1935年)という映画だ。この映画はもっと古くて1933年の映画か
 そういうことは、1933年の映画以来今まで外人部隊のラストシーンを越える映画が僕にとって、まだ現れていないと言う事だね
外人部隊 [DVD]

アイ・ヴィー・シー

このアイテムの詳細を見る

 まあ古い映画でしかも、フランス映画だからねあまり興味のわかない人が多いと思うけれど、観たら最後は切なくなるよお勧めの映画だから、もし観る機会があればみてください。
 この監督のほかの作品で観たのにミモザ館(1934)という映画も観ている。これも、名作と言われているが、あんまり僕には合わなかったな。外人部隊を観た後だけに期待が大き過ぎたのもあると思うけれど、年増の女が昔、子供同然に育てた男が成人になり、その昔育てた男に惚れてしまい、またその男には確か彼女がいたというような内容だったかな。もう15年ぐらい前に観た映画だから殆ど忘れているけれど、そんな内容だったと思う。名作と言われているので観る人によっては、感心するかもしれないけどね。また、既に観た事のある人は反論があるかもしれないね。
ミモザ館

ビクターエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

 どうも画像がなくてすいません。DVDは無い見たいですがビデオはあるようです。

 さて鎧なき騎士だけれど、マレーネ・ディートリッヒ(嘆きの天使、モロッコ、情婦など)ですが、この女優さんもいろいろと名作に出ています(一番上の画像がマレーネ・ディードリッヒのです)

鎧なき騎士 [DVD]

アイ・ヴィ・シー

このアイテムの詳細を見る


 内容はロシア革命が舞台になっており、ディードリッヒはロシアの伯爵家の家柄で、貴婦人の役であるが、ある日革命派の諜報員から爆弾のテロを受ける。まあ未遂に終わるのだが、革命派はみんなシベリアに送還される。
 しかし、時代は変りロシア革命がある日成功されてしまうと、これまでロシアの保守派たちは銃殺されたりする。そんな時シベリアに送還されてきた人たちは帰ってくるのだが、諜報員はディードリッヒ演じる貴婦人に惚れてしまい、助けようとして、一緒に逃避行に出てしまう。しかし、完全に逃げ切るのは、非常に難しいことだった何回もピンチを迎えるが・・・・

 この頃の、マレーネ・ディートリッヒは綺麗だね。1930年代は一番マレーネ・ディードリッヒが輝いていた時代かもしれないね。
 ビリー・ワイルダー監督の法廷映画情婦(1957)に出ていた時は流石に白黒映画でごまかそうとしたのだろうが、画像に載せている綺麗さはなかったからね
マレーネ・ディードリッヒが出ていた作品を下記に紹介しておきます

モロッコ [DVD]

ファーストトレーディング

このアイテムの詳細を見る


情婦 [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

このアイテムの詳細を見る



 とりあえずマレーネ・ディートリッヒの出演作品を挙げさせてもらったけれど、どれも名作と言われているけれど、僕的には笑いもある情婦がお勧めかな

 モロッコも最後のシーンは感動的だから、恋愛物がいい人はモロッコの方がお勧め

人気blogランキングへ    
     
人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします




                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ。





 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする